旅鉄BOOKS025 木造駅舎紀行200選
インプレスグループで鉄道・旅・歴史メディア事業を展開する天夢人は2020年2月19日に駅の第一人者である杉﨑行恭が選りすぐった懐かしく美しい、木造駅舎を集めた「旅鉄BOOKS025 木造駅舎紀行200選」を発売した。
日本の鉄道の多くが、明治・大正・昭和初期に開業している。「旅鉄BOOKS025 木造駅舎紀行200選」は、その当時に建てられたままの駅をはじめとして、令和の現在にあって今なお木造の駅を取り上げた1冊となる。
折しも「東京オリンピック・パラリンピック競技大会2020」を機に、山手線唯一の木造駅舎である原宿が大会後に解体されるというニュースが話題になったが、趣はあるけれども維持も難しいため、その存在はとても貴重なものになりつつある。そこで、列車からぜひ降りて、懐かしさを感じる駅舎のその空間に身を置いて、歴史を、木造の美しさを肌で感じて欲しい、そんな、今のうちにぜひ旅に出かけて降りて欲しい木造駅舎を、200駅選りすぐって紹介した1冊でもある。
杉﨑行恭Profile●フォトライター。1954年、兵庫県生まれ。旅行雑誌や鉄道雑誌を中心に執筆。特に駅と駅舎をライフワークとする。著書に『訪ねておきたい名駅舎 絶滅危惧駅舎』( 二見文庫 )、『廃線駅舎を歩く』(交通新聞社)などがある。
巻頭特集は原宿駅、国立駅、高尾駅と、東京の3つの木造駅舎「旅鉄BOOKS025 木造駅舎紀行200選」
解体が決まった、山手線でも数少ない木造駅舎である原宿駅を特集。1924(大正13)年に建てられて以来、その姿を変えずに若者の街、原宿の玄関口としてその姿をとどめてきた、美しき駅舎を切り取っている。
より美しく見られるポイントはクローズアップした写真で構成「旅鉄BOOKS025 木造駅舎紀行200選」
「最近は駅舎を楽しむ女性も増えている。スマホ時代らしい駅の見方もある。そこで木造駅舎は全景だけではなく、その駅らしい美しいポイントをクローズアップして見てもらいたい」そんな著者・杉﨑行恭氏の思いから、駅舎紹介は、全景だけではなく、様々なアングル角度から撮影した写真で構成している。
コラムで地域の特徴もよく分かる「旅鉄BOOKS025 木造駅舎紀行200選」
コラムでは各エリアごとの木造駅舎について、歴史背景、特徴、傾向などをわかりやすくまとめている。
「旅鉄BOOKS025 木造駅舎紀行200選」目次
●1924~2020 原宿駅、木造駅舎の96年
●北海道・東北40選
●関東・甲信越44選
●東海24選
●北陸・近畿 36 選
●中国28選
●四国・九州25選
●地域の木造駅舎ものがたり
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