mojiru【もじをもじる】

「mojiru」はこのブログ名。「もじる」は著名な言い回しに似せて表現すること。ブログでは、本・映画・グルメなどのヒット商品や気になったトレンドを文字をもじったりもじらなかったしながら、フォントを使ったり使わなかったりしながら取り上げていく。更新頻度は1日1回が基本です。[もじる使用例]1.吾輩は下戸である。お酒は飲めない。2.太閤がまずしかったから。3.棋士の一二三に惨敗。

10歳以上対象の、国からもらえるお金とサービスの事典

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10歳から使ってほしい みんなのお金とサービス大事典: 格差社会の不安にそなえるお守りBOOK

10歳から使ってほしい みんなのお金とサービス大事典

誠文堂新光社は、2022年10月12日(水)に、井手英策氏著書による、「10歳から使ってほしい みんなのお金とサービス大事典」を発売した。

 

コロナの影響で家の経済状況が変わった、災害で住まいに被害が出た、突然介護が始まった……、など人生には予期せぬできごとが起こるもの。
そんな事態に備えて、国や市区町村がさまざまな社会保障を用意しているが、これらはその存在を知らなければ使うことができない。
「10歳から使ってほしい みんなのお金とサービス大事典」は誰の人生にも起きる可能性のある出来事についての考え方と具体的なサービスの種類を紹介している。

対象は10歳以上。
なんと小学生が親と人生のピンチについて考えることができるようになっている。
著者は気鋭の財政学者である井手英策氏。ドキュメンタリー映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」で感動的な応援演説が話題になった慶應大学経済学部の教授となる。
自身の体験も織り交ぜながら、社会保障とはなんなのか、どのように考えればいいかを熱く語る。

世間ではそもそも、そのようなしくみを利用することに後ろめたさを感じる人もいる。
では、人生のピンチや自分ではどうすることができない理不尽に対して、どのように戦えばいいのでしょうか?

自分は大丈夫? 
貧乏は自己責任? 
では病気や災害は自分で避けられる? 

そんな問いを投げかけながら、みんなで頼りあえる社会を作ること、税金の使い道をみんなで考えることの大切さを教えてくれる。


各制度の説明は、出産、進学、住宅のリフォームなど人生のイベント時から、貧乏、病気、障害、災害など不運までカバーされている。

いざというときはこの本を開いて親子で解決策を考えられる、そんなお守りになるような一冊となる。

まずは付録の人生すごろくで遊ぶところからはじめてみては。

 




井手英策Profile●1972年福岡県久留米市生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。日本銀行金融研究所などを経て、現在慶應大学経済学部教授。専門は財政社会学。『18歳からの格差論』『いまこそ税と社会保障の話をしよう! 』『ふつうに生きるって何? 小学生の僕が考えたみんなの幸せ』ほか著者多数。2015年大佛次郎論壇賞、2016年度慶應義塾賞を受賞。

 


「10歳から使ってほしい みんなのお金とサービス大事典」目次抜粋

プロローグ
理不尽と戦うときに使える知識と考え方を身につけよう

1章
人生のイベントやできごとに使えるサービス
Part1子どもができたり、出産したりするとき
Part2 子どもを育てたり、教育するとき
Part3 家を建てたり、直したりするとき
Part5 年金のしくみ
コラム
世界のビックリ社会保障 大学にかかるお金くらべ

2章
もしもの時に国や自治体から出るお金・サービス
Part1 病気・ケガ、家族が亡くなったとき
Part2 失業・転職をしたときに
Part3 災害にあったときに
Part4 生活をするためのお金がないときに
Part5 弱い立場の人を支え、守ってくれるサービス

3章
税金の使い道を考えよう
キミはどんな社会がいいと思う?

おわりに
自分の生き方をえらべる社会を

<付ろく>
すごろく/困ったときさくいん

 

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