mojiru【もじをもじる】

「mojiru」はこのブログ名。「もじる」は著名な言い回しに似せて表現すること。ブログでは、本・映画・グルメなどのヒット商品や気になったトレンドを文字をもじったりもじらなかったしながら、フォントを使ったり使わなかったりしながら取り上げていく。更新頻度は1日1回が基本です。[もじる使用例]1.吾輩は下戸である。お酒は飲めない。2.太閤がまずしかったから。3.棋士の一二三に惨敗。

乙一の世界観が爆発した「失はれる物語」

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失はれる物語

交通事故により、全身不随となって、五感の全てを失われてしまい、残ったのは右腕の皮膚感覚のみの主人公に対して、ピアニストだった妻は、彼の右腕を鍵盤に見立て、日々の想いを演奏で伝えていく「失われる物語」が表題。

そのほか、「Calling You」「手を握る泥棒の物語」「しあわせは子猫のかたち」「マリアの指」「ボクの賢いパンツくん」「ウソカノ」を収録した短編の天才・乙一の傑作短編集。

携帯電話を持っていない事がコンプレックスの女子高生が、頭の中に作った携帯電話にある日、電話がかかってくる『Calling You』は『きみにしか聞こえない』として、人の傷を自分や他人に移動できる能力を持って生まれてきた少年との友情の物語・『傷』は『KIDS』として、それぞれ映画化もされている。

良質な短編作品が多数収録されているが 一人暮らしの居住先の先住者、明るい幽霊の雪村さんと一匹の子猫との共同生活を描いたしあわせは子猫のかたちが自分は一番良かった。

▼失はれる物語 (角川文庫)

失はれる物語 (角川文庫)

失はれる物語 (角川文庫)

 

目覚めると、私は闇の中にいた。交通事故により全身不随のうえ音も視覚も、五感の全てを奪われていたのだ。残ったのは右腕の皮膚感覚のみ。ピアニストの妻はその腕を鍵盤に見立て、日日の想いを演奏で伝えることを思いつく。それは、永劫の囚人となった私の唯一の救いとなるが…。表題作のほか、「Calling You」「傷」など傑作短篇5作とリリカルな怪作「ボクの賢いパンツくん」、書き下ろし最新作「ウソカノ」の2作を初収録。(「BOOK」データベースより)

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