mojiru【もじをもじる】

「mojiru」はこのブログ名。「もじる」は著名な言い回しに似せて表現すること。ブログでは、本・映画・グルメなどのヒット商品や気になったトレンドを文字をもじったりもじらなかったしながら、フォントを使ったり使わなかったりしながら取り上げていく。更新頻度は1日1回が基本です。[もじる使用例]1.吾輩は下戸である。お酒は飲めない。2.太閤がまずしかったから。3.棋士の一二三に惨敗。

Braille Neue実装の超福祉展レポートムック

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超福祉 SUPER WELFARE インクルーシブ・デザインの現場 (日経BPムック)

障害者やマイノリティと健常者が差別なく交流できる社会の実現をめざす「超福祉展(渋谷。超福祉の日常を体験しよう展)」で紹介されたアイデアやプロダクト、その開発の現場をレポートした「超福祉 SUPER WELFARE インクルーシブ・デザインの現場 (日経BPムック) 」が日経BP総研 社会インフララボ編集により日経BP社から2018年8月6日に発売された。

綴じ込み付録には、点字と墨字と組み合わせた世界初となる複合フォント「Braille Neue((ブレイルノイエ))」をムックとして初めて実装した。

Braille Neue(ブレイルノイエ)

「Braille Neue(ブレイルノイエ)」は、目が見える人でも目が見えない人でも同じ情報を一緒に読むことのできる点字であり、目で読める墨字と指で読める点字が一体になったユニバーサルな書体。

▼Braille Neue(ブレイルノイエ)Webサイト

brailleneue.com

点字

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点字は平面から盛り上がった点で文字や数字を示した文字の表現方法。通常点字は、横2×縦3の6つの点で表されたブライユ(Braille)式点字が使用されている。

 

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超福祉 SUPER WELFARE インクルーシブ・デザインの現場 (日経BPムック)

超福祉 SUPER WELFARE インクルーシブ・デザインの現場 (日経BPムック)

 

『超福祉展』(正式名称「2020年、渋谷。超福祉の日常を体験しよう展」)は、今年で5回目を迎えます。障害を抱えた人や、高齢者、LGBTなどのマイノリティ、福祉そのものに対する「心のバリア」を取り除こうと、2014年より毎年11月の一週間、渋谷ヒカリエを中心に渋谷の街全体で開催を続けている展示会です。
思わず「カッコイイ」「カワイイ」と使ってみたくなるデザイン、大きなイノベーションを期待させてくれるテクノロジーを備えたプロダクトの展示・体験に加え、魅力的なプレゼンターたちが登場するシンポジウムや多彩なワークショップなどで、従来の福祉の枠にとらわれないアイデアやプロダクト、その開発者や開発プロセスを数多く紹介してまいりました。従来の展覧会のイメージを“超えた"、まさに我が国で初めてのインクルーシブ・デザインの実践の場、といっても過言ではありません。
本ムックは、障害者やマイノリティと健常者が差別なく交流できる社会の実現をめざす同展で紹介されたアイデアやプロダクト、その開発の現場を集大成。超福祉に携わるクリエイターやプレイヤーによる座談会などを交えて、マイノリティーを巻き込みながら社会課題の解決を図るインクルーシブ・デザインの最前線をレポートします。また、長谷部渋谷区長や中村伊知哉慶應義塾大学教授といったキーパーソンのインタビューも掲載。 2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けた最新動向・新潮流もお伝えします。


"超福祉"はこれまでの障害者をはじめとするマイノリティへの偏見をなくし、“心のバリアフリー"を推進するインクルーシブ・デザインのお手本とも言える活動です。ダイバーシティの推進や社会課題の解決に向けて具体的に何をすればよいのか、これを目に見える形でわかりやすく伝える数少ないムックです。超福祉的発想に基づく本のデザインも、従来の書籍の概念を“超えた"ものとなっています。

主な内容
●特別インタビュー 長谷部健 渋谷区長 「すべてのちがいがまざり合い、自分たちで新たなものを創るまちへ」
まちをどのようにしたいと考え、何に着手しているのか。渋谷の未来像を語ってもらう
●巻頭レポート「超福祉展2018キックオフミーティング」
今年で5回目を迎える超福祉展、2018年はどんなチャレンジをし、何を飛び越えていくのか。2020年以降も見据えた超福祉の将来の姿を含めて展望する。
●クリエーターズ座談会「超福祉展に見るデザイントレンド」
超福祉展の主催者メンバーでもあるプロジェクトデザイナー広瀬郁氏、会場構成を担当する建築家・岡部修三氏、アートディレクター戸取瑞樹氏ら超福祉展を支えるクリエーターを一同に集めて座談会を開催。これまで様々な“概念や枠を跳び超えてきた"本展を振り返りつつ、超福祉展から見えてくるトレンドや将来に向けたビジョンを描き出す。
●特集 「超人スポーツ」
超人スポーツ協会が主催した第2回「超人スポーツゲームズ」の模様を詳細レポート。慶應義塾大学メディアデザイン研究科 中村伊知哉教授(博士)と東京大学 先端科学技術研究センター 身体情報学分野 稲見昌彦教授(工学博士)のインタビューを交えて、スポーツ×ビジネス、スポーツ×テクノロジーの最新動向を解説する。最近注目を集めるe‐スポーツの将来像についても言及した。
●綴じ込み付録『Braille Neue』
点字と墨字と組み合わせた世界初の複合フォント「Braille Neue」をムックとして初めて実装。視覚障害を持つ人と晴眼者のコミュニケーションが本を介して活性化する、新たな“超福祉的ツール"として提案する。

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