アイデンティティはだれのもの?
インプレスグループで電子出版事業を手がけるインプレスR&Dは、技術書典や技術書同人誌博覧会をはじめとした各種即売会や勉強会・LT会などで頒布された技術同人誌を底本とした商業書籍を刊行し、技術同人誌の普及と発展に貢献することを目指し最新の知見を発信する技術の泉シリーズ2021年5月の新刊として、鈴木研吾氏、合路健人氏著書による、日本初の分散型アイデンティティフレームワーク「Hyperledger Indy」の解説書となる「アイデンティティはだれのもの?」を発売した。
鈴木研吾Profile●大学および大学院で機械工学を選考し、大学卒業後はセキュリティベンダにて金融機関向けマネージドセキュリティサービスに携わる。その後、Fintech企業でセキュリティを軸としたアプリ開発・サービス基盤・社内基盤を担当。
合路健人Profile●情報系の大学で情報通信を専攻し、大学卒業後はWeb系企業でセキュリティプラットフォームの開発に携わる。その後、セキュリティベンダにて、認証基盤の開発やセキュリティ診断などを担当。
「アイデンティティはだれのもの?」発行主旨・内容紹介
ブロックチェーンHyperledgerとは、エンタープライズ向けブロックチェーンとして世界有数のコミュニティー。
IBMやアクセンチュア、マイクロソフトなどの大企業が参加しており、Linuxファウンデーションがサポートしている。
「アイデンティティはだれのもの?」は、このコミュニティーのフレームワークとライブラリのひとつであり、分散型アイデンティティ(Self-Sovereign Identity:SSI)を実現する「Hyperledger Indy」の日本初の解説書となる。
前半では、分散型アイデンティティどのような背景で生まれ、どのような問題を解決しているのかをやさしく解説している。
後半では、Hyperledger Indyと、その中からクライアント機能を切り出した「Hyperledger Aries」を使った学歴証明デモアプリケーションを使って、手を動かしながら分散型アイデンティティを学ぶことができる。
「アイデンティティはだれのもの?」は、次世代出版メソッド「NextPublishing」を使用し、出版されている。
「アイデンティティはだれのもの?」目次
第1章 デジタルアイデンティティの歴史
第2章 Self-Sovereign Identityとは
第3章 ユースケース ― 学位証明
第4章 Self-Sovereign Identityのコアコンポーネント
第5章 デモ
第6章 プロセス解説
第7章 Aries Protocol
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