mojiru【もじをもじる】

「mojiru」とはこのブログのタイトルであり、主に著名な言い回しに似せて表現すること。ブログの特徴はサルでも書ける文章がモットー。[もじる使用例]1.吾輩は下戸である。お酒は飲めない。2.太閤がまずしかったから。3.棋士の一二三に惨敗。

東アジアのグラフィックデザイン/アイデア10月号

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アイデア 2018年10月号

東アジアのグラフィックデザインプロジェクトの現在地を特集した「アイデア 2018年10月号」が誠文堂新光社から2018年9月10日に発売された。

また、デザイン史家・グラフィックデザイナーの佐賀一郎氏による2018年4月27日(金)~7月16日(月・祝)まで横浜開港資料館で開催された「金属活字と明治の横浜――小宮山博史コレクションを中心に」展の展示会レポート記事が掲載。記事では「金属活字と明治の横浜――小宮山博史コレクションを中心に」と小宮山博史氏のコレクションが持つ意義について考察された。

そのほか、長田年伸氏の記事として、2018年6月8日に発売された向井裕一氏著書「日本語組版入門: その構造とアルゴリズム」を読み解く為の『日本語組版入門』に入門するための5つの補助線」なども掲載されている。 

 

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アイデア 2018年10月号

アイデア 2018年10月号

 

特集:YELLOW PAGES
東アジア グラフィックデザインプロジェクトの現在地

企画・構成:後藤哲也
編集協力:Milkxhake(ジェイヴィン・モ、サキ・ホ)
デザイン:Sulki & Min
翻訳:ダンカン・ブラザトン
撮影:Gottingham、吉田亮人、青栁敏史

「YELLOW PAGES」は本誌での同名連載を発端とした一連のプロジェクトだ。
連載時には東アジアで活躍する7組のデザイナーへの現地取材を行い、その実践や思想を紹介。
2018年春には京都dddギャラリーで、ソウル・北京・台北の3都市で活躍する3組のデザイナーに焦点をあてた展覧会を行った。
本特集では連載~展示というプロジェクトの経過を誌面に引き戻しつつ、3組の仕事とともに各自のプロジェクトにおける協働関係を紹介。
デザインを規定する社会的・文化的要因を紐解いていくことで、東アジアのグラフィックデザインプロジェクトの現在地を更新する。

YELLOW PAGES:展示コンセプトとその背景
文:後藤哲也

ソウル:ナ・キム
アートソンジェセンター/ユ・ミョンサン/ザ・ブックソサエティ/カン・ムンシク/プロパガンダ/シン・ドクホ/
インデックス/トッププロセス/シンシン

ナ・キムは、韓国発のグラフィックデザイン誌『GRAPHIC』のアートディレクションや展覧会のキュレーションなどの幅広い活動を行うデザイナーだ。
本コーナーでは、アートソンジェセンター(美術館)やプロパガンダ(出版社)などのクライアント、トッププロセス(出版社)などのコラボレーターらとの協働を紹介する。
さらに、それらの協働者が別のデザイナーを紹介することで、ナ・キムというひとりのデザイナーを軸にして、都市への視点が多層化していく試みを行った。

誌面が空間にかわるとき
文:久慈達也

北京:シャオマグ&チャンズィ
中国建築工業出版社/秋山伸/「書・築」/アートロン

シャオマグ&チャンズィは、本の物質性を際立たせる挑戦的なブックデザインに取り組むデザインデュオ。
本コーナーでは、中国最大手の「建築系出版社」である中国建築工業出版社や、日中韓3ヶ国の建築家とグラフィック・デザイナーが共同して本を作った「書・築」という大型プロジェクトや、
美術印刷を中心に出版やショップ運営などのアートビジネスを展開する「アートロン」、そしてそこから出版されたアートブックの選書などを行った。

