未来ビジネス図解 これからのデザイン思考
インプレスグループでデザイン分野のメディア事業を手がけるエムディエヌコーポレーションは、小山田那由他氏著書による、本物のデザイン思考のこれからがわかる新しい入門書「未来ビジネス図解 これからのデザイン思考」を発売した。
現代は、環境問題や経済のグローバル化、テクノロジーの発展、価値観の多様化、多様な人々の包摂など、さまざまな要因によって不確実性が高く未来が見通せない。
解決すべき明確な課題は少なくなり、多くの人に求められるものをより多く安価に届ける、といったビジネスは徐々に成り立たなくなってきている。
そのため、これまでにない新しいビジネスをつくる方法論が求められている。
その方法の1つが「デザイン思考」となる。
しかし一方で「うまく活用できない」という意見や「デザイン思考の次は何だ?」という声が増えてきた。
デザイン思考は、プロセス通りにやれば答えが出るような“魔法の公式”ではなく、「ヒトに寄り添い課題を見つけ、創造的に課題を解決するもの」。
このようなアプローチは、どう呼ぶか、どんなものか、よりも「どう行うか」が重要となる。
「未来ビジネス図解 これからのデザイン思考」本では、「デザイン思考」を理解し、利用したいと考える方のために、なるべくわかりやすく、実際に取り入れるための行動へとつなげられるような情報を紹介。
デザイン思考の概要、目的、方法を概観し、次にさまざまな領域の製品・サービスの事例を通してデザイン思考の実践に役立つヒントを考察。
そして、日々の業務にデザイン思考を取り入れるために、デザイン思考を取り巻く状況や取り組み方を紹介している。
小山田那由他Profile●株式会社コンセント サービスデザイナー/コンテンツデザイナー。HCD-Net 認定 人間中心設計専門家。東京造形大学視覚伝達専攻卒。デザイナーとしての経歴を生かし、デザイン思考、HCD(Human Centered Design)をベースに、サービスデザイナーとして企業・行政組織のサービス開発・改善支援を行う。公共分野でのサービスデザインアプローチを研究・実践するコンセント「PUBLIC DESIGN LAB.(pub-lab.jp/)」責任編集、HCD-Net 社会基盤SIG副主査、武蔵野美術大学ソーシャルクリエイティブ研究所 客員研究員などを務める。
「未来ビジネス図解 これからのデザイン思考」の内容
■PART1 デザイン思考とはなにか
そもそも「デザイン」とは「ヒトに寄り添った創造的な課題の解決」だ
デザイン思考のプロセス
いろいろな角度からデザイン思考を捉える
ポイントは「ユーザー中心に考える」ことと「つくりながら考える」こと
デザイン思考は「誰もが共にデザインする」ためのツール
デザイン思考があらためて求められる理由
「思考モード」を意識してデザイン思考に振り回されない
デザイン思考のプロセス:フェーズ
■PART2 デザイン思考のケーススタディー
医療用機器から考えるデザイン思考
家庭用ゲーム機から考えるデザイン思考
スマートホーム機器から考えるデザイン思考
携帯音楽プレーヤーから考えるデザイン思考
スーパーマーケットから考えるデザイン思考
遠隔医療サービスから考えるデザイン思考
損害保険から考えるデザイン思考
モビリティサービスから考えるデザイン思考
■PART3 デザイン思考の実践に向けて
デザイン思考を「使う」ために──状況と取り組み方
デザイン思考を取り巻く状況
具体的な取り組み方
終わりに:消えるデザイン思考
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