mojiru【もじをもじる】

「mojiru」はこのブログ名。「もじる」は著名な言い回しに似せて表現すること。ブログでは、本・映画・グルメなどのヒット商品や気になったトレンドを文字をもじったりもじらなかったしながら、フォントを使ったり使わなかったりしながら取り上げていく。更新頻度は1日1回が基本です。[もじる使用例]1.吾輩は下戸である。お酒は飲めない。2.太閤がまずしかったから。3.棋士の一二三に惨敗。

モリサワ Morisawa Fonts × Vaundy「置き手紙」

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モリサワ Morisawa Fonts × Vaundy「置き手紙」 書き下ろし新曲にてコラボ実現、77書体で描かれた「フォントの見本帳」MV

モリサワは、クラウド型フォントサービス「Morisawa Fonts」とマルチアーティストVaundy氏とのコラボレーションにより、2022年11月28日(月)に配信された新曲「置き手紙」のミュージックビデオ(以下MV)を制作した。

 

MVの中で、2022年10月にサービスを開始した「Morisawa Fonts」で提供している77書体が歌詞を彩っており、「フォントの見本帳」をモチーフにした多様な演出が施されている。

フォントは、文字の「声」のような存在で、声の大きさやトーンで聞き手の受け取り方が変わるように、多くのデザインの中から場面にぴったりのフォントを選ぶことで伝えたいメッセージの印象を変えることができる。そのような、フォントが持つ魔法の力を実感できるきっかけになればと、今回のMVを制作したとのこと。

楽曲は、今回のために書き下ろされたVaundy氏の新曲となる。
映像制作は、カンヌ国際広告祭(カンヌライオンズ)などの受賞実績もあり、多数のMV演出実績を持つクリエイティブディレクター・川村真司氏がCCOを務めるワットエバー(以下Whatever)が担当。監督にはキャラクターデザインやイラストレーションから映像ディレクションまで総合的に手掛ける牧野惇氏を招聘。

フォントの見本帳(Font Specimen)を彷彿させるMVということで、Font Specimen Music Videoと謳い、これを解説する特設サイトも公開。

Vaundy氏、川村氏、牧野氏に制作の背景や見どころを対談形式で伺ったインタビューを掲載しているほか、MV内に登場するすべての歌詞を、使われているフォントで掲載している。

MVと合わせてご覧いただき、お気に入りのフレーズやフォントを見つけてみてみよう。

 

▼コンセプト

 

本作「置き手紙」は、Morsawa FontsとVaundyさんのコラボレーションから誕生したFont Specimen Music Videoとなる。

フォントは、伝えたい言葉に込められた想いを強めたり、時には変えてしまうような魔法の力を持っている。「置き手紙」という歌で繰り返される「魔法の言葉」を巡る物語を、フォントが溢れる世界観で映像化した。
Vaundy氏のパワフルな歌声と、それを可視化したさまざまなフォントたちの、書体見本帳を舞台にした共演を楽しもう。

 

 

▼マルチアーティスト・Vaundy氏のコメント
普段からモリサワのフォントを使っていたので、今回コラボが実現して感慨深いです。これまではあまり作ってこなかった、文字を見せるMVになるということを意識して、歌詞を書き上げました。ブラックライトを使った「クラフトモーション」のシーンが気に入っています。密度が濃い素晴らしいMVが完成しました。

 

Vaundy Profile

現役大学生でありながら、作詞、作曲、アレンジを全て自分でこなし、デザインや映像もディレクション、セルフプロデュースするマルチアーティスト。代表曲は「東京フラッシュ」「不可幸力」などで、再生回数1億回を超える楽曲が7曲あり、男性ソロアーティストとしては日本歴代1位の記録を打ち出している。


▼クリエイティブディレクター・川村真司氏のコメント
まさに文字が主人公になっているMVになったと思います。文字が「膨らまされたり」「吹き飛ばされたり」することで感情を持って演じている様に見える表現ができました。Morisawa Fontsはクラウドでフルデジタル化した一方で、今回のMVはアナログにこだわったという、その対比が面白く、楽しんでいただけるのではと思います。

 

川村真司Profile

Whateverチーフクリエイティブオフィサー。数々のブランドキャンペーンをはじめ、テレビ番組開発など活動は多岐にわたる。Creativity「世界のクリエイター50人」、Fast Company「ビジネス界で最もクリエイティブな100人」、AERA「日本を突破する100人」に選出。


▼映像ディレクター・牧野惇氏のコメント

自分の得意とする「クラフト」を生かすために、新たに「クラフトモーション」という手法を編み出しました。歌詞を何度も読み返して表現に合う文字を選んで撮影しています。制作は想像以上に手間がかかり大変でしたが、その甲斐あって素晴らしいMVに仕上がりました。絵を使うことを意識的に減らしたことで、文字が絵になって見える作品になったと思います。

 

牧野惇Profile

実写・アートワーク・アニメーションの領域を自在に跨ぎ、総合的な映像制作を得意とする。国内外の受賞歴多数。代表的な実績に、YOASOBI「群青」MV、東京2020パラリンピック開会式映像ディレクター、第72回NHK紅白歌合戦オープニング演出などがあげられる。


▼Vaundy × Morisawa Fonts「置き手紙」Font Specimen Music Video 特設サイトはこちら

okitegami.morisawafonts.com


▼「置き手紙」MVはこちら

youtu.be

 

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