mojiru【もじをもじる】

「mojiru」とはこのブログのタイトルであり、主に著名な言い回しに似せて表現すること。ブログの特徴はサルでも書ける文章がモットー。[もじる使用例]1.吾輩は下戸である。お酒は飲めない。2.太閤がまずしかったから。3.棋士の一二三に惨敗。

アイデア7月号グラフィズム断章もうひとつのデザイン史

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アイデア2018年7月号

2018年アイデア7月号では、クリエイションギャラリーG8で開催された展覧会「グラフィズム断章:もうひとつのデザイン史」を振り返る内容になっている。
13人のデザイナーが日本のグラフィックデザイン史の再解釈を試みた「13の断章」の他、47組のデザイナーによるこれからのグラフィックデザインを考えるための「図書室」などを収録。創刊から半世紀以上にわたって国内外のグラフィックデザインの展開を追いかけてきた弊誌『アイデア』(誠文堂新光社)の歩みを足がかりにグラフィックデザインの過去・現在・未来の姿が描き出される。

 

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アイデア 2018年 07 月号

アイデア 2018年 07 月号

 

特集:グラフィズム断章 もうひとつのデザイン史

企画・構成:「グラフィズム断章」展実行委員会,アイデア編集部
デザイン:LABORATORIES(加藤賢策,北岡誠吾,岸田紘之)
協力:クリエイションギャラリーG8
撮影:長谷川健太,那須竜太

2018年初頭にクリエイションギャラリーG8で開催された展覧会「グラフィズム断章:もうひとつのデザイン史」。本特集は,この展覧会の内容を振り返るドキュメントであると同時に,これからのグラフィックデザインを考えるための中間報告でもある。13人のデザイナーが日本のグラフィックデザイン史の再解釈をこころみた「13の断章」のほか,47組のデザイナーによる,これからのグラフィックデザインを考えるための「図書室」などを収録。創刊から半世紀以上にわたって国内外のグラフィックデザインの展開を追いかけてきた弊誌『アイデア』(誠文堂新光社)の歩みを足がかりに,グラフィックデザインの過去・現在・未来の姿が描き出される。

Room A これまでのグラフィックデザインから考える13の断章
クリエイションギャラリーG8で行われた展覧会では,現代日本のグラフィックデザイン界を牽引する13名のグラフィックデザイナーたちによる,20世紀日本のデザイン史をテーマにしたリサーチプロセスの壁面展示を行った。それに対して誌面では,壁面の再構成をそれぞれのデザイナーに依頼し,展覧会以降も継続して更新され続けている13人分のリサーチの「断章」を紹介する。

大西隆介 土着性と根源的グラフィック
大原大次郎 曲の線
加藤賢策 批評としてのグラフィックデザイン
川名潤 ブックデザイン 作法と模倣
菊地敦己 頼まれていなくてもデザインすること
髙田唯 純粋限界グラフィック
田中義久 インターメディアとグラフィックデザイン
田中良治 90年代のデジタルとグラフィックデザイン
千原航 個人と文化と社会とグラフィックデザイン
長嶋りかこ 善と悪のデザイン
中野豪雄 演算か描写か……戦後日本のダイアグラムと現在
橋詰宗 問いをたてる
前田晃伸 Design of the New Frontier

寄稿者略歴

Room B 『アイデア』全アーカイブズ
『アイデア』は,戦前に刊行されていた広告関連唯一の全国誌『廣告界』を継承するかたちで1953年に創刊された。創刊時の編集長は『廣告界』元編集長の宮山峻,アートディレクターは大智浩,ロゴデザインは亀倉雄策。展覧会では,60年以上にわたり国内外のグラフィックデザインの動向を紹介し続けた同誌の全バックナンバーを合本として紹介したが,本誌ではさらに,写真家・Gottinghamが撮影したアーカイブズの展示風景を,写真作品として再構成するかたちで紹介する。

