mojiru【もじをもじる】

「mojiru」はこのブログ名。「もじる」は著名な言い回しに似せて表現すること。ブログでは、本・映画・グルメなどのヒット商品や気になったトレンドを文字をもじったりもじらなかったしながら、フォントを使ったり使わなかったりしながら取り上げていく。更新頻度は1日1回が基本です。[もじる使用例]1.吾輩は下戸である。お酒は飲めない。2.太閤がまずしかったから。3.棋士の一二三に惨敗。

漢字のプロが教える漢字の起源などに触れた漢字エッセイ

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雨かんむり漢字読本

2018年1月18日に草思社から円満字二郎氏著書の「雨」という漢字を紐解き、漢字の起源や中国の歴史や文学に触れた漢字エッセイ「雨かんむり漢字読本」が発売されています。

著書は出版社で国語教科書や漢和辞典などの担当編集者として働いた漢字のプロフェッショナルで本書では、どうして雨かんむりの「霽れる」に「晴れる」の意味があるのかといった疑問を漢字の成り立ちを通じて様々なエピソードを基に解き明かていく。

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雨かんむり漢字読本
雨かんむり漢字読本
 

「霽」(さい、はれる=晴れる)は雨かんむりの漢字だが、晴れるという意味を持つ。雨なのになぜ晴れの意味を持つのか。漢字の起源は呪術から始まっていると言われる。呪術師の重要な役目は「雨乞い」なので、いつ雨が降り出すのか、いつ止んでしまうのかに関心があった。「晴れ」という概念は無きにひとしく、「雨が止んだ時」という意味で「霽」が使われたのだ。雨の漢字をひもとくことで漢字の起源や中国の歴史や文学にも触れることができる、無類に面白い漢字エッセイ。

円満字二郎Profile●一九六七年、兵庫県西宮市生まれ。大学卒業後、出版社で国語教科書や漢和辞典などの担当編集者として働く。二〇〇八年、退職してフリーに。著書に、『ときあかし辞典』『部首ときあかし辞典』『漢字の使い分けときあかし辞典』(以上、研究社)、『漢和辞典的に申しますと。』(文春文庫)、『数になりたかった皇帝漢字と数の物語』(岩波書店)などがある。

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番外:あめかんむりの漢字を集めてみた

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上記で使用した書体はダイナコムウェアの新篆体。

新篆体

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ハンコなどに使用される象形文字に近い篆書体を、柔らかな曲線と細長い字形という特徴を保ちながらも篆書体の複雑な回転をシンプルにして現代風に読みやすく分かりやすくアレンジした書体。中国風を表現したい時や、年賀状を作成する時などにオススメの伝統を感じさせる書体。

新篆体の入手方法

新篆体はダイナコムウェアが開発・販売するダイナフォント(DynaFont)シリーズのフォント(書体)であり、有料フォントとなっている。
フリーフォントではないため、無償(無料)では入手・利用できない。
現在の入手方法としてダイナフォント製品をパッケージ化したTypeMuseumシリーズを購入するか、一書体ずつ販売しているダウンロード販売で書体を購入するか、またダイナフォント年間ライセンス「DynaSmart」シリーズを契約するかに限られる。

新篆体を収録したフォントパッケージは下記。

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ダイナコムウェア DynaFont TypeMuseum3728 TrueType Win/Mac

ダイナコムウェア DynaFont TypeMuseum3728 TrueType Win/Mac

 

ダイナフォント(DynaFont)を詰め込んだ圧倒的な書体ボリューム数で好評を得ているフォントソフト「TypeMuseum」シリーズのベーシック版。3,728書体を収録。日本語フォントには、2種類のUD書体(UDゴシック体・UD丸ゴシック体)や娥眉明朝体W5、琺瑯看板体の追加。
和文フォント267書体が収録。さらに特典フォントとして欧文フォント3007書体、外字フォント2書体、中国語フォント12書体、韓国語フォント4書体、かなフォント40書体、数字フォント320書体、イラストカットフォント27書体、アートフォント和文40書体、欧文・かな・数字・漢数字アートフォント9書体収録されており、和文267書体と併せて合計3728書体を収録。値段的にも一番安いのでオススメ。

 

▼ダイナフォントTrueTypeフォントパッケージ「TypeMuseum5718」Amazonでの購入はこちら

ダイナコムウェア DynaFont TypeMuseum5718 TrueType Win/Mac

ダイナコムウェア DynaFont TypeMuseum5718 TrueType Win/Mac

 

ダイナフォント(DynaFont)を詰め込んだ圧倒的な書体ボリューム数で好評を得ているフォントソフト「TypeMuseum」シリーズのワイド版。日本語フォントは2013年のフォント業界の話題を席巻した手書き風書体のハンノテート・ハンジペンを早くも収録。また「娥眉明朝体」のW3/W7や、「パンダ体」を収録し、前作から7種類追加の274書体となった。さらに特典フォントとしてキュートな星座仮名フォントも追加!想像力を刺激する究極の書体数に、遊び心も刺激する、至れり尽くせりのフォント製品になっている。
和文フォント274書体収録。さらに特典フォントとして欧文フォント3007書体、外字フォント2書体、中国語フォント12書体、韓国語フォント4書体、かなフォント40書体、数字フォント320書体、イラストカットフォント27書体、アートフォント和文40書体、星座仮名フォント12書体、アートフォント1980書体が収録されており、和文274書体と併せて合計5718書体を収録。

 

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ダイナコムウェア DynaSmart V NOW!

