ピノピノと おひるね
学研ホールディングスのグループ会社である学研プラスは、絵本から読みものへのステップアップ時期にオススメとなる4歳~小学校1年生、2年生向きの児童書籍「ピノピノと おひるね」シリーズを2019年9月19日に発売した。
「ピノピノとおひるね」発売記念、ブックハウスカフェにてクリスマスイベント開催!
学研ホールディングスのグループ会社である学研プラスが発売したかわいいくまの男の子の物語「ピノピノとおひるね」シリーズを題材とした無料イベントが2019年12月14日(土)に、こどもの本専門店 ブックハウスカフェ(東京・神保町)で開催される。
物語の文(翻案)担当の山本和子氏と一緒に、森のなかまのクリスマスリースづくりをしたり、ほっこりなごむよみきかせに耳をかたむけたり…、と購入した本に、山本和子氏のサインももらえるイベントになっている。
現代感をかねそなえたラブリーなさし絵に、短くそぼくな文。声にだしてよめば、そのやさしい音のひびきにいやされ、大人もやすらか~な気持ちになる。そんなノスタルジーを感じさせる童話シリーズ「ピノピノとおひるね」を、既に知っている人も多いだろう。2019年秋に発売したばかりの「ピノピノとおひるね」シリーズはすでに図書館や小学校のよみきかせ等で大好評で、おやすみまえの親子の時間の定番となっている、要チェックの作品。
▼ピノピノとおひるね(左:1巻、右:2巻) レトロクラシックなデザインは、大人の「童話好き」層からも高評価を獲得している。
▼1巻・2巻「ピノピノのテーマソング」より
▼1巻第1話「ちゃいろのこぐま ピノピノ」より
主人公のこぐま、ピノピノと森のなかまたちのキュートなクリスマスリースを手づくり!
『ピノピノとおひるね』シリーズは、イタリアの人気作家、ロベルト・ピウミーニ氏の原作をもとにした、幼児~小学校低学年向けの物語。日本語版にした際に文(翻案)を担当したのは、童話作家の山本和子氏。児童館で長い間、工作を教えながら、さまざまな時代のこどもたちと向きあってきた経験とセンスが、作品のすみずみにいかされている。よみやすい言葉をえらび、ていねいに文章をつむいでまとめた1話1話は、音読にも最適にしあがっている。
▼日本語版の文(翻案)を担当した山本和子氏
童話作家・山本和子Profile●横浜市生まれ。保育と文学を学んだ後、児童館に勤める。退職後もこどもに工作を教えながら、学年誌や園向けの月刊誌などで、創作童話、昔話の再話などを執筆。言葉のリズムや心地よさを考えたよみやすい文が、たくさんのこどもたちの心をとらえる。童話、絵本、合唱曲の作詞など、幅広く手がけている。
今回のイベントでは、山本和子氏みずから、この物語をよみきかせするほか、山本和子氏が工作の先生となって、ピノピノと森のなかまたち(くまの女の子や、りす、小鳥、もぐら、あらいぐまなど)のモチーフを使ったクリスマスリースのつくりかたを教える時間もある。つくりかたは、ちいさな子供でも楽しめるようにくふうされており、とってもかんたん。しあげにリボンなどを組みあわせたりして…どんなリースができあがるかはその人しだい。参加費無料なうえに、年齢制限もない。
※ちいさな子供には、大人のつきそいも必要。親子はもちろん、大人だけの参加も大歓迎。
できあがったリースは持ち帰ることができる。
▼主人公のピノピノ。くるくるカールしたまき毛がチャームポイント
▼くまの女の子、ルゥ。ピノピノとブルーベリーのしげみで出会う
▼あらいぐまのおじさん。ピノピノをからかってくる
▼ピノピノのおかあさん。やさしくて、ときどききびしい
「ピノピノのクリスマスかざりをつくろう」イベント概要
▼日時
2019年12月14日(土)
・第1回:14:00~ 約50分
・第2回:15:00~ 約50分
▼会場
こどもの本専門店「ブックハウスカフェ」中央ソファスペース
(絵本や読み物の書棚にかこまれたカフェスペース)
東京都千代田区神田神保町2-5 北沢ビル1F
TEL 03-6261-6177
▼会場は、絵本や読み物の書棚にかこまれた中央ソファスペース
内容:
1.ピノピノと森のなかまたちのクリスマスリースづくり
2.「ピノピノとおひるね」物語よみきかせ
3.本をつくった際のうらばなし
※ご購入いただいた「ピノピノとおひるね」の本に、山本和子氏がサインしてくれる
参加費:無料
年齢制限:なし
予約:不要
