良いお年を
今年も終わりを告げる。
年々、毎日を短く感じる速度は上がり、一年前もつい先日のようだ。
もはや昨日か、一か月前か、半年前か、起きた出来事に対する記憶は混濁の一途を辿る。
そう、老いは確実にやってきている。
死神はまだ見えないが、見えていないだけでもうすぐに隣にいるのかもしれない。
私の死期を見てニヤニヤ笑っているのか、死んだ魚の目の無表情なヤツのか、それとも狩りの猛獣のような瞳孔なのか、そもそも骸骨みたいに目がないかもしれないが、答えはまだ分からない。
ともかく今年も生きてこれた。
幸いなことにコロナと診断されることもなかった。
さて、今日は「大みそかだよ!ドラえもん1時間スペシャル」を観て、熱い風呂に浸かって一年の垢を落とし、年越しそばを食べながら「NHK紅白歌合戦」を観ようと思う。
今年も一年間、ご訪問、ありがとうございました。
皆さま、良いお年をお過ごしください。