フォントワークスが新書体「あかかね」を目と耳で感じるスペシャルサイト公開
フォントワークスは、2022年9月にリリースした新書体「あかかね」を目と耳で感じるスペシャルサイトを公開した。
フォントワークス新書体「あかかね」
書体デザイナー・大崎善治氏による新書体「あかかね」は、縦画と外側の丸みが特長の書体で、主張がありながらどこか素朴でかわいらしい印象を持つ。特に漢字は同じ部品でも字によって少しずつ印象が異なり、それぞれのキャラクター性がユニーク。視認性とデザイン性を併せ持つので、様々な場面で使用できる。
▼書体デザイナー・大崎善治氏による新書体「あかかね」紹介記事
目と耳で感じる「あかかね」スペシャルサイト
「あかかね」の魅力を知ることができるスペシャルサイトがオープン。
新進気鋭のクリエイターである東條あずさ氏を起用し、「あかかね」のイメージムービーを制作。
太めの線でデザイン性と視認性が両立している点や、あえて細部を統一せず有機的な雰囲気を残すことで、賑やかな街中の看板などで広く使われる様子を表現している。
目と耳で「あかかね」の世界観を感じてみよう。
▼「あかかね」スペシャルサイトURL
▼書体デザイナー・大崎善治氏のインタビューはフォントワークス公式noteで公開中。
東條あずさProfile●同志社大学経済学部卒。カナダのVFSで3dアニメーションを勉強後、バンクーバーにあるvfx会社HydraulxでStranger Things2や映画Rampageに関わる。その後デジタルペイントアーティストととしてルーカスフィルム(ILM)にてTerminator Dark FateやAladdin、StarWars IXなどに関わる。その後アート部門に移動しコンセプトアーティストとしてBlack WidowやSpace Jam2や現在は未公開の作品に関わる。現在は独立してフリーランスとしてアメリカの長編アニメーション、日本のゲームなど様々なプロジェクトに関わる。
https://www.instagram.com/azuubanana/?
「あかかね」書体デザイナー 大崎善治Profile
書店勤務や写植オペおよびデザイン制作会社を経て、1999年よりフリーランスにて活動を開始。写植見本帳との出会いにより書体に興味を抱き、その後、数々の恵まれた出会いを重ね現在に至る。活版印刷を用いたタイポグラフィ作品から和文書体の制作と文字にまつわるデザインを幅広く行う。
「あかかね」が使える年間定額制フォントサービス「LETS」
「あかかね」は、年間定額制フォントサービス「LETS」で利用できる。あかかね以外でも人気の「筑紫書体」など高品位でバラエティ豊かなフォントがすべて使用できるフォントサービスです。多彩なラインナップで、日本語、欧文、韓国語、簡体字、繁体字、タイ、ヘブライなどの各種フォントを提供している。