ポルトガル菓子図鑑 お菓子の由来と作り方
誠文堂新光社は、2019年11月6日(水)にドゥアルテ智子氏著書による、カステラをはじめとした日本の洋菓子のルーツといえる「ポルトガル菓子」をレシピとともに101種紹介した「ポルトガル菓子図鑑 お菓子の由来と作り方」を発売した。
「ポルトガル菓子図鑑 お菓子の由来と作り方」では、ルーツは修道院の日本の菓子文化にも大きな影響を与えたポルトガル菓子の中から101種の歴史と作り方を徹底的に案内する。「ポルトガル菓子図鑑 お菓子の由来と作り方」を読むことで、菓子への理解がより深めることができる。
カステラをはじめ、日本の洋菓子は16世紀にポルトガルの宣教師たちによってもたらされたとされている。和菓子にも影響を与え、南蛮菓子と呼ばれるものはポルトガル菓子の影響を受けたものとなる。そのためか、ポルトガル菓子は日本人にとってどこか懐かしい味わいを感じさせるものが多数ある。また、20年ほど前に、マカオからやって来て日本でブームになったエッグタルトもポルトガル菓子のパステル・デ・ナタがルーツとなっており、ポルトガル菓子は日本になじみのある菓子が多い一方、日本であまり知られていない菓子も多数存在する。その起源が修道院にあり、卵黄をたっぷり使い、コクのある旨みが凝縮された甘さが特徴。同時に地方によって特色もみられる。
これらの菓子を101種に絞り込み、それぞれの歴史や物語を案内しているのが「ポルトガル菓子図鑑 お菓子の由来と作り方」。
菓子への理解をより深めるため、また実際に作ってみたい方のためにレシピも併記。ポルトガル菓子についてのコラムも織り込み、読み物としてもおもしろく、ポルトガルの菓子文化が丸わかりできる一冊となっている。
ドゥアルテ智子Profile●大学時代からポルトガル菓子を追い求め、1985年ポルトガルに渡り、菓子作りに携わる人たちと触れ合いながら、研鑽を重ねる。1996年、夫でありオーナーパティシエのパウロとともに、リスボン郊外にポルトガル初のカステラ菓子工房をオープン。2015年、京都市・北野天満宮横に『Castella do Paulo ポルトガル菓子店』開店し、ポルトガル菓子の普及に務める。ポルトガル菓子についての寄稿やテレビ出演多数。
「ポルトガル菓子図鑑 お菓子の由来と作り方」目次抜粋
A(アローシュ・ドース、アルゴラシュ)、B(べーバドシュ、ビスコイット・デ・オレーリャ、ボーラ・デ・ベルリン、ボラシャ・デ・セトゥーバル、ボーロ・ド・カッコ、ボーロ・レイ、ブローア・デ・ミーリョ)、C(カスターニャシュ・デ・オヴォシュ、コンフェイトシュ、コヴィレッテシュ)、E(エンパーダシュ・デ・フランゴ)、F(フィリョーシュ・デ・フォルマ、フィオス・デ・オヴォシュ、フォラ―ル)、M(マンジャール・ブランコ、マルメラーダ、マッサ・ソヴァーダ)、P(パォン・デ・デウス、パォンデロー・ミニョット、パポシュ・デ・アンジョ、パステイシュ・デ・バカリャウ、パステル・デ・ナタ、プディン・デ・レイテ)、Q(ケイジャーダ)、R(レブサードシュ・デ・オヴォシュ、ライヴァシュ、レブサードシュ・デ・オヴォシュ)、S(ソーニョシュ) ほか全101種
基本の生地とクリーム
道具と材料について
ポルトガル菓子ストーリーあれこれ
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ポルトガル菓子図鑑 お菓子の由来と作り方: ルーツは修道院。知っておきたいポルトガル菓子101選
- 作者: ドゥアルテ智子
- 出版社/メーカー: 誠文堂新光社
- 発売日: 2019/11/06
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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