※各回とも会場が満員になりしだい、受付終了
ちっちゃなこぐまと 森のなかまの かわいい成長ものがたり「ピノピノと おひるね」シリーズ
「ピノピノと おひるね」シリーズは、昔なつかしい レトロクラシックな ストーリーと、雑貨みたいに 愛らしい絵がみごとにマッチした児童書籍。
▼ピノピノとおひるね1 第1話『ちゃいろの こぐま ピノピノ』より
ある朝の ことです。
おひさまは、まだ 顔を だしたばかりでした。
ピノピノは 岩に いる
ふしぎなものに 気づきました。
黒っぽい いろを しています。
ピノピノが いっぽ ちかづくと…、
すこし せが のびました。
「うふぁ!」
言葉のリズムを大事にした、短くて素朴な文。声にだしてよむと、やさしい音のひびきにいやされ、やすらかな気持ちになる…。
そんなおさないころのノスタルジーを感じさせる、童話のシリーズが完成した。
▼ピノピノとおひるね1 第1話『ちゃいろの こぐま ピノピノ』より
ユニークで無邪気な発想が多くの親子に愛されている、イタリアの童話作家ロベルト・ピウミーニ氏と、イタリアらしい、現代感とクラシック感の両方をかねそなえた美しいさし絵のアンナ・クルティ氏。ふたりの魅力がみごとにいかされた原書へ、童話作家である山本和子氏が、日本版オリジナルの文とアイディアをミックスさせてスタートしたのが、このシリーズ。
薄いペーパーバック仕様だった原書を、日本版ではきちんと感のあるハードカバーに変え、中ページの紙をやさしいクリーム色にした。さし絵の深みを強調した、レトロな「良書」の雰囲気が、こどもの「本を大切にしたい」心を引きだす。さらに、まだそれほど強く本への興味が芽生えていないこどもでも、物語に興味を感じられるようにと、登場する仲間がせいぞろいしているページや、クイズのページをプラス。
▼これから登場する森の仲間がかいまみられ、物語への期待が高まる
▼物語に登場したエピソードをおさらいするクイズ。親子でもりあがりたい!
主人公は「好奇心いっぱいで冒険好き」のくまの男の子「ピノピノと おひるね」シリーズ
ぽってりしたおなかと短い手足、そして、チャームポイントでもある、くるくるカールしたまき毛である主人公のピノピノは、対象読者である就学前後のこどもと、等身大(もしかしたら、すこ~し幼く感じるかも?)の男の子。両親が森へでかけているあいだのお留守番ちゅうに、森でさまざまなできごとに出会う。
第1巻では、今まで意識していなかった自分の影に、ある日気づいて、お友だちのようにあそびはじめたり、同年代のくまの女の子にであってドキドキしたり。さらには、おかあさんに「行ってはだめ」といわれた場所へ、がまんできずにいってしまったり…。
第2巻では、小鳥のおかあさんに出会い、地面でたまごをあたためてあげたり、生まれてはじめて人間のこどもに出会ったり…。
そんなふうに、お話が進むごとに行動範囲が広がり、すくすくと成長していく。やんちゃでピュアで、あぶなっかしい主人公を、ほどよい距離から温かく見守る両親のすがたにも、感じるものがありそう。
▼夜になって影が消えてしまったことを悲しむピノピノに、両親は…
▼相棒となるくまの女の子ルゥとの出会いは、ブルーベリーの実をほおばっていたとき
▼地面に落ちてしまった小鳥のたまごを守ろうと、ピノピノはおさない頭で一生懸命かんがえる
全4巻を予定している「ピノピノと おひるね」シリーズ
昔からよみつがれてきた名作にも通じる、人として「大切なこと」、人生や自然についての学びもたくさんもりこまれていて、おだやかに胸にほわ~んと広がっていく。ページをめくるうち、昔ながらの定番児童書のようで、実はちょこちょこと、こどもの好奇心をくすぐる新しいくふうがめぐらされていることにも気づくことだろう。
▼おはなしの後には、まめちしきのコラムページも。自然への理解や興味も深まる
ピノピノとおひるね1 くるくる まき毛
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ちっちゃなこぐまと 森のなかまの かわいい成長ものがたり
ある日とつぜん、じぶんの かげに 気づいて おどろいたり、
おかあさんとの やくそくを やぶった結果、しっぱいしてしまったり…。
おもわず ほほえむ おはなしが、4話も たのしめます。
自然の なかでの であいと はっけんと、まなびが いっぱい!
