NFTメタバースのAnifieがBored Apes Yacht Club向けのNFTフォントを実現
NFTメタバースをB2Bで提供する米国企業Anifie, Inc.は、日本国内フォント市場のトップシェアを誇る株式会社モリサワの米国法人「Morisawa USA」と、Bored Apes Yacht Club向けのNFTフォントの生成について協業をしたことを2022年9月6日に発表した。
シリコンバレー発のNFTメタバース企業であるAnifieでは、企業が独自の世界観をメタバース空間で十分に表現できる様に、企業に「ホワイトレーベル」の形で、NFTやメタバースに関する技術やアートを提供している。
昨今の大手ブランドやセレブ・タレントの参入が相次ぐNFT市場の中でも、Bored Apes Yacht Club(以下、BAYC)は、スーパースターの「スヌープドッグ」、「ステフィン・カレー」、「ジミー・ファロン」、「エミネム」、「ジャスティン・ビーバー」、「ネイマール」、「ジャスティン・ビーバー」などが購入したことで有名で、NFT業界の中では、CryptoPunksの次に取引量が多く、世界で最も成功したNFTの一つとなる。
そんなBAYCの世界観を表現した独自NFTフォントを、Morisawa USAと協力して実現。
本協業の結果、生成されたNFTフォントは下記のとおり。
▼Bored Apes Yacht ClubのApe #3267が、Anifieのマーケットプレイス上で展示をしている
Anifieの特許出願中の技術を用いると、二つ以上のNFTを組み合わせて、新しく、二次コンテンツとしてのNFTを生成することができる。
この技術を用いると、例えば、セレブのアバターに、高級ブランドのデジタルファッションを着せて、新しいNFTを生成することができる。
本協業でも、Morisawa USAのNFTフォントと、Ape #9711のNFTを組み合わせて、新しく二次コンテンツとしてのNFTが生成された。
NFTアートには、購入者に二次コンテンツの生成の権利を与えるものがあり、このようなアートに、Anifieの技術で、Morisawa USAのNFTフォントで自分だけのメッセージを追加することができる。
例えば、NFTアートをプレゼントとして贈る際に、カスタム・フォントのメッセージをつけることもできる。
また、生成されたNFTは、Anifieがホワイトレーベルで企業向けに提供しているメタバースの上で表示をしたり、取引をすることもできる。
Anifie会社概要●米国発のNFTメタバースのスタートアップ。NFTやメタバースを用いた技術やアートを、ホワイトレーベルの形で提供。顧客に新しいマネタイズの機会を提供している。スタンフォード大学のアクセラレーター「StartX」、カリフォルニア大学バークレー校のブロックチェーン・アクセラレーター「Berkeley Blockchain Xcelerator」に参加。代表取締役の岩﨑洋平氏は、連続起業家でスタンフォード大学からMBAとMSを取得し、エグジットの経験がある。ハリウッドの重鎮がフルタイムで参画している。