あそべる! 通じ合う! てづくりAIロボット
誠文堂新光社は、2022年7月5日(火)に、牧野浩二氏、和田義久氏、西崎博光氏、吉田拓史氏、ユカイ工学著書で、「子供の科学」特別編集による小学生から始められるロボットを楽しくつくりながらAIが学べるプログラミング本「あそべる! 通じ合う! てづくりAIロボット」を発売した。
小学生が自分の力でロボットをつくり上げて、AI(人工知能)を使ったプログラミングでロボットを動かすことができるロボットプログラミングの入門書が登場した。
手軽なキットで、初めてでもつくりやすく、親しみやすい2種類のロボットをつくる。
ロボットができたら、初心者でも使いやすいビジュアルプログラミング環境を使って、AIで動くロボットにしていく。
初めてでも取り組みやすく、高度なAIプログラミングまで体験できる、初心者でも、プログラミング経験者でも満足のいく内容となっており、また、夏休みの自由研究にも役に立つ一冊となる。
2種類のロボットは、「画像認識」、「音声認識」、「ポーズ認識」のAIプログラムと組み合わせることで、まるで自分と通じ合っているようなコミュニケーションロボットになる。
例えば、笑いかけたら喜ぶ、名前を呼んだらそばに寄ってくる、手を上げたら真似をするといったことができるようになる。
少し工夫をすれば、誰かの顔を見たらドキドキするといったこともでき、一緒にいて楽しいロボットをつくることができる。
ロボット工作キット「ユカイな生きものロボットキット」と、プログラミングや無線操縦ができるモジュール「ココロキット」、「ココロキット+」を使ってロボットをつくる。
キットのほかにはプラスチック段ボールや紙コップなど、身のまわりにある材料でできる手軽さで、紙工作を応用すれば自分だけのロボットをつくることもできる。
ロボットを動かすプログラムは、スクラッチを応用した初心者でもつくりやすいビジュアルプログラミング環境で、AIプログラムは「Teachable Machine」でつくります。両方ともウェブブラウザーから使うことができる。
紹介しているAIロボットのプログラムは約15種類。ロボットが動くしくみから、AIのしくみまで、つくりながら学んでいくことができる。
牧野浩二Profile●山梨大学大学院総合研究部 准教授
和田義久Profile●ロボットエンジニア
西崎博光Profile●山梨大学大学院総合研究部 教授
吉田拓史Profile●株式会社NHKエンタープライズ プロデューサー
「あそべる! 通じ合う! てづくりAIロボット」特徴
・ロボットをつくり動かすことで「動きのしくみ」、AIプログラムで「AIのしくみ」を学ぶことができる。
・ロボットは安価で入手しやすいロボットキットと、身のまわりにある材料で手軽につくれます。紙工作を応用すれば、オリジナルのロボットも簡単につくることができる。
・ロボットのプログラムは、使用するロボットキットが含まれる教材シリーズ「kurikit」専用のビジュアルプログラミング環境を使います。子供たちになじみのあるブロックを組み合わせるもので、プログラムが初めてでも簡単に使うことができる。
・AIは画像認識、音声認識、ポーズ認識について、基本的なものから、2種類のAIを組み合わせての使い方まで解説しており、プログラミングのスキルアップをしていくことができる。
・「あそべる! 通じ合う! てづくりAIロボット」のサポートサイトでは、本書で紹介しているプログラムファイルの提供や関連サイトへのリンク、「あそべる! 通じ合う! てづくりAIロボット」内容の補足情報など、参考になる情報を掲載している。
https://www.kodomonokagaku.com/airobot
「あそべる! 通じ合う! てづくりAIロボット」目次抜粋
この本の使い方
保護者の方へ
Part1 ココロキット、ココロキット+でロボットをつくろう!
1 AIロボットづくりにチャレンジ!/2 ココロキット、ココロキット+の使い方/3 ココロキット、ココロキット+でロボットをつくろう
Part2 プログラミングでAIロボットに変身させよう!
4 AIを使ってみよう/5 AIロボットのしくみを知ろう/6 画像を使ったAIロボットをつくろう/7 音を使ったAIロボットをつくろう
8 ポーズを使ったAIロボットをつくろう/9 AIのトレーニングをやり直す方法
Part3 もっといろいろなAIロボットをつくろう!
10 LEDを使ったAIロボットをつくろう/11 音と画像をいっしょに使ったAIロボットをつくろう/
12 ココロキットとココロキット+を同時に使ったAIロボットをつくろう/13 AIロボットと画面をいっしょに動かそう
14 トラブルシューティング
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