環境ノンフィクション 加藤英明、カミツキガメを追う!
学研ホールディングスのグループ会社である学研プラスは、2019年10月31日(木)に、児童書史上、(恐らく)最もカミツキガメに詳しいノンフィクションとして、爬虫類ハンター・加藤英明氏による危険外来生物カミツキガメとのたたかいの歴史、そして加藤英明氏が心から伝えたいメッセージがつまった児童書「環境ノンフィクション 加藤英明、カミツキガメを追う!」を発売した。
メディアでも大活躍の爬虫類学者である加藤英明氏。加藤英明氏は長年、国内で増え続けている外来生物カミツキガメの研究、対策に取り組んでいる。そんな加藤英明氏の新刊「加藤英明、カミツキガメを追う!」では、カミツキガメ調査の現場でのリアルな体験や写真を通し、生き物好きの子どもたちに外来生物の問題を伝えるノンフィクション読み物になっている。爬虫類ハンターの一ファンとして、某打ち切り番組と違ってやらせなしだと信じたい…。
加藤英明Profile●1979年静岡県生まれ。農学博士。静岡大学教育学部講師。「世界ぐるっと爬虫類探しの旅」(エムピージェー)、「ゆるゆる外来生物図鑑」(学研)など、爬虫類や外来生物関連書籍多数。テレビ番組でも活躍中。
やらせなし!「環境ノンフィクション 加藤英明、カミツキガメを追う!」あらすじ
世界中の爬虫類を追う爬虫類ハンターとして有名な加藤英明氏。加藤英明氏が日本で長年取り組んでいるのが、アメリカから来た外来生物、カミツキガメの調査。人をかむこともある、危険なカミツキガメをつかまえる方法とは? そもそも、なぜアメリカのカメが日本の水辺にいるのか? 自然と人との関係を見つめなおす、熱いドラマが始まる。
やらせなし!「環境ノンフィクション 加藤英明、カミツキガメを追う!」おすすめポイント
加藤英明氏初の児童向けノンフィクション読み物となる「環境ノンフィクション 加藤英明、カミツキガメを追う!」。子どものころのカミツキガメとの出会いから、水抜きや市民との調査、原産国アメリカでの体験まで、盛りだくさんの内容。
カミツキガメの卵や食べ物、捕獲する罠の仕組みなどについても、コラムで紹介。さらには、調査現場での貴重な写真も多数掲載し、読めば、カミツキガメに人一倍詳しくなれる。
また、同時にこうした内容を通して、「外来生物=悪」というわけではなく、管理されない外来生物が自然や人に与える影響こそが問題であり、人間の無責任さに問題があることをメッセージとして伝える。人と自然の関係について見つめなおすことのできる一冊になっている。
▼カミツキガメの特徴を写真付きで解説。
▼貴重な現場写真と共に、迫力を感じながら文章を読める。
▼カミツキガメ以外の外来生物についても紹介している。
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