主題としてのオブジェクト(もの)――グラフィックデザインを外側から描写する
文:Milkxhake

台北:アーロン・ニエ
ビッグイシュー台湾/華研国際音楽/O.OO/?揚印刷/シャウバ・チャン/經緯印藝/ノス・ブックス

アーロン・ニエは、音楽関連のデザインワークや社会的プロジェクトへ積極的に関与するなど、デザイナーの枠に留まらず広い支持を集めているデザイナーだ。
本コーナーでは、アーロンが表紙のアートディレクションを担当する『ビッグイシュー台湾』、同じく数多くのデザインワークを提供してきたレコード会社の華研国際音楽、
過去にコラボレーションを行ったデザイン事務所のHIM INTERNATIONAL、インディペンデント・パブリッシャーのノス・ブックスなどが紹介される。

CITY TEXT/URE

後藤哲也と萩原俊矢が文字を通して感じる街の肌触りを「CITY TEXT/URE」と名付けて始動したプロジェクト。
ラテン語の「Textus(織る)」を語源に持つTextによって、それぞれの都市にある肌触り(Texture)を切り取るべく、「1 時間以内に」「周りにある」「それぞれの都市を感じさせる」
「Text をモチーフにした」「写真を送る」ことを、複数人のデザイナーに同じタイミングで指示した。本稿は、それぞれが切り取った7日間のTEXT/URE の記録。

BLUE PAGES

連載「YELLOW PAGES」の最終回には、デザインを担当したSulki & Minのチェ・ソンミンと後藤哲也との対談を行うことで連載を振り返った。
本号においても同様に、展覧会終了後に来日したミンと後藤による対談を改めて行い、京都dddギャラリーで行われた展覧会やプロジェクトの今後について話をすすめた。

MINDPARK 2018 REPORT 未来都市とデザイン
文:アイデア編集部
翻訳:奥田由意、熱海綾乃

中国、深圳を舞台に今年5月に開催されたデザインイベント「MINDPARK 2018」のイベントレポート。
急速な都市化にともない都市デザインへの関心が高まるなかで開催された同イベントについて、主催者や参加デザイナーに話を聞いた。

インタビュー:エリオット・ホアン
インタビュー:佐藤卓

綴じ込み企画:アイデア×ウォレット
編集:エリス・バイ・オルセン(Wallet)
デザイン:モルデザ・ヴァセギ(Wallet)、山田和寛(nipponia)
翻訳:野中モモ

『ウォレット』は、ノルウェー・オスロ在住の編集者であるエリス・バイ・オルセンと、デザイナーのモルデザ・ヴァセギを中心に編集・発行されている、ファッション・エディトリアルをテーマにした雑誌。
資本主義的価値の象徴である「ウォレット(財布)」をイメージした判型を採用し、これまでに2号が刊行されている。
このほど同誌の取り扱いが日本の一部書店で始まったことをうけ、過去2号を綴じ込みにし、ダイジェスト版として紹介する。

第28回ブルノ国際グラフィックデザイン・ビエンナーレ 2018
企画・編集:OKOLO×アイデア編集部
デザイン:OKOLO
翻訳:山本真実
日本語組版:山田和寛(nipponia)

1963年にスタートし、グラフィックデザインの展覧会としてもっとも古い歴史を持つ「ブルノ国際グラフィックデザイン・ビエンナーレ」。
その第28回が2018年5月から8月にかけて開催された。ビエンナーレそのものに自己批判的な態度をとった前回展に対して、新たなキュレーター陣をむかえた今回展ではどのようなアップデートがなされたのだろうか。
本稿では、キュレーターを務めたデザインチームOKOLOの協力のもと、国際展の内容を中心にその様子をレポートする。

寄稿:ビエンナーレを振り返って
文:OKOLO

連載│アトラス考─生態学的世界観の視覚化
第6回 シャルル・ジョゼフ・ミナールの流動地図――運河・鉄道時代の空間組織
文:大田暁雄

連載6回目のテーマは「流動地図」。19世紀始めに鉄道が登場することによって、近代国家は国土空間を一大産業体として再組織化していくこととなる。
そして、こうした時代を生きたフランスの土木技師、シャルル・ジョゼフ・ミナールの統計地図は、インフラストラクチャーの革新がもたらす社会経済の構造的変化を映し出した鏡でもあった。
その地図の最大の特徴は、視覚によって迅速に量的関係が把握できるということにあり、そこには「ものを言う地図」の思想があった。

