司書教諭による情報メディア活用 生涯学習の扉を開くために
インプレスグループで理工学分野の専門書出版事業を手掛ける近代科学社は、2021年8月27日に、近代科学社が著者とプロジェクト方式で協業するデジタルを駆使したオンデマンド型の出版レーベルである近代科学社Digitalレーベルより、西巻悦子氏著書による、司書教諭講習科目の「学校図書館メディアの活用(2単位)」のねらいと内容に基づき、司書教諭養成のためのテキストとしてまとめた「司書教諭による情報メディア活用 生涯学習の扉を開くために」を発売した。
西巻悦子Profile
1974年から2010年まで東京都立高等学校国語科教諭
2003年 東京学芸大学大学院教育学研究科修士課程修了 教育学修士
2003年から司書教諭、2008年から主幹教諭を兼任
2016年 筑波大学大学院図書館情報メディア研究科後期博士課程単位取得満期退学
現 在 昭和女子大学非常勤講師、早稲田大学非常勤講師、秋草学園短期大学非常勤講師
所属学会
日本図書館情報学会
日本学校図書館学会
International Association of School Librarianship
特定非営利活動法人 大学図書館支援機構
著書
『学校図書館の役割と使命』(近代科学社Digital,2021)
「司書教諭による情報メディア活用 生涯学習の扉を開くために」内容紹介
「司書教諭による情報メディア活用 生涯学習の扉を開くために」は、前著『学校図書館の役割と使命 学校経営・学習指導にどう関わるか』(978-4-7649- 6019-0 近代科学社Digital 2021)に続いて、司書教諭講習科目の「学校図書館メディアの活用(2単位)」のねらいと内容に基づき、司書教諭養成のためのテキストとしてまとめた一冊。
「司書教諭による情報メディア活用 生涯学習の扉を開くために」のねらいは、実際の学校現場での司書教諭の職務遂行に役立てようとしたところにある。
情報とはinformation(知識や案内)であるとともにintelligence(知性・叡智)でもあります。学校図書館資料を利用して得られた知識を評価判断し、叡智にまで高めて問題解決にあたることが必要となる。
情報メディアの活用を通じて、問題を設定し、問題解決を経て叡智に転換した事柄を発信し、さらなる情報知識を得るという叡智の蓄積サイクルが作られる。
そのプロセスと方法を学ぶ。
「司書教諭による情報メディア活用 生涯学習の扉を開くために」目次
第1章 学校における情報教育と学校図書館の情報メディア
1.1 情報教育と学校図書館
1.2 学校図書館メディアの種類と特性
1.3 情報への接し方
1.4 電子メディア選択の視点
1.5 学校教育と著作権
第2章 学校図書館における情報メディアの活用と授業
2.1 情報メディアの検索
2.2 学校図書館の情報メディアを活用するためのサービス
2.3 情報メディアを使った学習の指導
2.4 プレゼンテーション資料作成と発表
2.5 学校図書館におけるICTの活用と指導
第3章 学校図書館と情報技術革新
3.1 学校内ネットワークの構築
3.2 学校図書館における電子書籍
3.3 情報メディアの活用と情報モラル
3.4 学校図書館での児童・生徒の個人情報の扱い
3.5 特別支援教育における情報メディアの活用
3.6 情報技術革新と今後の学校図書館
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