「インドの手仕事、文字になる」展
ATELIER MUJI GINZAは、2019年12月20日（金）から2020年3月8日（日）まで、ATELIER MUJI GINZA Gallery2にて「インドの手仕事、文字になる」展を開催することを発表した。
「インドの手仕事、文字になる」展では、地域固有の文化とイノベーションが融合し、社会に新しい価値を生み出すインドのデザインにおいての文字をめぐる挑戦を紹介する。
インドでは、インドのグラフィック・デザイナーであるイシャン・コースラ氏により「タイプクラフト構想」というプロジェクトが2011年に立ち上げられた。「タイプクラフト構想」は、デザイナーとインド各地の工芸や民俗芸術の職人がワークショップ形式で、独自の英文書体を共同制作し、地域の生活に根ざした入れ墨、刺繍、陶芸、絵画など幅広い分野の職人たちと時間をかけてその特性や個性に合わせたワークショップを実施し、最終的にはインド全29州、それぞれ異なる書体の完成を目指している。
また、それらの書体をデジタルフォントとして製品化することは、デザインの可能性や職人である女性たちの新たな職域を広げる取り組みでもあり、これは近代化の波に消えゆくインドの手仕事を未来につなげる活動にも繋がっている。
タイプクラフト構想
2011年にインドのグラフィック・デザイナーであるイシャン・コースラ氏が立ち上げたプロジェクト。ワークショップ形式で、デザイナーとインド各地の生活工芸や民俗芸術にたずさわる職人が、独自の英字書体を協同制作。現地に赴き時間をかけながら多様な分野の職人と5個の書体を制作した。最終的にはインド全29州それぞれ異なる活字書体29種の完成を目指しており、それらの書体をデジタル化して商品に発展させる活動により、職人たちの新しい職域を広げようとしている。
http://www.typecraftinitiative.org/
『インドの手仕事、文字になる』展 概要
▼会期
2019年12月20日（金）～2020年3月8日（日）
10:00-21:00
※店舗休館の場合は、それに準じる。
▼主催
無印良品
▼企画協力
タイプクラフト構想
▼協力
福岡アジア美術館
▼グラフィックデザイン
大日本タイポ組合
▼施工
bibariki
▼企画・運営
株式会社良品計画 生活雑貨部 企画デザイン担当・無印良品 銀座 ATELIER MUJI GINZA
▼会場
無印良品 銀座6F ATELIER MUJI GINZA Gallery2（入場無料）
〒 104-0061東京都中央区銀座 3-3-5無印良品 銀座6F
▼関連イベント
展示会期間中、随時トーク、ワークショップを開催。詳細やお申し込みはATELIER MUJI GINZA公式ウェブサイトやSNSを参照。
〇ワークショップ「字ぃ散歩 銀座編」
銀座の街中を探訪し、都市に隠れた文字を探して写真で発表する。
▼日時
2020年1月12日（日) 午前の部10:30-12:00／午後の部 13:30-15:00
▼会場
無印良品 銀座６F ATELIER MUJI GINZA Loungeおよび銀座の街中
▼講師
大日本タイポ組合
▼定員
各回20名（要事前予約）
▼参加費
無料
▼講師Profile
大日本タイポ組合Profile●秀親と塚田哲也の2人で1993年に結成。日本語やアルファベットなどの文字を解体し、組合せ、再構築することによって、新しい文字の概念を探る実験的タイポグラフィ集団。ロンドン、バルセロナ、東京での個展、および国内外での企画展に参加。2015年 ギンザ・グラフィック・ギャラリーにて「字字字」展を開催。2017年「なんでももじもじ」（福音館書店）を出版。2019年4月町田市民文学館にて「文ッ字」展を開催。
※諸般の事情により開催中止または内容が変更になる場合は、公式ウェブサイトやSNSにて告知。