小宮山博史と明朝体
展覧会レポート 金属活字と明治の横浜――小宮山博史コレクションを中心に
文・解説:佐賀一郎
デザイン:長田年伸

横浜開港資料館で「金属活字と明治の横浜――小宮山博史コレクションを中心に」展が開催された。
展覧会タイトルが示すように、書体史研究家・小宮山博史のコレクションを中心に構成された同展は、明朝体の歴史的変遷を、日本のみならず世界的な規模でたどることのできる内容である。
本記事では、デザイン史家・グラフィックデザイナーの佐賀一郎が、同展および小宮山コレクションがもつ意義について考察した。

世界を変えた書物 金沢工業大学「工学の曙文庫」
デザイン:長田年伸

金沢工業大学にある「工学の曙文庫」は、エポックメイキングとなった科学的発見や技術的発明の原典を収集したライブラリーである。
2018年9月8日から上野の森美術館では「世界を変えた書物」展が開催され、貴重なコレクションに触れる機会を提供している。
本記事では、文筆家・山本貴光が同文庫の所蔵する書物への考察を行い、「知を連環させる」装置としてのブックデザイン論を展開する。

知の連環、思考の装置としての本 マルジナリアを読み解く
文:山本貴光

『日本語組版入門』に入門するための5つの補助線
文・デザイン:長田年伸

2018年6月に刊行された向井裕一著『日本語組版入門』(誠文堂新光社)の入門記事。
同書では、日本語組版を覚えるための「ルール」から組み立てるための「考え方」へ、その構造と設計のための考え方が図式化して分かりやすく解説されている。
「全角ベタ組み」を基本とする日本の組版形成術が、そこに存在するプロトコル(手続き)を詳らかにしていくことによって明らかになっていく。

takeo paper show 2018「precision」レポート
路上にて
文:永原康史
写真:山中慎太郎(Qsyum!)

今年で48回目を数える「takeo paper show」のレポート。
「precision(精度)」がテーマとなった今回展では、紙に内在する精密さを呼び覚ますことで、プロダクトや建築、医療などさまざまな分野に対応しうる紙の潜在力が追求されることとなった。
さらに、出品者は展示物の制作だけでなく、それを実現するための「新しい紙」の考案も行ったという点で本展はユニークであり、本記事ではその詳細も紹介していく。

「trip to zine ~zineへの旅~」展 レポート
文:高橋創一
デザイン:佐藤豊

宮城県にある多賀城市立図書館3階ギャラリーで「trop to zine ~zineへの旅~」展が開催された。
仙台を中心に活動するBook!Book!Sendaiの企画による同展は、2017年に刊行された『日本のZINEについて知ってることすべて』をきっかけに構想されることとなった。
会場では、同書が紹介したZINEのほか、東北各地で発行されたマニアックなZINEも数多く展示され、中央/地方に関わらず、ZINEが共通して持つ普遍性が浮き彫りにされることとなった。

東京 2020 オリンピック・パラリンピック競技大会 コアグラフィックス発表

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JAGDA新人賞2018 受賞者決定

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日本語組版を設計するためには、ルールや方針の背景にある構造と原理を理解することが必要です。

本書では組版を「覚えるべき慣習的なルール」ではなく、組版を形成する要素とその属性の組み合わせによるプログラムとして整理。
日本語の記述システムや組版の技術的構造を踏まえたうえで、印刷からオンスクリーンまであらゆる場面に対応する考え方を解説します。

本書ではさらに、組版とページ版面、使用する書体のデザインそれぞれの関係性についても分析・考察。
日本語情報処理を越えたトータルな日本語タイポグラフィへの視点も提示します。
巻末には現場的なニーズにもすぐに対応できるAdobe InDesign CCの設定例一覧も収録。
従来のルールブックの枠組をアップデートし、これからのスタンダードとなる一冊です。

向井裕一Profile●1957年大阪生まれ。デザイナー。グラフィックデザイン、デジタル・パブリケーションに関連する企画・編集・デザインを手がける。著書に『日本語組版の考え方』(誠文堂新光社)、共著に『香港―多層都市』(東方書店)、編著に『基本 日本語活字集成OpenType版』(誠文堂新光社)。

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