微粒子分散・凝集講座 第1巻 分散・凝集の基礎
インプレスグループで理工学分野の専門書出版事業を手掛ける株式会社近代科学社は、近代科学社が著者とプロジェクト方式で協業するデジタルを駆使したオンデマンド型の出版レーベル・近代科学社Digitalから、一般社団法人 日本ディスパージョンセンター監修で、米澤徹氏、武田真一氏、藤井秀司氏、石田尚之氏編者による、分散・凝集状態に関する理論や支配因子について詳述した「微粒子分散・凝集講座 第1巻 分散・凝集の基礎」を2023年8月25日に発売した。
▼監修
一般社団法人 日本ディスパージョンセンター
▼編者
米澤徹(北海道大学大学院工学研究院教授;日本ディスパージョンセンター理事)
武田真一(武田コロイドテクノ・コンサルティング株式会社代表取締役社長:日本ディスパージョンセンター代表理事)
藤井秀司(大阪工業大学工学部応用化学科教授)
石田尚之(同志社大学理工学部化学システム創成工学科教授)
▼著者
武田真一(武田コロイドテクノ・コンサルティング株式会社代表取締役社長:日本ディスパージョンセンター代表理事)
大島広行(東京理科大学名誉教授:東京理科大学総合研究院客員教授)
辻井薫(元北海道大学教授)
毛利恵美子(九州工業大学大学院工学研究院物質工学研究系准教授)
小林幹佳(筑波大学生命環境系准教授)
石田尚之(同志社大学理工学部化学システム創成工学科教授)
辰巳怜(プロダクト・イノベーション協会主任研究員)
微粒子分散・凝集講座
「微粒子分散・凝集講座 第1巻 分散・凝集の基礎」は微粒子分散・凝集に関する体系的な学術書・教科書とすべく、濃厚分散系の基礎理論を詳述し、応用ではこれまで多く取り上げられてこなかった分野にまで広げて解説している。
「微粒子分散・凝集講座 第1巻 分散・凝集の基礎」内容紹介
第1巻では分散・凝集状態に関する理論や支配因子について詳述。
具体的には、分散・凝集状態を支配する界面特性と粒子間相互作用について詳述した後、分散・凝集状態のダイナミクス、さらには数値シミュレーション手法についても網羅的に取り上げている。
開発研究型企業の実務者、研究者を始め、これらの分野を学び始めた学生にとっても貴重な一冊となる。
▼濃厚分散系の基礎理論を詳述!
▼初学者にも優しい図解が豊富!
▼数値シミュレーション手法も収録!
▼理解度を問う演習問題を掲載!
「微粒子分散・凝集講座 第1巻 分散・凝集の基礎」目次
序章 分散・凝集理論の系譜
0.1 分散・凝集の過程と状態
0.2 分散・凝集の理論発展の系譜
第1章 分散・凝集状態を支配する粒子・溶液界面構造と特性
1.1 界面エネルギーと濡れ
1.2 吸着と吸着層の構造
1.3 帯電機構
1.4 電気二重層
1.5 水系の界面動電現象
1.6 非水系の界面電気現象
第2章 分散・凝集状態を支配する粒子間相互作用
2.1 表面間力と粒子間相互作用
2.2 van der Waals 力(凝集促進因子)
2.3 電気二重層相互作用
2.4 DLVO 理論
2.5 ヘテロ凝集
2.6 非DLVO 力
第3章 分散凝集のダイナミクス
3.1 はじめに
3.2 ポピュレーションバランス方程式
3.3 Brown 運動による凝集
3.4 流れ場における凝集
3.5 乱流凝集の後期過程を考慮したモデル
第4章 数値シミュレーション
4.1 離散要素法
4.2 Langevin 動力学
4.3 直接数値シミュレーション
第5章 演習問題
5.1 第1章
5.2 第2章
5.3 演習問題解答
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