ウィーン菓子図鑑 お菓子の由来と作り方
誠文堂新光社は、2022年10月12日(水)に、現地ウィーンのザンクトペルテン製菓学校で伝統菓子を習得した料理研究家、コンベルサッシオンの小菅陽子氏によるウィーン菓子のレシピ集「ウィーン菓子図鑑 お菓子の由来と作り方」を発売した。
ヨーロッパの歴史を映す、華麗なウィーン菓子の世界。
音楽や芸術の都ウィーンは、歴史あるお菓子の都でもあった。
ウィーンは、中近東やヨーロッパをつなぐ交易の中心地であり、アラブ諸国や東ヨーロッパの食文化の影響を色濃く受けている。
プスブルク家の歴史と深く関わりながら、周辺国の食文化の要素を取り入れつつ発展してきたのがウィーン菓子で、王や貴族に愛されてきた。
そんな歴史をひもときながら、魅力あふれるウィーン菓子を作ってみよう。
今田美奈子氏のアシスタントを経て、現地ウィーンのザンクトペルテン製菓学校で伝統菓子を習得した料理研究家、コンベルサッシオンの小菅陽子氏によるウィーン菓子のレシピ集。
「ウィーン菓子図鑑 お菓子の由来と作り方」では、作り方のほか、その歴史、由来などのエピソード、また本場のカフェ文化の紹介など、読み応えもたっぷり。
レストランやカフェで楽しむデザートから家庭的なお菓子まで、ウィーン菓子を網羅しており、レシピもできるだけ家庭で作りやすいよう工夫されている。
本場直伝のお菓子作りを楽しみながら、そのストーリーも味わうことができる「おいしい一冊」となる。
小菅陽子Profile●洋菓子・料理研究家。女子栄養短期大学卒業後、今田美奈子先生のアシスタントを経て、 ウィーン・WIFI製菓学校、スイス・リッチモンド製菓学校他、イギリスでシュガーアート、パリにてマリー・ドブリュイ氏に料理・テーブルアートを学ぶ。現在、「クッキングスタジオ・コンベルサッシオン」主宰。料理、お菓子教室、セミナー、テレビ、雑誌、商品開発などを行う。女子栄養大学生涯学習講師、「かんてんレシピクラブ」主宰。著書に『焼くだけ&ちょっと塗るだけNaked Cake』(小学館)、『0kcalからの寒天デザート』(主婦の友社)『とりわけ冷凍で親ごはん』(女子栄養大学出版部)ほか多数。クッキングスタジオ・コンベルサッシオン主宰
「ウィーン菓子図鑑 お菓子の由来と作り方」目次抜粋
Part 1
Kuchen, Torten und Schnitten クーヘン、トルテ、シュニッテン
ドボシュトルテ/リンツァートルテ/マラコフトルテ/ザッハートルテ/トップフェントルテ/エルトベア ザーネクレーム トルテ/…ほか
Part 2
Dessert 温かいデザート、冷たいデザート
モール イム ヘムト/アプフェルシュトゥルーデル/ミルヒラームシュトゥルーデル/カイザーシュマーレン/ザルツブルガー ノッケル…ほか
Part 3
Fermentierte Susigkeiten 発酵菓子とパイ
モーンシュトゥルーデル/ビュルガーマイスター/ブフテルン/ヌスボイゲル/ファッシングスクラプフェン/ダンプフヌーデルン…ほか
Part 4
Teegeback und Weihnachtsplatzchen テーゲベックとクリスマス菓子
バニレシャイベン/マンデルブロート/シュネーバレン/メリンゲン/ココマクローネン/ロレンティーナ シュニッテン…ほか
基本の生地の作り方
お気に入りテーブルウェア
私的ウィーン カフェ案内
ウィーン菓子らしさを生み出す材料6
ウィーン菓子の形状について8
クリーム、ソース、メレンゲについて
オーストリアの祝日と行事
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