mojiru【もじをもじる】

「mojiru」はこのブログ名。「もじる」は著名な言い回しに似せて表現すること。ブログでは、本・映画・グルメなどのヒット商品や気になったトレンドを文字をもじったりもじらなかったしながら、フォントを使ったり使わなかったりしながら取り上げていく。更新頻度は1日1回が基本です。[もじる使用例]1.吾輩は下戸である。お酒は飲めない。2.太閤がまずしかったから。3.棋士の一二三に惨敗。

貂明朝採用のオンライン知財データベース「知財図鑑」

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2020年度グッドデザイン賞を受賞した、オンライン知財データベース「知財図鑑」

知財図鑑により運営されるオンライン知財データベース「知財図鑑」が、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「2020年度グッドデザイン賞」を受賞した。
単に知財情報を紹介するだけでなく、社会に実装される活用方法を提示している点などを「知財への関心を高め、活用範囲を拡張する役割を果たした」として評価された。

 

知財図鑑とは

世界を進化させる可能性のある「すごい知財」に出会えるデータベースです。網羅性を重視した一般的な図鑑とは違い、新規事業への活用案をクリエイターが提案することを特徴としており、特許技術だけでなく、プロダクトやサービスから実用的なAPIまで、広義の「知的財産」を対象に編集を進めている。

chizaizukan.com


「知財図鑑」は、新規事業を創出することを目的とした、オンライン知財プラットフォーム。企業間の知財マッチングを促進するため、活用シーンを高解像度にビジュアライズする「妄想プロジェクト」や、知財説明会のオンライン配信などを実施してきた。
今回、知財図鑑が受賞したのはグッドデザイン賞の「産業向け意識改善・マネジメント・取り組み」カテゴリーとなり、バイアスにとらわれず、知財の活用シーンをクリエイターが考えるなど、これまでの知財プラットフォームには見られない取り組みの新規性やインターフェイスのデザイン性の高さが評価の対象となった。

 

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厳重に保護されていることが多い「知財」を一定の権利保護の下、幅広いユーザーへの利用を促進することにより、新たな知財活用のアイディアや新規事業プランが生み出されることを目的として知財図鑑は誕生した。
その際、単に知財の技術側面を紹介するだけにとどまらず、応用が有効な分野や事業アイディアをセットで紹介し、知財がもたらす「理想の未来像」を描くことで知財の可能性を拡張してきた。
知財図鑑は元々、クリエイティブ制作を主体とする株式会社コネルが母体となっていることもあり、様々なジャンルのクリエイターが「知財ハンター」として知財を探し、活用方法を妄想してきた。そうした研究者ではない、生活者の目線で知財をとらえていることが「知財への関心を高め、活用範囲を拡張する役割を果たした」という評価につながった。

 

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▼審査委員による「知財図鑑」評価コメント

単に特許の概要やポイントを紹介するだけでなく、社会に実装され、活用されることを意識してつくられている。個々の知財の価値を、具体的な活用ビジョンや将来像も含めて紹介することで、知財への関心を高め、活用範囲を拡張する役割を果たした。
思わず使いたくなるような見やすさと興味深い内容、インターフェイスの工夫も素晴らしい。休眠特許を掘り起こしなど、具体的な成果も出ている。今後、知財活用のプラットフォームとして定着し、多くのクリエイティブの誘発につながることを期待したい。



「知財図鑑」クリエイティブディレクター:宮田大氏

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コネルのクリエイティブディレクター・宮田大がブランドデザインを統括し、「知財業界において異端である」ことを意識したデザインを設計。「イメージビジュアルや未来を感じさせるイラストを使用し、活用方法のアイディアを湧きやすくしている」ことで、大手企業とのコラボレーションなど具体的な成果につながっている。今後も知財図鑑では、クリエイティブの強みを活かした知財活用に関するブランディングやコンサルティング、マッチング事業を推進していく。

 

 

 

「貂明朝」採用など、オンライン知財データベース「知財図鑑」デザインコンセプト

「知財」のイメージとして「取得しておかないと、競合他社にアイディアを奪われる」といったような「守り」のイメージがある。知財図鑑では「守り」から「知財を活用して、生かしていく」といった「攻め」のイメージを新たに付加できるように、現状の知財業界では見られないような「フラットかつ、グラフィカルな要素の強い」デザインを心がけ「知財界の異端」を目指した。

ただ、従来の知財の「スマート」「知的」というイメージは踏襲させるために、装飾を極力ひかえて合理的でシンプルなデザインにした。また「図鑑」の名の通り、検索しやすいUIや検索したいビジュアルになるよう心がけた。

例えばVIでは、インテリジェントな図鑑として前記のような「異端児感」を目指すために「箱組み」で構成し、フォントは強めで有機質の残る「貂明朝」を基本に採用した。

WEBサイト自体もそのトーン&マナーを引き継いで構築した。

 

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「貂明朝体」紹介記事

www.mojiru.com

 

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