月のこよみ2021
誠文堂新光社は、2020年10月7日(水)に、相馬充氏監修による、ほっこり、かわいいイラストと装丁が毎年大人気の毎日の月の様子を感じながら、日々を過ごすのが愉しくなる「月のこよみ2021」を発売した。
かつて太陽が時計の役割はたしていた一方で、月はこよみの役割を担っていた。
毎日変化する月の形、朔 (新月)→上弦→望 (満月)→下弦→朔といった「朔望月(満ち欠け)」のサイクルを1ヵ月と数えていた旧暦では、月の変化は日々の生活に直接結びついていた。
「月のこよみ2021」では、満ち欠けの様子が一目でわかる2021年の「月の満ち欠けカレンダー」をはじめ、旧暦、二十四節気、毎日の月の出没時刻、毎月の星空、古来日本での月の呼び名など役に立つ情報を掲載している。
また、毎月それぞれ、その月に見ておきたい美しい月が見られる「おすすめお月見日和」の項目では、美しい月が見て楽しめる日時と、その様子を紹介。
2021年の「おすすめお月見日和」として2夜、紹介。
まず1夜目は5月26日。この日はスーパームーンで皆既月食が起こり、そのスーパームーンの大きな月が夜空で赤く染まり、絶景を目にすることができる。
2夜目は11月8日です。昼間に月が金星を隠す「金星食」が起こった後の夕方西の空、三日月にぴたりと寄り添うように煌煌と輝く金星があり、見てもきれい、写真に撮っても映える光景が現れる。
天体望遠鏡や双眼鏡などの特別な道具がなくても、誰もが眺めて愉しめる身近な星である月は、その存在を感じ、毎日ぼんやりと月を眺めるだけでも心が落ち着き、ゆとりのある時間を過せるようになる。
1年365日、毎日姿を変えていく月を実際に眺めて、愉しんでみるのも良いのでは。
2021年の月の満ち欠けカレンダーや、月の見える時間や方角、おすすめお月見日和など、月を愉しむための情報が満載。1年365日、毎日姿を変えていく月を、実際に眺めて愉しむためのガイドブック「月のこよみ2021」。
★2021年、1年間の月の満ち欠けカレンダー
★月面図(月の地名がわかる)
相馬充Profile●東京大学東京天文台助手・国立天文台助手・主任研究員を経て,現在,国立天文台助教。専門分野は位置天文学・歴史天文学。雑誌『月刊天文ガイド」や『天文年鑑』で天文現象や天文学についての解説記事を長年にわたり執筆。
「月のこよみ2021」目次
●「月のこよみ2021」の使いかた
●2021年のこよみ
2021年の月のニュース/2021年の二十四節気と七十二候/2021年1月のこよみ/2021年2月のこよみ/2021年3月のこよみ/2021年4月のこよみ/2021年5月のこよみ/2021年6月のこよみ/2021年7月のこよみ/2021年8月のこよみ/2021年9月のこよみ/2021年10月のこよみ/2021年11月のこよみ/2021年12月のこよみ
●月とこよみ
月とこよみ/細い月、まるい月、赤い月/月の和名/満月の十五夜/月をみつける/月の満ち欠け/月齢の数えかた
●2021年~2024年の月の満ち欠け
表紙裏 :2021年の月齢カレンダー/2021年の朔望月
裏表紙裏:月面図/月のデータ
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