まほうのハッピーハロウィン
ブロンズ新社は、石津ちひろ氏が文、岡田千晶氏が絵を担当した、恥ずかしがりやの男の子・あきとにかけられた不思議な魔法を描いた、いつもとちがう自分になれる絵本「まほうのハッピーハロウィン」を2020年8月27日(木)に発売した。
ハロウィンのパレードに初めて参加したちょっと恥ずかしがりやの男の子・あきとと、年上のいとこの女の子・みのり。子どもたちだけで近所の家々を回る夜の高揚した気分と、なかなか一歩を踏み出すことができないもどかしさ……。
子どもの揺れ動く心情を、詩的で繊細なことばと、光と影のコントラストが美しい絵でみずみずしく描いた。
文・石津ちひろProfile
愛媛県生まれ。絵本作家、詩人、翻訳家。『なぞなぞのたび』(フレーベル館)でボローニャ国際児童図書展絵本賞受賞。回文、なぞなぞなど言葉遊びの絵本も多い。作品に『くだもの だもの』(絵・山村浩二/福音館書店)『バレエのおけいこ』(絵・庄野ナホコ)訳書に「リサとガスパール」シリーズ(以上、ブロンズ新社)など多数。
絵・岡田千晶Profile
大阪府生まれ。光と影を繊細に表現する独自のタッチで、絵本の世界を描きだす。ポローニャ国際絵本原画展2010入選。作品に『あかり』(文・林木林/光村教育図書)、『ちいさな魔女とくろい森』(文・石井睦美/文渓堂)『ゆめのとびらをひらくとき』(文・カール・ニューソン/岩崎書店)『ざしき童子のはなし』(文・宮沢賢治/ミキハウス)など多数。
「まほうのハッピーハロウィン」あらすじ
子ども会のハロウィン祭りで、みのりはお手製の衣装を作り、足どりも軽くパレードに参加する。
一方、初参加のあきとはみんなと一緒に「トリック オア トリート」と叫ぶことができず、うつむくばかり。
そこでみのりはあることを思いついた。
さあ、あきとは一歩を踏み出すことができるだろうか?
ハロウィンの夜だからこその特別な魔法が、あきととみのりに小さな奇跡を起こす。
▼子どもたちの生き生きとした表情が魅力的
▼横浜の住宅街で実際に行われているハロウィン祭りを取材して描かれた
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