mojiru【もじをもじる】

「mojiru」はこのブログ名。「もじる」は著名な言い回しに似せて表現すること。ブログでは、本・映画・グルメなどのヒット商品や気になったトレンドを文字をもじったりもじらなかったしながら、フォントを使ったり使わなかったりしながら取り上げていく。更新頻度は1日1回が基本です。[もじる使用例]1.吾輩は下戸である。お酒は飲めない。2.太閤がまずしかったから。3.棋士の一二三に惨敗。

カメラで読み取ったフォントを瞬時に判別する無料アプリ

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Adobe Capture CC

 

Adobe Capture CC

「Adobe Capture CC」は写真を撮影するだけで色、形、ブラシ、パターンなどの素材を作成できるアプリ。気になるものを発見したら、すぐにモバイルデバイスで撮影することで。写真からカラーを抽出したり、トレースしてベクターシェイプに変換したり、ユニークなパターンやブラシを作成したり、それらをAdobe Photoshop、Illustrator、Comp、Photoshop Sketchなどのアプリですぐに使用できるといった優れもの。そのアプリには、Adobe Sensei技術を使用して文字の形状を認識し、近似のフォントを検索する「近似フォント検索機能」があり、注目を集めている。

Adobe Sensei

人工知能(AI)と機械学習、さらにアドビの持つ膨大なコンテンツとデータアセットを使用し、世界最高峰のデジタルエクスペリエンスを支えているアドビマジックの正体が、Adobe Senseiですと公式サイトで謳っている。
Adobe Systems CTO 兼 クラウド技術担当 上級副社長 アベイ・パラスニス氏は、クリエイター向けのイベント「Adobe MAX」にて「クリエイティビティにおけるAIは、人間の創造性を奪うものではない。人間の創造性や知性を助ける役割を果たすことになる。Adobe Senseiがコンテンツをデザインしたりするのではなく、クリエイターがクリエイション活動をする時の手助けをAdobe Senseiが行なう」と述べている。
Adobe Senseiのデモでは、Photoshopによる、ポスターを作る時の音声認識を利用して対象となる写真をAIが探してきたり、探してきた写真からオブジェクトだけを抜き出してくりぬく時にこれまでであればマウスなどでデザイナーが複数ポイントを指定してくりぬいていたところをくりぬいて欲しいオブジェクトをデザイナーが指定するとAIがどこまでがそのオブジェクトなのかを判別してくりぬくというデモが行なわれていた。
つまりAdobe Senseiは現在のところ、クリエイターの作業の効率効率化を高め、負担を軽減してくれる存在になるようだ。

近似フォント検索機能

「近似フォント検索機能」の使い方はアプリを起動し調べたい文字をカメラで撮影するだけ。撮影する後、自動的に文字を読み取り、Adobeのフォントライブラリの中からそれに近いフォントを見つけてくれる仕組みになっている。読み取ったフォントは「Adobe Typekit」に保存することで「Adobe Creative Cloud」を経由して「Photoshop」や「Illustrator」などに送り使用も可能。
現在のところ残念ながら日本語フォントに関しては未対応。先日、「Adobe Typekit」に日本語フォントが大幅追加され、現在171フォントが使用可能になった事もあり、是非、今後のアップデートでの対応に期待したい。

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Adobe開発による「Adobe Capture CC」はiosアプリ以外にもGoogle Playでも無料でインストールできるアプリ。ただし使用にはAdobe IDやFacebookアカウントでのログインが必要となる。

 

Adobe Capture CC

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Adobe Capture CC - Adobe

Adobe Capture CCの特徴

ひらめきをその場で色や形に

モバイルデバイスで撮影した写真をカラーテーマ、パターン、シェイプに変換し、すぐにデザインで利用できる。Captureから直接Adobe Stock画像を検索、ライセンス購入することもできる。

ビデオプロジェクトのLookを作成
身の回りの風景、あるいはカメラロールやライブラリに保存された写真から、色彩や光をキャプチャし、ユニークなLookとしてビデオプロジェクトの編集に利用できる。

写真をブラシに変換
写真やグラフィックを、美しく高品質なカスタムブラシに変換できる。Photoshop Sketchでの作業中、直接Captureを起動して新しいブラシを作成すればすぐにそれがツールバーに表示される。

Creative Cloud ライブラリ
作成したカラー、シェイプ、パターンをCreative Cloud ライブラリに保存すればデスクトップおよびモバイルアプリケーションですぐに利用できる。パターンをPhotoshop CCに送り、加工してデザインの塗りつぶしパターンとして使用することも可能。

撮影した写真をベクターの素材に変換
写真の中のオブジェクトをすばやくベクターシェイプに変換できる。シェイプの詳細を指先で調整して、思い通りに仕上げることが可能。また、Illustrator Drawから直接Captureを起動し、作成したベクター素材をそのままデザインに適用することができる。
分割ビューでマルチタスク
分割ビューを使えば、ページを移動しなくてもCaptureとアセットがシームレスに切り替わるので、複数のアプリを同じ画面で並べて配置できる。

Adobe Capture CC

Adobe Capture CC

Adobe Capture CC

Adobe Capture CC

 

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Adobe Capture CC - Adobe

 

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Adobe製品情報 

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Adobe Creative Cloud コンプリート 2017年版 | 12か月版 | オンラインコード版

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PhotoshopやIllustratorを始めとするデスクトップアプリ。様々なモバイルアプリとクラウドならではのサービスを統合したトータル制作環境になっている。随時リリースされるアップデートを含め、これらすべてを追加料金なしの定額制で利用できる。

 

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Adobe Creative Cloudの学生・教職員個人版。アカデミック価格なので当然通常価格で購入するより安い。

 

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