mojiru【もじをもじる】

「mojiru」はこのブログ名。「もじる」は著名な言い回しに似せて表現すること。ブログでは、本・映画・グルメなどのヒット商品や気になったトレンドを文字をもじったりもじらなかったしながら、フォントを使ったり使わなかったりしながら取り上げていく。更新頻度は1日1回が基本です。[もじる使用例]1.吾輩は下戸である。お酒は飲めない。2.太閤がまずしかったから。3.棋士の一二三に惨敗。

日本原産の犬種の本来の姿や名犬などを掲載した決定版書籍「日本の犬」

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日本の犬: 故郷を訪ね、そのルーツや特徴、姿形、系統、保存活動から、知られざる在来犬の原点をさぐる

日本の犬

誠文堂新光社は、2024年11月6日に、武井哲史氏、山喜多佐知子氏著書による、柴犬、北海道犬、秋田犬、甲斐犬、四国犬、紀州犬、琉球犬…日本原産の犬種の各々の産地を訪ね、本来の姿や名犬などを掲載した決定版書籍「日本の犬」を発売した。

 


柴犬、北海道犬、秋田犬、甲斐犬、四国犬、紀州犬、琉球犬など…日本原産の犬種たちは、もともと猟犬として保存されてきた経緯を持ち、今に至っている。

その本来の姿を求め、各々の産地を訪ねた記録とともに、当時活躍した犬たちの資料も豊富に掲載。


日本原産の犬には、柴犬(信州柴、美濃柴…)、北海道犬、秋田犬、甲斐犬、四国犬、紀州犬、琉球犬などがいるが、明治のころから持ち込まれた洋犬との交雑が進む中で、もともと日本にいた日本犬を保存しようとする保存会が戦前より設立され、その活動は今も続いている。


ただ、もともとは万能猟犬として育てられ、その気質や能力、体形なども厳しい決まりがあったが、今は猟犬ではなく、家庭犬として室内で育てられることも多いことで、日本犬が本来どのような犬種であるのかを知る人はほとんどいないのが現実といえる。


そこで、各々の日本犬の故郷を訪ねて取材をし、日本犬の特徴やスタンダードなどや、当時活躍した日本犬たちの写真を掲載。

同時に、DNA解析による日本犬のルーツ(日本犬は、多くの犬種の中でもかなり原始的なタイプと判明)を、縄文犬、弥生犬などの情報を交えて解説したり、当時に理想の日本犬を追い求め、その活動に関わった業界内での著名な人物、たとえばハチ公をこの世に知らしめた人物なども含め紹介したり、さらに時代を遡り、江戸時代の”犬公方”徳川綱吉の話など、日本犬にまつわる歴史他などの情報もコラム的に掲載する。

「日本の犬」は過去に出ていた日本犬の系統読本などの研究書風の本ではなく、オールカラーでビジュアルも重視し、本来の日本犬の姿かたちを追い求めた書籍であり、日本犬に興味のある人にとっては、なかなか見ることのできない貴重な資料になる。

 

 

武井哲史Profile●1948年(昭和23年)1月生まれ。2才の時から犬とともに暮らす。1972年、日本広告写真家協会主催の「スキャンダル」展に応募し、APA賞を受賞。1980年前後、雑誌『an・an』『POPEYE』『BRUTUS』『Olive』『家庭画報』などのメディアで撮影。犬の撮影は、1996年、相棒の山喜多佐知子氏が思い立って作った『ドッグ・テイルズ』の撮影ではるばるシェットランドまで行き、シェットランドシープドッグを撮影したのがきっかけ。その後、2000年代に『愛犬の友』、世界初の犬のファッション誌『With DOGS』などの撮影。『愛犬の友』が休刊になり犬の撮影からは遠ざかってしまった。現在は、いくつかのテーマを同時進行的に撮影しており、取り上げてくれるメディアを募集中。


山喜多佐知子Profile●東京都杉並区で生まれ育ち学び働く。在学中に雑誌編集の世界に迷い込む。卒業後、短期大学でデザインを学んだ後、フリーランスの編集者・ライターとして雑誌、ムック、書籍の仕事を続けてきた。1980年代後半、初めて迎えた愛犬の感情の豊かさに衝撃を受けて以来、犬族への関心が高まる。1996年、愛犬のルーツを訪ねて、武井哲史氏とともにシェットランド島への取材を決行。その成果として出版したオリジナル写真集『ドッグ・テイルズ』をきっかけに、犬関係の雑誌やムック、書籍に参加するようになった。武井氏とのユニット「miro press」名義で、シェットランドニットの本もシリーズで編著している。

 

 

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