岩石のきほん
誠文堂新光社は、2025年5月8日(木)に、下司信夫氏著書で斎藤雨梟氏イラストによる、「石はどうしてかたいの?」や「色や模様はどうしてできるの?」などの岩石に関する疑問を解決できる一冊『岩石のきほん』を発売した。
私たちの身の回りにある石。
つまり「岩石」をただの「石」だと思ってはいないだろうか?
実は、私たちの足元に転がる小さな石の一つ一つにも、地球の壮大な歴史が詰まっている。地球は岩石の塊といってもよいだろう。
岩石は地球の表面や地中で、長い時間をかけてマグマが冷えて固まったり、海底に砂や泥が堆積して固まったりしてつくられるが、岩石はそんな地球の営みが生んだ奇跡の産物。その構成物やでき方によって様々な形状や色が存在する。
また、岩石は、“石”“砂”“泥”など、さまざまな形や色によって名前を変え、あらゆるところに存在し、岩石の誕生、移動、消滅を繰り返しながら循環する。
私たちの生活に深く関わる岩石は、石材として利用されたり、時には災害を起こしたりする。
この本では、そんな岩石が、「どこで、どのようにしてできるのか」「どんな岩石があるのか?」など、岩石の奥深い魅力に触れながら、その知られざるストーリーを楽しめる。
想像を超える時間と空間でつくられる岩石には、地球の歴史がいっぱい詰まっている。
あなたも足元に転がっている石(岩石)に目を向けて、その壮大なストーリを探ってみよう!
下司信夫Profile●火山地質学者。九州大学大学院理学研究院・地球惑星科学部門教授。火山を中心に、日本国内や世界の火成岩を調査している。主な著作に「火山のきほん」(誠文堂新光社)、「火山全景」(誠文堂新光社)、「日本の地形・地質」(文一総合出版)がある。
斎藤雨梟Profile●イラストレーター・画家。主な著作に『火山のきほん』(誠文堂新光社)、『ふしぎなトラのトランク』(鈴木出版)、「マンガかんきょう玉手箱」(パイオニア株式会社web)がある。書籍・学校教科書・webなどでイラストを担当する傍ら個展・グループ展でも作品を発表中。
『岩石のきほん』Amazonでの購入はこちら
『岩石のきほん』楽天市場での購入はこちら
|