陸王
[オススメ度]
★★★☆☆
[出演]
役所広司、山﨑賢人、竹内涼真、上白石萌音、風間俊介、音尾琢真、和田正人、佐野岳、馬場徹、緒形敦、正司照枝、阿川佐和子、小籔千豊、桂雀々、志賀廣太郎、光石研、木村祐一、松岡修造、檀ふみ、キムラ緑子、市川右團次、ピエール瀧、寺尾聰
陸王はTBS系列の池井戸潤作品で、中小企業を舞台に熱意あふれる社長が奮闘する姿を描く作品ということで、どうしても下町ロケットが思い浮かぶわけだが、割り切って陸上競技版下町ロケットだと思って楽しめばよい作品である。
下町ロケットのキャストが豪華だったが、陸王も主演に役所広司、今をときめく人気俳優の山﨑賢人、竹内涼真といった豪華俳優陣による布陣のドラマになっていた。「アトランティス」営業部長のピエール瀧に「アトランティス」営業担当。「ダイワ食品」陸上部担当の小籔千豊の2人が良い味というか悪い顔を出している。ピエール瀧のラスボス感もそうだが小籔もケチな悪人面が良く似合っており、はまり役だった。
池井戸中小企業シリーズ×TBSの安定感のベタさはすでに水戸黄門を彷彿とさせる「陸王」
貧乏な中小企業がいて、それをいじめる大企業が登場。しかし最後は中小企業が情熱で大企業を凌駕するというこの構図。どっかで見たことあると思ったが間違いなく下町ロケットである。TBSは池井戸潤による原作小説を手に倍返し・半沢直樹で味をしめ、下町ロケットで21世紀の水戸黄門的ベタベタドラマコンテンツを確立したのだった。
そういうわけでドラマ自体は下町ロケットと何ら変わらなかったが、役者陣も芸達者だし、5歳からサッカーをはじめてヴェルディサッカースクール相模原、高校時代に東京ヴェルディユースに所属していた竹内涼真には陸上選手という役柄でも大きな説得力もあり、マラソンシーンは見応えもあった。なんだかんだ全10話しっかり見てしまった自分がいる。前回は宇宙で今回は陸上がテーマだったが、次はまた別のテーマでこのドル箱コンテンツを続けていくのだろう。
陸王で修造チャレンジ!
元プロテニス選手であり、スポーツキャスターであり、太陽神である松岡修造が12月3日放送の第7話から俳優として出演する。
松岡にとっては初のドラマレギュラー出演となり、「『陸王』は、日本の魂を感じさせる本気ドラマです。明日へ向かうための活力になるドラマの一員になれるよう本気勝負させていただきます」「まさに修造チャレンジ、自分を変える覚悟はある」と決意を示す声明を発表している。
太陽神・修造が演じるのはアメリカに本社がある巨大アパレルメーカー「フェリックス」の社長・御園丈治。礼儀正しく真っすぐな熱い男である一方で、ビジネスに対しては冷静に分析ができる敏腕社長という役で「こはぜ屋」の今後を占う重要な人物となるらしい。
どうしても下町ロケットとかぶる陸王であるが、下町ロケットと比べて一味足りないと思っていたら「帝国重工・宇宙航空部長財前道夫」の吉川晃司の醸す渋み成分が足りなかったのだ。竹内涼真では若すぎるし、寺尾聡は小汚すぎる、役柄的に…。熱すぎる太陽神・修造が財前感をどこまで出せるのか期待したいところ。
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熱さの裏にはこんな考えが!?
理想の上司No.1にも選ばれた松岡修造氏が、本当に上司になったらいったいどのようなことが起こるのか?
本書は、ある中小企業を舞台に修造氏が業績改善に奔走するという、ストーリー仕立てのビジネス自己啓発書です。
意外にも「僕は根性論が嫌いです。いわゆる、根拠や理論に裏打ちされていない根性論は」と語る修造氏。
プロアスリートとしての経験と哲学から、ピンチの克服方法、モチベーションの高め方などを伝えます。
装画は『課長島耕作』シリーズでおなじみの弘兼憲史氏による描き下ろし!
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「陸王 -ディレクターズカット版」は2018年3月30日発売!
