ひみつがあります
やわらかく心地よい色づかいが大人気で、広告・雑誌・ステーショナリーから絵本まで幅広く活躍するイラストレーター・オリジナルブランド“ai”デザイナーでもあるイラストレーター・布川愛子氏が描くMOEのえほん最新刊「ひみつがあります」が2020年5月14日に発売された。
もりの どうぶつたちのふうがわりで すてきな「ひみつ」をあなただけにこっそり おしえます。
イラストレーター・布川愛子氏は、その美しく心地よい色使いと、動物たちのいきいきとしたかわいらしい姿は多くの人の心をひきつけている。そんな布川愛子氏の最新絵本である「ひみつがあります」は、うさぎ、カンガルー、りすなどさまざまな動物たちが持つ、ちいさな秘密を描いた作品で、大人から子どもまで、その愛らしい世界にたっぷりひたることができる。
布川愛子Profile●イラストレーター。2005年東京藝術大学美術学部デザイン科卒業。絵本、広告、書籍装画、ステーショナリーなどで国内外で活動。個展での作品展示会も行う。作品集に『HOLIDAY』(玄光社)、絵本に『ふしぎなふうせん』(中川ひろたか/文 鈴木出版)、『さんびきのくま』(神沢利子/文 フレーベル館)、『はるのワンピースをつくりに』、『あきのセーターをつくりに』(石井睦美/文 ブロンズ新社)『ちいさなはなよめぎょうれつ』(ナルツィザ・ジミホフスカ/作、足達和子/訳 偕成社)など。
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布川愛子氏イラスト「ちいさなはなよめぎょうれつ」Amazonでの購入はこちら
まどごしに、銀色のドレスをきた、かわいいはなよめのすがたがみえました。ひざまでとどく金色のかみに、レースのベールと銀杯花の花かんむりをのせています。となりに、ハトのように白いかみの、ながいひげをはやした父親がすわっていて、白テンらしい毛皮と、そろいのぼうしにすっぽりうもれています。うつくしい描写がちりばめられた、知られざる名作を絵本化。19世紀ポーランドの女流作家がのこした、宝物のようなおとぎ話。4歳から。
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