ぞうのヘンリエッタさん
岩崎書店は、米国で人気上昇中の作家リズ・ウォン氏による子育ての愛おしい時間を描いた新作絵本「ぞうのヘンリエッタさん」を2019年4月9日に発売した。日本語訳は石津ちひろ氏が手掛けている。
作・絵:リズ・ウォンProfile●アメリカ合衆国ハワイ州ホノルル市生まれ。お絵かきとマンゴーの木に登るのが好きな少女時代を過ごす。小学生の時、学校で開かれたポスターコンクールで優勝したことをきっかけに、画家を志すようになる。デビュー作の絵本“Quackers”は、全米の読書キャンペーンJumpstart Read for the Record 2017年の1冊に選ばれ、約200万人に読まれた。現在、夫、息子とともにワシントン州エドモンズ在住。
訳:石津ちひろProfile●1953年愛媛県に生まれる。早稲田大学文学部仏文科卒業。フランス滞在の後、絵本作家、翻訳家、詩人として活躍。『なぞなぞのたび』(フレーベル館) でボローニャ児童図書展絵本賞、『あしたうちにねこがくるの』(講談社)で日本絵本賞、『あしたのあたしはあたらしいあたし』(理論社) で三越左千夫少年詩賞。絵本作品に『わたしのひみつ』(童心社)など、訳書に「リサとガスパール」シリーズ(ブロンズ新社)など、詩集に 『ほんとうのじぶん』(理論社)など多数。
「ぞうのヘンリエッタさん」ストーリー
「ぞう」なのに突然「がちょう」のひなを育てることになったヘンリエッタさんのお話。
ぞうのヘンリエッタさんは、しずかなくらしが好きだった。ある日、だいすきな湖の水の中にもぐったときのこと、うっかり、がちょうの巣に頭をぶつけてします。
頭の上に落ちてきたがちょうの卵に気づかず、うちへ帰ったヘンリエッタさん。
おおきなたんこぶだと思い、ほうたいを巻いたが、なんと、しばらくするとがちょうのひながかえったのだった!
突然、がちょうを育てることになったヘンリエッタさん。
静かな暮らしはがらりと変わるが…。
ぞうのヘンリエッタさんの子育てのドタバタ、体当たりの育児に注目。子育ての後に訪れた愛おしい時間 各世代が共感できる絵本!
子育てが始まったその日から、これまでの生活が一変する。ヘンリエッタさんが、特別大切にしていた朝の時間も、紅茶はパシャパシャと飛び散り、新聞はびりびりとやぶかれて…。
ヘンリエッタさんは、子育てにすっかり疲れはててしまうが、ひなが大きくなるにつれ、がちょうの生活を教えてあげようと、体当たりで育児に挑むことに。
知恵をしぼった驚きの変身、癒し効果抜群のヘンリエッタさんのイラストに注目。
そして、ドタバタの子育てのあと、ようやく訪れた静けさ。あんなに待ちこがれたひとりの時間でしたが、募るのは寂しさばかり。そんなヘンリエッタさんの前にあらわれたのは、なんと……!
「子育て」って、大変だけど、楽しい。
そう思わせてくれる、親と子どもが一緒にすごす愛おしい時間を描いた絵本。子育て真っ最中の人、子育てを卒業した人はもちろん、子供や独身、各世代におすすめの絵本にっている。
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子育ての後におとずれた、愛おしい時間。
ぞうのヘンリエッタさんは、思いがけず、
がちょうを育てることに。
ドタバタの子育てのあと、さみしくしていると、
がちょうが里帰りします。
なんと「孫」を連れて!
子どもはもちろんのこと、独身、
子育て真っ盛り、子育てが終わったあと、
それぞれに共感できるところがある絵本です。
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