2018年3月30日に「陸王 -ディレクターズカット版- Blu-ray BOX」が発売。特典映像には、メイキング、インタビュー集、SPOT集他となっている。また本編ディレクターズカット版を収録予定。
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埼玉県行田市にある足袋製造会社「こはぜ屋」。その四代目社長・宮沢紘一(役所広司)は、年々先細る足袋の需要から今日も資金繰りに頭を悩ませていた。
そんなある日、メインバンクである埼玉中央銀行へ、追加融資の相談に訪れた宮沢。なんとか今回の稟議は受け付けてもらえたが、融資担当の坂本(風間俊介)から、新規事業に踏み出してみてはどうかと提案をされる。
突飛な話だったためその場は軽く応えた宮沢だったが、「こはぜ屋」の存続がかかっているテーマだけに、真剣に考えはじめると、ほどなく、あるきっかけで新規事業について閃く。
それは、足袋製造会社としてこれまで培った技術が活かせる“裸足感覚"を追及したランニングシューズの開発だった。
早速動き出した宮沢は、スポーツ用品店の店主でランニングインストラクターの資格を持つ有村融(光石研)を坂本から紹介されると、有村は愛知県豊橋市で行われる国際マラソン選手権を見に行こうと宮沢を誘う。
学生時代にライバルとしてしのぎを削っていた実業団ランナー・茂木(竹内涼真)と毛塚(佐野岳)が出場することで話題となっている豊橋国際マラソンだ。
宮沢は息子の大地(山﨑賢人)とともに豊橋へ向かった。
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▼陸王【TBSオンデマンド】
1. 第一話 役所広司・15年ぶり連ドラ出演~倒産寸前の足袋屋が大企業と悪銀行に挑む!親子と仲間の愛で復活なるか
足袋製造会社「こはぜ屋」の社長・宮沢(役所広司)は、資金繰りに頭を悩ませる毎日。そんなある日、宮沢は今までの技術が生かせるランニングシューズの開発をひらめく。(C)TBS
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勝利を、信じろ。足袋作り百年の老舗が、ランニングシューズに挑む。このシューズは、私たちの魂そのものだ!埼玉県行田市にある老舗足袋業者「こはぜ屋」。日々、資金操りに頭を抱える四代目社長の宮沢紘一は、会社存続のためにある新規事業を思い立つ。これまで培った足袋製造の技術を生かして、「裸足感覚」を追求したランニングシューズの開発はできないだろうか?世界的スポーツブランドとの熾烈な競争、資金難、素材探し、開発力不足―。従業員20名の地方零細企業が、伝統と情熱、そして仲間との強い結びつきで一世一代の大勝負に打って出る!(「BOOK」データベースより)
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▼下町ロケット【TBSオンデマンド】
1. 第1話 ジャパン・ドリーム感動物語の誕生!!中小企業が大企業に勝負!涙…!夢とプライド
佃製作所の社長・佃航平(阿部寛)は、大手取引先から突然取引を中止され経営難に陥る。そんな中、大企業から佃製作所の持つ特許を買い取りたいとの話が持ち上がる。(C)TBS
1. 第1話 ジャパン・ドリーム感動物語の誕生!!中小企業が大企業に勝負!涙…!夢とプライド
佃製作所の社長・佃航平(阿部寛)は、大手取引先から突然取引を中止され経営難に陥る。そんな中、大企業から佃製作所の持つ特許を買い取りたいとの話が持ち上がる。(C)TBS
2. 第2話 池井戸潤・直木賞受賞作~娘の愛で20億買収の危機を救えるか15分枠大SP
一度は会社を手放す覚悟をした佃(阿部寛)だったが、真っ向から戦うことを決意。そんな中、大企業・帝国重工の財前(吉川晃司)らが現れ、意外な提案を口にする。 (C)TBS
3. 第3話 池井戸潤・直木賞受賞作~新たな敵・帝国重工が牙をむく!~
ナカシマ工業との訴訟において事実上の勝利を手に入れた佃製作所。だが一方で、江原(和田聰宏)ら若手社員は、危険すぎる決定をした佃(阿部寛)に反発する。 (C)TBS
4. 第4話 池井戸潤・直木賞受賞作~反撃開始!下請けの屈辱をはらせ!!
