mojiru【もじをもじる】

「mojiru」はこのブログ名。「もじる」は著名な言い回しに似せて表現すること。ブログでは、本・映画・グルメなどのヒット商品や気になったトレンドを文字をもじったりもじらなかったしながら、フォントを使ったり使わなかったりしながら取り上げていく。更新頻度は1日1回が基本です。[もじる使用例]1.吾輩は下戸である。お酒は飲めない。2.太閤がまずしかったから。3.棋士の一二三に惨敗。

審美性と可読性のバランスを追求した「TPスカイ セミクラシック」

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タイププロジェクトが画面表示に最適なフトコロの広さを設定してより高い汎用性の実現により、審美性と可読性のバランスを追求した「TPスカイ セミクラシック」を発表

タイププロジェクトは、TPスカイ ファミリーに和文サンセリフの可読性と審美性のバランスを極限まで高めた「TPスカイ セミクラシック」を追加したことを2024年12月2日に発表した。

また同日、タイププロジェクトのサブスクリプションサービス「TPコネクト」での提供も開始した。

 

 

「TPスカイ セミクラシック」は、シャープな印象のハイコントラスト、読みやすさと美しさの両立を目指したミドルコントラスト、手で書いたときの自然な抑揚のニュアンスを残したローコントラストの3つのコントラストで展開している。
新しさのなかに古典の面影を残し、やや引き締まった骨格と抑揚のあるストロークの相性の良さが特徴で、コントラスト軸の調整により、筆勢・遅速・強弱を表現し、文字の表情をゆたかに表している。


TPスカイ ファミリーは、ウエイト・コントラスト・字幅・フトコロ(字画内の内部空間)の4つの軸を持つ初めての日本語フォントで、簡潔で滑らかなアウトライン描画は、澄明でクリアな空気をもたらすとともに、フォントデータの軽量化に大きく貢献している。
その中でもTPスカイ セミクラシックは、もっとも審美性と可読性のバランスがとれたシリーズとなる。

タイププロジェクトの代表取締役である鈴木 功氏は、「TPスカイ セミクラシックは、弊社が長年取り組んできた和文サンセリフ体ファミリーの集大成ともいえるフォントです。可読性の高い文字骨格のあり方、画面表示に最適なアウトライン描画を追求したTPスカイ セミクラシックをさまざまなシーンでご活用いただけることを楽しみにしています」と述べている。

 

TPスカイ セミクラシックのハイコントラストとミドルコントラストは、EL (エクストラライト)、L (ライト)、R (レギュラー)、M (ミディアム)、B (ボールド)の各5ウエイト、ローコントラストには、極細ウエイトのUL(ウルトラライト)を加えた6ウエイトの全16フォントで提供。

 


TPスカイ ファミリーは、TPスカイ モダン 8ウエイト、TPスカイ48フォント(ウエイト×コントラスト×字幅)、TPスカイ クラシック(ウエイト×コントラスト)16フォント、TPスカイ セミクラシック(ウエイト×コントラスト)16フォントの全88フォントになった。

 

「TPスカイ セミクラシック」製品詳細

typeproject.com

 

▼販売価格(税込)

TPコネクト:30,000円/年額

typeproject.com

 

TPコネクトは、AXIS Font、TP明朝、TPゴシック、TPスカイ、純明朝、純丸明朝、SST JP、TP国立公園明朝、都市フォントおよび四季フォントシリーズのすべての書体ファミリーを年間定額で利用できるサービス。

 

▼Webフォント REALTYPE.jp サブスクリプション

www.realtype.jp

 

▼製品仕様

文字セット:9,499字 (スタンダード版)

ウエイト:
・ハイコントラスト/ミドルコントラスト:EL(エクストラライト)、L(ライト)、R(レギュラー)、M(ミディアム)、B(ボールド)

・ローコントラスト: UL(ウルトラライト)、EL(エクストラライト)、L(ライト)、R(レギュラー)、M(ミディアム)、B(ボールド)

 

フォーマット:OpenTypeフォントフォーマット

動作環境:macOS、Windows 10/11

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