八咫烏
八咫烏とは、日本神話において神武東征の際に高皇産霊尊により神武天皇のもとに遣わされ、熊野国から大和国への道案内をしたとされるカラス。
一般的に三本足のカラスとして知られ古くよりその姿絵が伝わっており、日本神話において神武天皇を大和の橿原まで案内したことから導きの神として信仰されている。また太陽の化身ともされる。
何故、八咫烏が三本足であるのかには諸説があり、一説には熊野本宮大社では八咫烏の三本の足はそれぞれ天・地・人を表し、神と自然と人が、同じ太陽から生まれた兄弟であることを示すとしている。またかつて熊野地方に勢力をもった榎本氏、宇井氏、藤白鈴木氏の熊野三党の威を表すともいわれている。
今回、九段下 ラーメンというキーワードでネットを検索したとき、食べログにより導かれて到着したのがラーメン屋の「八咫烏」だった。もしかしたら導きの神のチカラも働いていたのかしれない。
「八咫烏」のラーメンは鶏油とオリーブオイルベースの香味油を加え、厚みを持たせたスープは、煮干しや枯れ節の香りや旨みに野菜の甘みが相まってふくよかな味わいに仕立てられている。
メニューには群馬「日本一醤油」の生醤油を使用した醤油ラーメンの「黒」と、ダシ感を前面に出した塩ラーメンの「白」があり、また限定ラーメンもある。
「特撰ラーメン」は、黒と白両方で注文でき、それぞれ真空低温調理された豚肩ロースの焼き豚3枚と鶏胸肉1枚、ワンタン2個と味玉がのる。
限定ラーメンが売り切れていたため、今回は特撰ラーメン黒を注文した。
八咫烏「特撰ラーメン黒」
八咫烏への行き方
東京都千代田区九段北1-9-2 中西ビル1F
東京メトロ東西線九段下駅徒歩2分