【この本に とうじょうする なかまたち】
●ピノピノ
ちっちゃな くまの 男の子。
くるくるカールした、赤茶色の まき毛が チャームポイント。
おかに ある ほらあなの おうちに すんでいて、
いろいろな ことに ちょうせんするよ。
●ピノピノの おかあさん
やさしくて、ときどき きびしい。
●ピノピノの おとうさん
まいあさ 森へ かりに でかけるよ。
●ルゥ
ピノピノが 森で であった
ちっちゃな くまの 女の子。
おかあさんと ふたりぐらし。
●リスの おにいさん
じまんやで、きいてもらいたがり。
ピノピノの いくさきに、よく とうじょうするよ。
●アライグマの おじさん
からかうのが すき。
ピノピノに、いじわるを してくる。
【おはなし1◆ ちゃいろの こぐま ピノピノより】
ある朝の ことです。
おひさまは、まだ 顔を だしたばかりでした。
「ん?これ なあに」
ピノピノは 岩に いる ふしぎなものに 気づきました。
ピノピノが いっぽ ちかづくと…、
すこし せが のびました。
「うふぁ!」
ピノピノが いっぽ とびのくと、
岩に いるものは、すまして もとの すがたに もどりました。
ピノピノは なんなのか しりたくて たまらくなりました。
…おだやかな言葉と、よみやすいテンポが心地よくて
どんどんよみすすめてしまう内容です!
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ピノピノとおひるね2 だいじな たまご
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ちっちゃなこぐまが 経験する 森での ナイショの できごと
木から おちてしまった ことりの たまごを、かわりに あたためてあげたり、
はじめて いったばしょで、にんげんの 男の子に であったり…。
すこしずつ 行動範囲が ひろがっていく ピノピノ。
まめちしきや クイズの ページも、たのしめます。
【この本に とうじょうする なかまたち】
●ピノピノ
ちっちゃな くまの 男の子。
くるくるカールした、赤茶色の まき毛が チャームポイント。
おかに ある ほらあなの おうちに すんでいて、
いろいろな ことに ちょうせんするよ。
●ピノピノの おかあさん
やさしくて、ときどき きびしい。
●ルゥ
ピノピノと なかよしの くまの 女の子。
おかあさんと ふたりぐらし。
●カルディナーレの おかあさん
木の うえの おうちで、たまごを 3つ うんだよ。
●キツツキの おにいさん
ルゥの おうちの そばの 木へ よく やってくる。
●ミケーレ
どうぶつと はなしが できる にんげんの 男の子。
●ティぺ
じめんの あなに すむ モグラの 女の子。
【おはなし1◆ だいじな たまご より】
「これ、おうちへ もってかえる! 」
くわえようと したときです。
ピノピノの 頭の うえから
フイッ フイィィ!
と なき声が しました。
「だめ! おねがいよ、こぐまちゃん。
わたしの たまごを もっていかないで」
みあげると、木の えだに ことりが とまっています。
「わたしは カルディナーレと いう とりの おかあさんよ。
こぐまちゃんは なんて いう おなまえ?」
「ぼく、ピノピノ」
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