世界最硬アイス・あずきバーが鈍器から刀に！

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あずきバーが鈍器から刀へジョブチェンジした！
- 伝統的なあずきバーの製法
- 第50回刃物まつり
「ライトセーバーと関鍛冶」展
- 『スター・ウォーズ／最後のジェダイ』公開記念「ライトセーバーと関鍛冶」展
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あずきバーが鈍器から刀へジョブチェンジした！

700有余年の伝統を持つ刃物の町として知られる岐阜県関市は制作に使用されたアイスは日本最硬の硬さを誇る鈍器「あずきバー」を約65センチの刀身で再現した日本刀アイスとしてを井村屋と共同製作した。

出版社/メーカー: 井村屋
メディア: 食品&飲料
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伝統的なあずきバーの製法

今回の共同制作のきっかけとなったのは2015年2月に井村屋の公式ツイッターによる「伝統的なあずきバーの製法」という投稿で使用された写真が岐阜県関市で行われている「古式日本刀鍛錬」の写真。
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この写真の許可を関市に画像使用の事後承諾を得たことで井村屋と関市の交流が始まり、同年の4月には鍛錬イベントのプレゼントとしてあずきバーが用意されることとなり、また同年からふるさと納税の返礼品にも用いられるようになった程の硬い絆が生まれている。

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日本刀の大きさの「あずきバー」の試作品を手にする尾関健治市長。
今回、制作された「日本刀アイス『あずきバー』」は非売品で10月7日・8日に開催される「第50回刃物まつり」内の関鍛冶伝承館で2日間限定で展示される。

第50回刃物まつり

f:id:mojiru:20170929084255j:plain 刀祖元重の遺徳をしのび、刃物のまちの限りない発展を祈って行われる祭りで、期間中、本町通りをメイン会場として刃物大廉売市が行われ、市内では古式日本刀鍛錬や刀剣研磨等外装技術の実演、居合道の据え物斬りや抜刀術の実演、刀剣展、アウトドアズナイフショーなど刃物のまちならではの催しが行われる。
また「第50回刃物まつり」では、「あずきバー」ではない「日本刀アイス」も販売。「日本刀アイス」は、刀身がアイスクリーム、鍔がクッキーの日本刀をかたどった和風アイススイーツで、地元の刀匠の監修のもと、老舗の和菓子屋が作っているため見た目も味も本格的で、普通のアイスバーでは脇役の棒も、美しい模様をあしらった柄となっている。味は「こしあん」と「ゆず」の2種類で、甘すぎず、上品で古風な味わいに仕上がっている。

「ライトセーバーと関鍛冶」展

また関市では10月6日（金）から10月29日（日）に映画『スター・ウォーズ／最後のジェダイ』の公開を記念して、岐阜県関市の関鍛冶伝承館にて「ライトセーバーと関鍛冶」展が開催される。
同展の目玉として、ライトセーバーをモチーフにした日本刀“来人勢刃”（ライトセーバー）の製作・展示が行われることも決定している。

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▲日本刀「来人勢刃」

来人勢刃は、室町時代から続く刀匠名「藤原兼房」の名を引き継ぐ二十五代目の加藤賀津雄（かつお）氏と二十六代目の正文実（まさふみ）氏が700余年の歴史と伝統をもつ関鍛冶の技術を「スター・ウォーズ」シリーズの象徴的なアイテムであるライトセーバーに融合させ、魂を込めて製作された。
日本刀の軽量化のために彫られる樋に、青色の塗料を流し込むことで、ジェダイのライトセーバーの光刃を表現したほか、持ち手部分も忠実に再現しているという。
また「来人勢刃」という名前は、「ライトセーバーと関鍛冶」展に多くの人が来ることで、関市の誇る日本刀文化がさらに広がり、『スター・ウォーズ／最後のジェダイ』が大ヒットしてほしいという願いを込めて付けられている。