Gottingham

Room C 来たるべきグラフィックデザインのための図書室
近年のグローバル化や技術革新がもたらした社会変革によって,「方法の体系」としてのグラフィックデザインはコンピューティングの世界に回収されつつある。それを現在,いかにしてアップデートし,グラフィックデザインを「人間の問題」として捉え直すべきなのか。展示では,独自の活動で注目される47組のデザイナーに,各々の視点からその手がかりとなる書籍5冊の選出を依頼した。誌面では,その際会場で公開した選書リストと各自のコメントを紹介する。

阿部宏史/有馬トモユキ/飯田将平/色部義昭/上西祐理/岡澤理奈/岡本健/小熊千佳子/尾中俊介/尾原史和/加瀬透/刈谷悠三/川村格夫/木村稔将/木村浩康/熊谷彰博/後藤哲也/近藤聡/佐々木俊/佐藤亜沙美/庄野祐輔/新保慶太・新保美沙子(smbetsmb)/鈴木哲生/須山悠里/惣田紗希/染谷洋平/髙木毬子/田中千絵/田中雄一郎/田部井美奈/近田火日輝/戸塚泰雄/長田年伸/仲村健太郎/ニコール・シュミット/原田祐馬/樋口歩/藤田裕美/牧寿次郎/三澤遥/水戸部功/村上雅士(㎡)/安田昂弘/山田和寛/山野英之/山本晃士ロバート/米山菜津子

論考1|編集後記
文:室賀清徳

関連イベント
グラフィズム断章展では,弊誌元編集長の室賀清徳とデザイナー・編集者の後藤哲也を中心に,デザイナーの大原大次郎,加藤賢策,橋詰宗を加えた5名による実行委員会が発足され,展示の企画・構成・イベント等が開催された。本章では,それぞれのイベントの内容紹介とともに,各企画者や参加者らによるイベントの総括を紹介する。

クリティカル・(グラフィック)デザイン・スクール
文:加藤賢策

Mobile Talk #05 Tokyo
文:Sulki & Min

『何に着目すべきか?』
[寄稿]
もうひとつのデザイン誌からもうひとつのデザイン史を考える 文:橋詰宗
オリンピックにみるもうひとつのデザイン史 文:加藤孝司
カウンター・ステイトメント 文:古賀稔章

グローバル時代のなかの日本のグラフィックデザイン
[寄稿]
良いものと奇妙なもの 文:イエン・ライナム
フラグメント:ひとつのデザイン研究として 文:アレクサンドル・ディモス

ワークショップ『アイデア』のリカバー
文:大原大次郎

論考2|“日本のグラフィックデザイン"を更新する試みとしての展覧会
文:後藤哲也

テキスト英語訳

連載|アトラス考ー生態学的世界観の視覚化
第5回 計算される人文世界――黎明期のダイアグラムとカルトグラム
文:大田暁雄

連載5回目のテーマは「ダイアグラムとカルトグラム」。これらは,18世紀後半から19世紀前半にかけて,広範な人文現象を科学的に把握し統御しようとする動きの中で生み出された視覚的表象である。そもそもが科学的論証の道具として誕生したダイアグラムとカルトグラム(統計地図)が,近代社会の中でどのように機能し,私たちの思考にいかなる影響を与えたのかを分析する。

私の島は何処 吉川静子の人生と作品
文・写真:長田年伸

吉川静子は,スイス・チューリッヒを拠点に活動するアーティストである。1961年の渡欧以降,のちの夫となるヨゼフ・ミューラー=ブロックマンの事務所での仕事からキャリアをスタートさせた吉川は,1970年ごろからスイス構成主義やコンクリートアートの精神を作品に昇華し開花させるようになった。本展では,そんな吉川の半生を振り返りながら,合理的な西洋モダンデザインの領野にいかにして日本的な感性が合流していったのかを探る。

Graphic West 7: YELLOW PAGES レポート
文:室賀清徳

「閲覧」と「鑑賞」のあいだ 「芸術的道具箱としての出版: 1989-2017」展 レポート
文・写真:秋山伸

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