大阪・関西万博「大阪ヘルスケアパビリオン」展示ディスプレイにモリサワの「ゴシックMB101」などのフォントが採用
モリサワは、大阪府と大阪市などが出展する「大阪ヘルスケアパビリオン Nest for Reborn(以下、大阪ヘルスケアパビリオン)」のサポーターとして、フォントを提供することを2025年2月20日に発表した。
大阪ヘルスケアパビリオンは、オール大阪の知恵とアイデアを結集させ、訪れた人々が「いのち」や「健康」、近未来の暮らしを感じられる展示を実現するとともに、大阪という都市の活力・魅力を世界のより多くの人々に伝えることを狙いとしたパビリオンとなる。
誰もがわくわくしながら、驚きや新たな発見に満ちた感動が味わえるとともに、体験や共創を通じて、深く心に記憶され、新たな行動につながるような参加型のパビリオンを目指している。
大阪ヘルスケアパビリオンで使用されるフォントは、会場の平面サインに「見出ゴMB31」「太ゴB101」、アプリケーション用組込みフォントに「ゴシックMB101 B」「UD新ゴ ハングル」の採用が決定。
見出ゴMB31、太ゴB101、ゴシックMB101は、写真植字(写植)書体としてのルーツを持ち、安定した力強さや風格を兼ね備えたゴシック体。
オーソドックスなデザインで汎用性が高く、サインや見出しから本文組まで、さまざまな用途に使いやすいフォントとなる。
またUD新ゴ ハングルは、造形的なバランスを保ちながら、和文のUD新ゴと同様にふところを広くして、縦横どちらの組み方向でも読みやすいように設計したUD(ユニバーサルデザイン)フォントです。高い視認性と可読性により、公共の場での情報伝達を支援。
モリサワの2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)への協賛について
モリサワは、2023年7月に公益社団法人2025年日本国際博覧会協会と「大阪・関西万博PRブロンズパートナー」として協賛契約(広報・プロモーション参加)、2024年5月にフォント提供に関する協賛契約の締結を発表しており、大阪・関西万博の会場サインや公式アプリ、パンフレットなどで使用するための各種フォントも提供している。