フォントワークスが藤田重信氏の新書体「筑紫RMミン」を発表
フォントワークは、2024年3月21日に、フォントワークス筑紫書体シリーズの最新作となる和文書体「筑紫RMミン Std B/E」をリリースしたことを発表した。
「筑紫RMミン Std B/E」は年間定額制フォントサービス「フォントワークス LETS」「学生向けフォントワークス LETS」で、追加料金なく利用できる。
▼フォントワークス LETS
藤田重信Profile
1957年福岡県生まれ。1975年、写真植字機の株式会社写研文字デザイン部門に入社。1998年、フォントワークス株式会社に入社し、数多くの書体開発をする。2004年に筑紫書体を生み出し、2017年に筑紫書体シリーズがグッドデザイン賞受賞。その他多数デザイン賞を受賞。2016年、NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」に出演。
著書に『文字のデザイン・書体のフシギ』(2008年刊、左右社)。今年1月には新刊『筑紫書体と藤田重信』(パイインターナショナル)を発売。
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筑紫RMミン
「筑紫RMミン」は、線の太さのコントラストが美しい、レトロモダンな雰囲気の書体。
ポップやカジュアルになりすぎず、クリエイティブに気品を添えながら魅力的でファンシーなイメージを体現できる。
可読性を保ちながらも遊び心があり、書籍の装丁やパッケージデザインなどの紙媒体からリリックビデオなどのデジタルコンテンツまで幅広く使用できる。
ウエイトは、BおよびEの2ウエイト展開。