きょうは なにして 遊ぶ? 季節のこよみ
偕成社は平野恵理子氏による、子どもから大人まで親子で読める歳時記の本「きょうは なにして 遊ぶ? 季節のこよみ」を2019年7月下旬に発売した。作者の平野恵理子氏が、イラストをふんだんに散りばめながら、季節ごとの自然、年中行事などを紹介。
平野恵理子Profile●1961年、静岡県生まれ、横浜育ち。イラストレーター、エッセイスト。山歩きや旅、暮らしについてのイラストとエッセイの作品が多数。絵本・児童書に『たたんでむすんでぬのあそび』『料理図鑑』『生活図鑑』、『和菓子の絵本ー和菓子っておいしい!』など。著書に『私の東京散歩術』『今日から暦暮らし』、『身辺雑貨』、『人生のお祝い』など多数がある。
その季節ならではの遊び、食べ物、イベントを紹介「きょうは なにして 遊ぶ? 季節のこよみ」
「きょうは なにして 遊ぶ? 季節のこよみ」は、春夏秋冬4つの季節に分かれ、春なら「ひなまつり」「花かんむり」、夏なら「新茶」「夏至」「七夕」「暑気払い」、秋は「お月見」冬は「鏡開き」など、各季節に寄り添った項目が10個ほど並ぶ構成で、1項目1見開き、詳しい文章と明快なイラストで、理解しやすくなっている。
▼「夏」の「お盆」のページ
「お盆ってなにをする日?」と文章でお盆について説明し、おくり火とむかえ火、盆おどりなどをイラストで分かりやすく示している。
▼「冬」の「すすはらい」のページ
12月13日と決まっている「すすはらい」の内容を説明。イラスト部分では、全編に登場する「サイジくん」と「コヨミちゃん」が、さまざまな道具を使ってそうじにはげむ様子が描かれる。
コラム、さくいんも! 一家に1冊持っておきたい、充実の歳時記「きょうは なにして 遊ぶ? 季節のこよみ」
本編以外の内容も充実。各季節の最後に、松尾芭蕉、与謝野晶子などによる、その季節を慈しむ俳句を掲載しているほか、巻末には「暦の話」として新暦と旧暦、二十四節気、十二支、和風月名など、こよみに関する話を丁寧に解説したコラムが掲載されている。
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日本はとくに季節のうつりかわりが、
うつくしくあざやかです。
その日、そのときにしかない季節をとらえて、
どんなことをして遊べるかな。
そう思ったときには、すぐにこの本の
その季節のページをひらいてみてください。
「朝日小学生新聞」の人気連載を単行本化。
行事の由来や意味を親しみやすいことばとイラストで
紹介します。
とりあげた行事や季節を感じる遊びは、ぜんぶで50。
小学生からおとなまで、1年じゅう楽しめる
歳時記の本です。
■春
春の食べもの/春の植物/春一番/ひなまつり/啓蟄
お彼岸のお墓まいり/つみ草/桜/磯遊び
バードウィーク/花かんむり
春の俳句を楽しもう
■夏
端午の節句/新茶/シャボン玉/田植え/更衣/梅の実
夏至/海開き・山開き・川開き/七夕/夏の植物
暑気ばらい/夏のつめたい食べもの/アウトドア/お盆
ゆかたで花火/納涼
夏の俳句を楽しもう
■秋
秋に鳴く虫/セキレイ/お月見と秋草/おはぎ/サンマ
新米と収穫祭/キノコ狩り・ブドウ狩り/紅葉と落ち葉
秋の木の実/酉の市
秋の俳句を楽しもう
■冬
冬じたくとあぶりだし/落ち葉で焼きいも
木枯らし一号/冬の星座を見よう/冬の食べもの
すすはらい/冬至/お正月準備/お正月スペシャル
鏡開き/冬の植物/雪遊び/節分
冬の俳句を楽しもう
■暦の話
新暦と旧暦/二十四節気とは?/お節句について
雑節について/いろいろな十二支/和風月名とは?
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