mojiru【もじをもじる】

「mojiru」とはこのブログのタイトルであり、主に著名な言い回しに似せて表現すること。ブログの特徴はサルでも書ける文章がモットー。[もじる使用例]1.吾輩は下戸である。お酒は飲めない。2.太閤がまずしかったから。3.棋士の一二三に惨敗。

もっとも作家に愛された書体「精興社書体」を取り上げた「文字と楽園~精興社書体であじわう現代文学」

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文字と楽園~精興社書体であじわう現代文学

雑誌『デザインのひきだし』(グラフィック社)「もじのひと」 で連載中の文筆家でレタリング技能検定中央試験委員を務める正木香子氏著書による「文字と楽園~精興社書体であじわう現代文学」が本の雑誌社から11月21日に刊行された。

 

精興社書体

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株式会社精興社Webサイト精興社書体ページより転載

精興社書体は、岩波書店や福音館書店のDTPや印刷を手がけている印刷会社「株式会社精興社」が開発した明朝体。

精興社の創業者・白井赫太郎のオリジナル書体開発への思いとその思いに共鳴した活字彫刻家・君塚樹石の卓越した技術協力により長い歳月を費やして完成した明朝活字。

書体の特徴は、ひらがなのやや細めかつ小ぶりでシャープな線質と独特のカーブを持つ美しさにある。また漢字と組み合わせた際、心地よいバランスを保つ事ができる。

▼「精興社書体」書体見本PDFはこちら

http://www.seikosha-p.co.jp/data/seikosha_fonts0706.pdf

 

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文字と楽園〜精興社書体であじわう現代文学

文字と楽園〜精興社書体であじわう現代文学

 

もっとも作家に愛された書体

戦後文学の金字塔、三島由紀夫『金閣寺』で使われた本文書体は、当時できたばかり、新しい時代に対応すべく徹底的にリデザインされた「精興社書体」でした。それまで見たことがなかったほど洗練されたフォルムをもつ新書体を得て『金閣寺』はまたたく間にベストセラーとなり、本作りの時代の変化を告げました。
それから30年──。精興社書体は、村上春樹『ノルウェイの森』で、本文だけでなくカバーの書名題字にも使われ、ハルキ・ワールドを膨大な数の読者の目に焼きつけることになります。
上品で静謐なしなやかさに特徴があり、岩波書店、新潮社、福音館書店、筑摩書房、みすず書房等々の人文アカデミズムや古典/現代文学、児童文学など数々のベストセラーや名作本をサポートしてきました。また、司馬遼太郎から堀江敏幸まで幾多の作家を魅了し、編集者やデザイナーなどの出版関係者、そしてなにより多くの読者に愛されているオンリーワンの傑作書体です。
本書では、親しまれながらもあまりスポットがあたってこなかった「精興社書体」を主役として、『文字の食卓』(本の雑誌社)で書体を読み解き注目を浴びた正木香子さんが、文字と言葉がおりなす深い味わいを伝えます。

 

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正木香子
文筆家。「文字の食卓」を主宰、レタリング技能検定中央試験委員。
1981年生まれ、福岡県出身。早稲田大学第一文学部卒業。
幼いころから活字や写植の書体に魅せられ、 〈滋味豊かな書体〉をテーマに各紙誌エッセイを発表している。

 

タイポグラフィの世界6の第2回で「精興社書体、完成までの6ヶ月 ~君塚樹石と活字の新時代~」が開講に!