帝国重工への部品供給のテストが決まると、社員たちからは口々に不満の声が。そんな中、佃(阿部寛)のもとに宇宙科学開発機構の同期・三上(吉見一豊)から連絡が入る。 (C)TBS
5. 第5話 池井戸潤・直木賞受賞作~ロケット編完結涙と感動の打ち上げ
いよいよ最終テストの燃焼試験を残すのみとなった佃製作所。だが実験で、異常数値を示したバルブに問題があると帝国重工側から指摘され、佃(阿部寛)は原因究明にあたる。 (C)TBS
6. 第6話 池井戸潤・直木賞受賞作続編~NASAからの刺客!医療編へ
ロケット打ち上げ成功から3年が経ったある日、佃製作所に新規取引の依頼が舞い込む。予算が少なく、何の部品かは不明ということもあり、佃(阿部寛)は気乗りがしない。 (C)TBS
NR 言語: 日本語 再生時間: 46 分 初公開日: 2015年11月22日
7. 第7話 池井戸潤・直木賞受賞作続編~反撃開始!!町工場VS医療の野望
新型人工弁「ガウディ」の開発に挑戦することになった佃製作所だが、失敗が続いてしまう。一方、椎名(小泉孝太郎)は貴船(世良公則)に人工弁への参入を促す。 (C)TBS
8. 第8話 佃&財前、まさかの敗北…逆襲を狙え!!
帝国重工のコンペまであと3週間となったある日、富山(新井浩文)から燃焼試験の日取りを1週間早めてほしいと佃(阿部寛)に連絡が入る。佃は猛然と抗議するが・・・。※映像内のプレゼントの応募は、2015年12月14日締め切りとなります。終了している場合はご了承下さい。" (C)TBS
9. 第9話 最終回前15分拡大!!財前失脚…佃VS椎名!技術は嘘をつかない
人工心臓に続き、ロケットエンジンのバルブ供給までもサヤマ製作所に横取りされ、佃製作所は岐路に立たされる。そんなある日、咲間(高島彩)という女性が現れる。 (C)TBS
10. 最終話 裏切り者は許さない日本プライドを持て!ロケットの夢・人工弁の夢を打ち上げろ!!
PMEAの面談もパスし、新型人工弁"ガウディ"は順調な進展を見せる。一方、コアハートの現行バルブの実験記録を見た横田(バカリズム)は完璧すぎる数値に疑いを持つ。 (C)TBS
▼下町ロケット (小学館文庫)
研究者の道をあきらめ、家業の町工場・佃製作所を継いだ佃航平は、製品開発で業績を伸ばしていた。そんなある日、商売敵の大手メーカーから理不尽な特許侵害で訴えられる。圧倒的な形勢不利の中で取引先を失い、資金繰りに窮する佃製作所。創業以来のピンチに、国産ロケットを開発する巨大企業・帝国重工が、佃製作所が有するある部品の特許技術に食指を伸ばしてきた。特許を売れば窮地を脱することができる。だが、その技術には、佃の夢が詰まっていた―。男たちの矜恃が激突する感動のエンターテインメント長編!第145回直木賞受賞作。(「BOOK」データベースより)
▼下町ロケット2 ガウディ計画
ロケットから人体へ―佃製作所の新たな挑戦!前作から5年。ふたたび日本に夢と希望と勇気をもたらすエンターテインメント長編!! (「BOOK」データベースより)
「いだてん~東京オリムピック噺~」が「陸王」と設定とキャストが酷似
歌舞伎俳優の中村勘九郎と俳優の阿部サダヲが主演を務める2019年のNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」が「陸王」と設定とキャストが酷似しているようだ。
NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」の新キャストが11月1日に発表され、役所広司、ピエール瀧らの出演が決まった。
陸王で主役を務める役所広司の役柄は、中村勘九郎演じる主人公の1人である金栗四三の恩師。日本のオリンピック初出場のために奮闘する「日本スポーツの父」嘉納治五郎を演じる。
また「アトランティス」営業部長役を務めるピエール瀧は、大塚で足袋屋「足袋のハリマヤ」の店主黒坂辛作として金栗とマラソン用の足袋開発に二人三脚で取り組むことになる
ピエール瀧は「初めて聞く設定ではないな…と思いました」「どうして2作連続でマラソンの履き物を作らないといけないの」とコメント。
「陸王」との類似についての質問が及んだ制作統括の訓覇圭氏は「かぶっちゃってびっくり」「びっくりしちゃいました。でもそれも楽しいですよね」とコメントしている。
陸王で開発されたランニング足袋は実は存在している。モデルになったランニング足袋「無敵」
TBS系列で10月15日に放送された初回視聴率が14.7%だった日曜ドラマ「陸王」。
