図解でよくわかる 根のきほん
誠文堂新光社は、2024年10月9日に、根研究学会著書による、植物の根について、その種類、構造、機能から品目ごとの特徴、樹種による違いがわかる本「図解でよくわかる 根のきほん」を発売した。
根研究学会Profile●「根研究学会(Japanese Society for Root Research)」は、1992年に「根研究会」(ねけんきゅうかい)として発足し、2013年に「根研究学会」(ねけんきゅうがっかい)と改称しました。通称は「根研(ねけん)」、英語の略称は JSRR です。国内外あわせて350人以上の会員が参加しています。
植物の根や、根に関連した植物・土壌・農業・環境保全などに関心をもつ人々の情報交換の場を提供するとともに、国内外の根研究の発展に寄与しています。なお、本会は日本学術会議の協力学術研究団体です。
根から世界を眺めてみる「図解でよくわかる 根のきほん」
根っこに関する情報や知識は、土の中に根があることからも、一般の人々が意識したり調べたりすることはあまりないが、「根」は食や環境を根底から支える植物の重要な部位となる。
食と環境の重要性が改めて増している現在にあって、今までにない切り口でとして、「根」から世界を眺めてみる必要があるのではないかと根研究学会は考えた。
「図解でよくわかる 根のきほん」は、植物の根に着目し、草本や木本植物・農作物の根について、根研究学会の会員が中心となり、各方面の専門家が詳しく執筆・解説・編集した書籍。
「図解でよくわかる 根のきほん」の内容
「図解でよくわかる 根のきほん」は、根の種類と共通構造、根の生物的な起源、植物による構造の違い、根の基本的な役割について、基本的な根の知識を身に付けることができる。
また、根と文化や食を支える根、イネ科やイモ類・根菜類・果菜類・葉菜類・花き・果樹など品目ごとの根の特徴について解説。
さらに、樹種による根系の違いについても解説していて、普段目にしない土の中の根の様子を知ることができる。
その他、「環境を支える根」の章では、「根」をみつめなおし、減災や気候変動への有用性を説き、最終章では「根の研究 最前線」について、宇宙と根・根と植物ホルモンなど、最新のトピックスを掲載。
植物の「根」に焦点をあてることで、自然環境や農業、造園などへの新しい視点を見つけることができるだろう。
また、根を知ることにより、土壌や肥料についても、より一層理解を深めることができるようになる。
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