ダイナコムウェア DynaSmart V NOW!

 

中国語(繁体字・簡体字)88書体、韓国語4書体のほか、欧州言語(※)、ベトナム語、タイ語、ミャンマー語、ヒンディ―語、ヘブライ語、アラビア語といった多言語書体を含むダイナフォント1,700書体以上を収録し、印刷物・Webデザイン・電子書籍・映像・動画・デジタルコンテンツ・ゲーム&アプリにいたるまでダイナフォントの使用許諾範囲を大幅に広げた年間ライセンス。契約はPC1台限定で契約年数は1年単位。Windows、Macintoshどちらにも対応しており、OpenTypeからTrueTypeまで収録した豊富な書体バリエーションを誇る。また毎年リリースとなる最新書体をアップグレードにて提供している。

 

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ダイナコムウェア DynaSmart V 更新パック

ダイナコムウェア DynaSmart V 更新パック

 

DynaSmart VおよびDynaSmart V NOW!を契約ユーザーを対象とした事前の更新手続きが不要で、購入後、1年間ご契約を更新できるパッケージ。契約はPC1台限定で契約年数は1年単位。

 
楽天市場でのダイナフォント製品購入は下記に記載。

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漢字のプロフェッショナル「円満字二郎」氏のその他の著書

漢字のプロフェッショナルとして多数の著書を持つ円満字二郎氏のその他の著書を抜粋して一部ご紹介させていただく。

漢字にまつわる身近で気になる疑問を解くことで漢字の仕組みを知る「知るほどに深くなる漢字のツボ」

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知るほどに深くなる漢字のツボ

知るほどに深くなる漢字のツボ

 

本書は、漢字にまつわる身近で気になる疑問を解くことで、そのキホン的な仕組みが浮かび上がる"しかけ"になっています。

「おくる」を漢字で書くとき、「送る」と「贈る」をどう使い分ける?
辞書の漢字の画数が、自分で調べたのと合わないことがあるのはなぜ?
「意見を異にする」では「こと」なのに、「異を唱える」では、なぜ「い」と読む?
「進捗」の「捗」の右側は、なぜ「歩」じゃないの?
ほか、漢字に向き合うすべての日本人におくる本。

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著書が漢和辞典の仕事の中で漢字に関する疑問と謎に迫る「漢和辞典的に申しますと。」

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漢和辞典的に申しますと。 (文春文庫)

漢和辞典的に申しますと。 (文春文庫)

 

8つの章(「食べる漢字と飲む漢字」「体育会系の漢字」「漢字で見る愛のいろいろ」「理数に国の漢字」「漢和辞典的人生訓」「ニュースの漢字」「季節はめぐる・漢字はうつろう」「漢和辞典編集者の悩み」で)、漢字にまつわる素朴な疑問・謎に迫ります。

登場するのは各章20字×8で160字。どこから読んでも楽しめる、見開き構成。図版や楽しいイラストも満載。

「秩序の『秩』は、収穫した穀物をきちんと積み上げること、の意。ここからピラミッド状の〈上下関係〉というイメージに」「男二つに女が挟まれる『嬲』(なぶる)。エロチックな妄想を書きたてるこの漢字を漱石が頻繁に用いていた!?」「ピラフを表わす漢字がある! 」「義援金、昔は義捐金(=貴重なものを世のために惜しげなく使う)と書くのが一般的だった。」「爆買い・爆笑・爆走…『爆』は単なる激しさではなく、大きな音まで伴う」などなど。

漢字ってこんなに面白いんだ! と気づかせてくれる、どこからでも読めて、ためになるコラム集。

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悩ましい漢字の使い分けをすっきり解決「漢字の使い分けときあかし辞典」

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漢字の使い分けときあかし辞典

漢字の使い分けときあかし辞典

 

「同訓異字」の漢字の使い分けについて、詳しく、柔軟に、親しみやすい読み物ふうに解説。たとえば、「大成功をおさめる」場合や「家賃をおさめる」際には、「収める/納める」のどちらを使用するのか、また、「気温/重さ/タイムをはかる」場合には「測る/量る/計る」など、複数ある同訓異字の中からどの 漢字を選べばよいのかなどの判断に迷うときに役に立つ辞典です。漢字を正しく使いたい、そのときの自分の気持ちにしっくりくる漢字を使用したい(たとえば、「青い海」「蒼い海」「碧い海」の使い分けなど)、という方々の期待に充分お応えします。見出し項目約400を収録。 

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日常生活でよく使われる漢字1,223字の成り立ちをイラストで分かりやすく説明した「漢字なりたち図鑑: 形から起源・由来を読み解く」 

