デジタル時代の児童サービス
インプレスグループで理工学分野の専門書出版事業を手掛ける近代科学社は、2024年7月5日に、近代科学社が著者とプロジェクト方式で協業する、デジタルを駆使したオンデマンド型の出版レーベルである近代科学社Digitalレーベルより、西巻悦子氏、小田孝子氏、工藤邦彦氏著書による、DX時代の新しい児童サービスが分かる一冊「デジタル時代の児童サービス」を発売した。
西巻悦子Profile●東京都立高等学校国語科教諭。司書教諭。主幹教諭。
東京学芸大学大学院教育学研究科修士課程修了。教育学修士。
筑波大学大学院図書館情報メディア研究科後期博士課程単位取得満期退学。
秋草学園短期大学・早稲田大学等を経て,現在は聖徳大学で司書・司書教諭養成科目の夏期講習非常勤講師をつとめる。デジタルアーキビスト
著書 『学校図書館の役割と使命』(2021),『司書教諭による情報メディア活用』(2021),『児童サービスの基礎 子どもと本をつなぐために』(2022)(すべて近代科学社Digital)
小田孝子Profile●西日本工業大学図書課・行橋市立小学校図書室等を経て,現在は行橋市図書館に司書として勤務(所属:株式会社図書館流通センター)。
放送大学大学院文化科学研究科(教育開発プログラム)修了 学術修士
九州龍谷短期大学,別府大学,大分大学,九州国際大学にて司書・司書補・司書教諭養成科目,認定絵本士養成講座の非常勤講師をつとめる。
現在 別府大学非常勤講師。認定司書第1190号。デジタルアーキビスト
共著書 『図説情報資源組織演習:カードイメージからコンピュータ目録まで 第3版』(佐伯印刷,2016)
工藤邦彦Profile●別府大学文学部司書課程教授。
2006年九州大学大学院人間環境学府修士課程修了。教育学修士。
1986年より福岡大学図書館勤務、2012年4月より現職。文部科学大臣委嘱司書・司書補講習事業実施担当教員。
「デジタル時代の児童サービス」内容紹介
児童サービスとは、人が生涯にわたって本に親しむことができるよう児童と本を結ぶために図書館が提供する図書館サービスの一つ。
「デジタル時代の児童サービス」は、子どもの読書にかかわる人、司書を目指す人、現在司書として働いている人にも改めて勉強してもらえる内容。
ICT通信技術の進歩により子どもたちを取り巻く環境にどのような変化が起きているか、それに対して図書館はどのように対応しようとしているのか、今後の児童サービスについて考えていこう。
「デジタル時代の児童サービス」目次
第1章 児童サービスの役割
1.1 児童サービスの定義と目的および意義
1.2 子どもの発達と読書
1.3 児童サービスのあゆみと現状
1.4 児童サービス担当者の業務、養成と研修
1.5 さまざまな児童資料
第2章 子どもと本をつなぐ方法
2.1 読み聞かせ
2.2 ストーリーテリング
2.3 お話し会
2.4 ブックトーク
2.5 ビブリオトーク
2.6 ビブリオバトル
2.7 読書へのアニマシオン
2.8 展示・POP
2.9 その他
第3章 デジタル時代における児童サービス
3.1 DX化の進行と子どもたちの読書環境
3.2 オンライン活用した児童サービス
3.3 オンライン活用で学習支援
3.4 デジタルアーカイブの活用
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