mojiru【もじをもじる】

「mojiru」はこのブログ名。「もじる」は著名な言い回しに似せて表現すること。ブログでは、本・映画・グルメなどのヒット商品や気になったトレンドを文字をもじったりもじらなかったしながら、フォントを使ったり使わなかったりしながら取り上げていく。更新頻度は1日1回が基本です。[もじる使用例]1.吾輩は下戸である。お酒は飲めない。2.太閤がまずしかったから。3.棋士の一二三に惨敗。

量子鍵配送技術の利用・運用の為の技術を概観できる一冊

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量子鍵配送: 基礎と活用法 (近代科学社Digital)

量子鍵配送-基礎と活用法-

インプレスグループで理工学分野の専門書出版事業を手掛ける近代科学社は2023年10月27日に近代科学社が著者とプロジェクト方式で協業する、デジタルを駆使したオンデマンド型の出版レーベルである近代科学社Digitalレーベルより、佐々木雅英氏監修、一般社団法人 量子ICTフォーラム 量子鍵配送技術推進委員会編者による、量子鍵配送技術の利用・運用のための技術を概観できる「量子鍵配送-基礎と活用法-」を発売した。

 

 

佐々木雅英Profile●国立研究開発法人情報通信研究機構オープンイノベーション推進本部

一般社団法人量子ICTフォーラム量子鍵配送技術推進委員会Profile●量子情報通信技術(ICT)の健全な発展を支援することを目的として、最新の研究開発成果や技術動向に関する情報交換、産学官連携と人材交流の促進、研究開発推進戦略の討議と提言を目指す団体。

 


「量子鍵配送-基礎と活用法-」内容紹介

「量子鍵配送-基礎と活用法-」は、量子鍵配送技術の概要とその利用および運用に必要な内容をまとめたもの。
第1章では、量子鍵配送(Quantum Key Distribution:QKD)の基礎と技術開発動向を概観。
第2章では暗号技術を取り巻く現状について整理し、その上でQKDの活用法について述べている。
第3章では、QKDの原理と仕組み、およびネットワークの構成法について説明し、QKDプラットフォームというサービス基盤の概念を導入した。
第4章ではすでに試験運用の段階まで来ているQKDプラットフォームを活用したセキュリティアプリケーションの事例を紹介。
最後に、第5章では、将来の応用に向けた展望と課題、特に分野連携で長期的に取り組むべき課題をまとめている。

 

▼量子鍵配送の基礎と最近の開発動向を概観




▼暗号技術によるセキュリティ強化の具体例を収録




▼量子鍵配送の長期的に取り組むべき今後の課題も解説



 


「量子鍵配送-基礎と活用法-」目次

第1章 QKDの基礎
1.1 量子鍵配送(QKD)の技術開発動向
1.2 QKDとは
1.3 QKDネットワークとは
1.4 QKDの標準化

第2章 暗号技術を取り巻く現状とQKDの活用法
2.1 情報通信インフラに対するセキュリティ脅威
2.2 耐量子安全性暗号
2.3 QKDの想定用途とメリット

第3章 QKDの技術的概要
3.1 暗号技術の安全性
3.2 QKDの原理と仕組み
3.3 QKDプラットフォーム

第4章 QKDを活用したセキュリティ強化の具体例
4.1 ネットワーク階層モデル
4.2 レイヤ1のセキュリティ強化
4.3 レイヤ2のセキュリティ強化
4.4 レイヤ3のセキュリティ強化
4.5 移動通信システムのセキュリティ強化

第5章 QKDの情報通信インフラへの応用
5.1 情報通信インフラのセキュリティについて
5.2 フォトニックネットワークとセキュリティ脅威
5.3 セキュアフォトニックネットワーク
5.4 ストレージネットワークへの展開
5.5 次世代多層防御セキュリティ技術に向けた今後の検討課題

付録
A.1 暗号技術の概要
A.2 BB84プロトコルで使われる4つの量子信号の状態表現
A.3 多層防御セキュリティ
A.4 次世代ネットワーク(NGN)

 


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