 

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漢字なりたち図鑑: 形から起源・由来を読み解く

漢字なりたち図鑑: 形から起源・由来を読み解く

 

私たちが普段よく目にし日常的に使っている「漢字」――PCやスマートフォンがこれだけ普及した今だからこそ、私たちの母国語である「日本語」を構成するこの漢字について、もう一度学び直してみるのはいかがでしょうか。
漢字は、そのものあるいは一部分でも意味を持っているため、はじめて目にした字でもおよその意味をつかむことができるという特徴があります。また、字の形から連想することで、「読み」や「意味」を言い当てることもできます。本書は、そのような独特の文字である漢字の成り立ちを、簡潔な文章と、ほのぼのとしたイラスト図解で解き明かしていく「図鑑感覚」の一冊です。
教育漢字1006字に日常生活のなかでよく目にする漢字を加えた1223字の漢字の成り立ちを、「人の体」「動物」「鳥」「植物」「天体と大地」、「気持ち」「家族」「仕事」「経済」など様々なジャンルやテーマごとに分類して解説するほか、漢字の歴史や古代文字、部首についてのコラムも充実した内容で、新聞や雑誌、テレビ、ネット、街のなかで目にする漢字がより一層興味深くなること間違いありません。
巻末には総画数による索引を収録。教育漢字については配当学年も記してあり、学習にも役立つ内容になっています。

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部首の意味がわかると同時に漢字の基本的な意味も理解できる幅広く286項目の部首を収録したガイドマップ「部首ときあかし辞典」  

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部首ときあかし辞典

部首ときあかし辞典

 

“部首"は漢字の世界のガイドマップ!
小学校でだれもが習う、漢字の“部首"ですが、「部首はなんであるの?」「部首はいくつあるの?」「<宀>(うかんむり)って何を表すの?」「龍の部首は何?」などなど考え始めると、疑問はつきません。身近な存在でありながら、実は中味はさっぱり知られていない部首について、円満字二郎氏が前著『漢字ときあかし辞典』と同様に、次から次へと解き明かし、説き明かします。部首を通じて、今までにはない漢字の世界の面白さを発見できます。収録した部首は286項目。

<特色>
● 幅広く286項目の部首を収録。現在出版されている漢和辞典に収録の部首はほぼすべて掲載。
● 部首のもつ意味や成り立ちを、漢字の例を挙げながら、丁寧に解説。
● 本書で例として取り上げる漢字は、常用漢字、人名用漢字のすべてを含む5000字余り。珍しい形の漢字や、ちょっと変わった意味を持つ漢字も適宜紹介。
● 複数ある部首の名前も広く調べて、きちんと説明。
● 専門用語を使わない、“読みもの"として楽しめるような、わかりやすい記述。
● 部首同士の関連が頭に入りやすい、部首の意味をもとにした21のジャンル別構成。
● 巻頭に「部首画数索引」、巻末に「部首名称索引」と「漢字音訓索引」を用意。

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引きやすい五十音順の配列で音訓索引も完備した読みやすくわかりやすい漢字の辞典「漢字ときあかし辞典」

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漢字ときあかし辞典

漢字ときあかし辞典

 

それぞれの漢字が持っている“個性”豊かな世界を、次から次へと解き明かし、説き明かした、だれでも気軽に読める漢字の辞典。常用漢字を含め、日常生活でよく使う漢字2,320字を収録。
 漢字の意味や読み方、成り立ちなどを、ひとつながりの“読みもの”として読めるように解説。漢字全体の知識がまとめて頭に入ります。漢字の実用的な知識が身につくだけでなく、ふだんごくふつうに使っている漢字の中から、意外な発見をしたり、ものごとを考えるヒントが見つかったりするなど、語感が高まり、日本語の世界が深まります。  漢字を学び直したいと思っている方に最適。これから漢字を学ぼうという方にもおすすめです。漢字検定準2級レベルに対応しています。

【特色】
●漢和辞典に慣れていない人でも引きやすい、五十音順の配列。配列にあたっては音読みを基本とし、音読みがあまり使われない漢字では適宜、訓読みを採用しました。
●本文には参照見出し、巻末には音訓索引を用意しました。
●解説文では、専門用語を使わない親しみやすい文体を用いて、一般読者の日常生活の範囲内で理解できる内容になるよう、心がけました。
●キャッチコピー的な小見出しや、ときには、「辞典」らしからぬ脱線をするなど、漢字の世界を楽しめるように、解説文に工夫をこらしました。
●漢字の意味については、本来はどんな意味でどのように発展していったのか、また日本語で独自に生まれた用法などをていねいに説明しました。
●漢字の読み方については、見出し字の下に[音読み][訓読み]を掲げたほか、あまり用いられない読み方についても解説文のなかで取り上げました。
●漢字の使い分けに関しては、同じ訓読みをする漢字の使い分けを重点的に記述しました。
●部首については、解説文でもできる限りその部首について触れるようにしたほか、部首になる漢字については、特に「部首としては?」という欄を設けて説明を加えました。

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