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Copyrightc2016 "BASIC TYPOGRAPHY" editorial committee. All rights reserved. 連続セミナー「タイポグラフィの世界」6 全4回 「金属活字考」より画像を転載

 金属活字制作者・文筆家・活字史研究者を招いて書体の魅力と歴史を探る連続セミナー「タイポグラフィの世界6」の第2回「精興社書体、完成までの6ヶ月 ~君塚樹石と活字の新時代~」が2017年12月16日(土)に開講かれる。
「文字と楽園 精興社書体であじわう現代文学」の著者である正木香子氏と当時印刷された書籍を参照しつつ、精興社書体が徐々に完成していく姿を追うといった内容になっているようだ。

▼セミナー名
第2回 正木香子「精興社書体、完成までの6ヶ月 ~君塚樹石と活字の新時代~」

▼日程
2017年12月16日(土)

▼時間
13:00(開場)13:30~16:30

▼会場
阿佐ヶ谷美術専門学校 422教室

▼会費
2,000円(当日受付でお支払下さい)

▼定員
80名(完全予約制、定員になり次第締切)

▼詳細URL

visions.jp

 

▼連続セミナー「タイポグラフィの世界」6 全4回 「金属活字考」ページよりセミナー内容を転載
第2回 正木香子「精興社書体、完成までの6ヶ月 ~君塚樹石と活字の新時代~」
多くの作家や読者に愛されている精興社書体が現在のかたちになったのは戦後のこと。活字が「彫るもの」から「デザインするもの」へと移行する時代でした。
『文字と楽園 精興社書体であじわう現代文学』を上梓した正木香子さんと共に、当時印刷された書籍を参照しつつ、精興社書体が徐々に完成していく姿を追います。

正木香子氏のその他の著書

文字の食卓

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文字の食卓

文字の食卓

 

長く愛されてきた書体には、普遍的なリズムがある。身を委ねれば心躍る。石井中ゴシックはビスケットの文字、精興社書体は氷彫刻の文字、モトヤ明朝は発酵する文字…。滋味豊かな書体を集めた、世界にひとつだけの書体見本帳。【「TRC MARC」の商品解説】 

 

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本を読む人のための書体入門 (星海社新書)

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文字の味わい方がわかれば、本の読み方も変わる
この本は「書体」の入門書ですが、デザイナーなどの専門家がノウハウを学ぶためのものではありません。読書好きの「ふつうの人」が、文字の味わいを知り、自らの感受性を育むことで、本を読むことがもっともっと好きになるための一冊です。ぜひ、自分が大切にしている本を思い浮かべてみて下さい。そこに表れる文字を見て、あなたはどんな感情を抱いたでしょうか。何を想起したでしょうか。その書体の名前なんて、知らなくてもかまいません。大事なのは、決して目には見えない自分の心の動きに、敏感になること――。さあ、めくるめく書体の世界に飛び込みましょう。何気なく目にしていた文字の印象が、ガラリと変わるはずです。 

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「精興社書体」関連書籍

▼金閣寺

金閣寺 (新潮文庫)

金閣寺 (新潮文庫)

 

一九五〇年七月一日、「国宝・金閣寺焼失。放火犯人は寺の青年僧」という衝撃のニュースが世人の耳目を驚かせた。この事件の陰に潜められた若い学僧の悩み――ハンディを背負った宿命の子の、生への消しがたい呪いと、それゆえに金閣の美の魔力に魂を奪われ、ついには幻想と心中するにいたった悲劇……。31歳の鬼才三島が全青春の決算として告白体の名文に綴った不朽の金字塔。

 

▼ノルウェイの森 上 (講談社文庫) 

ノルウェイの森 上 (講談社文庫)

ノルウェイの森 上 (講談社文庫)

 

▼ノルウェイの森 下 (講談社文庫)

ノルウェイの森 下 (講談社文庫)

ノルウェイの森 下 (講談社文庫)

 

限りない喪失と再生を描く究極の恋愛小説!
暗く重たい雨雲をくぐり抜け、飛行機がハンブルク空港に着陸すると、天井のスピーカーから小さな音でビートルズの『ノルウェイの森』が流れ出した。僕は1969年、もうすぐ20歳になろうとする秋のできごとを思い出し、激しく混乱し、動揺していた。限りない喪失と再生を描き新境地を拓いた長編小説。

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