陸王はTBSの日曜ドラマで高視聴率をたたき出した半沢直樹シリーズや下町ロケットシリーズと同じ池井戸潤原作小説による時代の移り変わりとともに廃業寸前に追い込まれた老舗の足袋製造業者が再興をかけ、ランニングシューズの開発に挑戦する奮闘を描くドラマ。その「陸王」に登場するランニング足袋は実は本当に存在している。
製造販売しているのは陸王の「こはぜ屋」と同じ埼玉県行田市の足袋製造老舗「きねや足袋株式会社」。
行田は江戸時代、忍藩の城下町として発展し、300年前頃、江戸より足袋製法が伝えられ、その技術が広められ、その時の忍藩主・阿部豊後守忠喬により足袋製造が武士やその家族の仕事として奨励された。
足袋製造が発展の要因の中には、材料としての綿織物の八手が現在の羽生市や茨城県南西部地区から調達できたことや当時の宿場町として中山道の吹上宿等から江戸への販路確保ができたことがある。始めは作業用や旅行用として革製の足袋が使われてきたが、1657年明暦の大火後、革の高騰によりそれに替わり、木綿足袋が使われていくようになった。明治に入ると海外からの輸入品や文明開化により多くの機械が手に入り、技術も進み、銀行からの資金援助により、益々行田足袋産業が盛んになったという背景がある。
きねや足袋株式会社は創業1929年。
2013年に「ランニング足袋 きねや無敵」から発売している。
ランニング足袋MUTEKIは、伝統的な製法で仕上げた足袋そのものに柔らかくグリップ力の高い薄さ5mmの天然ゴムソールを手縫いで縫い付けた新しいタイプの履物。
従来の足袋型シューズやつま先の割れたデザインのシューズとは異なり、ソールにクッション等の保護材は一切使用せずに限りなく素足感覚に近づけている。MUTEKIを履いて走ると自然とつま先から着地するような感じになる為、人間本来の走り方を取り戻すツールの1つになる。またソールの削れ具合や地面をとらえる際の足の感覚により、ご自身の体重移動を把握することで、無理のない範囲で走り方の改善をサポートする。裸足系ランニングシューズが始めての人や足袋や地下足袋自体を履いたことが無い人は、室内での試し履きやウォーキングなどで、履き心地に慣れることから始めるのが良いらしい。慣れないうちから長距離を走ったり、急ピッチで使用又は無理なご使用を続けられると怪我や故障の原因となる可能性があるので注意が必要。
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ランニング足袋・MUTEKIは、高機能化しすぎた ランニングシューズこそが足周りの機能低下と 故障に起因するという常識を、覆す新発想のもとに 生まれました。 足本来の持つ機能を蘇らせると共に、その機能を 最大限に活かすことで怪我や故障しづらい、 理想的な歩き方・走り方を覚えることができ、 かつての飛脚がそうであったように 裸足で走る感覚を 習得出来ます。 日本伝統の老舗足袋メーカーの技術と、 プロベアフットランナーの経験をもとに共同開発を行い、 1つ1つ手作りで仕上げた、世界に誇れる 日本発ベアフット用ランニングシューズです。
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[マルゴ] 足袋型トレーニングシューズhitoe ベアフット 足袋型トレーニングシューズhitoe hitoe ゼブラグレー 26 cm
- 出版社/メーカー: MARUGO
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足本来の力を引き出す足袋型トレーニングシューズ。本来、足の指は、それぞれ機能をもち、全く異なる動きをしています。しかし、一般的なシューズではその動きにあわせることができず、足本来の機能は妨げられてしまいます。hitoeは、足本来の力を引き出すことに着目して誕生したプロダクトです。つま先が分かれた特徴的な足袋型フォルムは、親指と人差指に自由な動きをもたらし、地面をしっかりと掴む足指本来の動きを可能にします。また、普段使用していない足底筋膜が鍛えられることで、身体のバランスも取りやすくなり、パフォーマンス向上に役立つと考えられます。どこまでも機能的で、どこまでもシンプル。余計なものを極力排した「鍛える靴」。日本古来の「禅」の精神につながるものと考え「ヒトエ(単)」と命名しました。
1919年に地下足袋メーカーとして創業、現在では安全スニーカーや作業用シューズ等を生産。2010年には国内生産を復活、ワーク以外の分野においても新たな挑戦を続けている。社名の由来は「世界五大陸を制す」。