初めてのPython配布パッケージ作成
インプレスグループでIT関連メディア事業を展開するインプレスは、技術書典や技術書同人誌博覧会をはじめとした各種即売会や、勉強会・LT会などで頒布された技術同人誌を底本とした商業書籍を刊行し、技術同人誌の普及と発展に貢献することを目指し最新の知見を発信する技術の泉シリーズ2024年7月の新刊として、窓川ほしき氏著書による、Pythonに馴染みのない人に向けて、特にWheelファイルの作成に焦点を当てた一冊「初めてのPython配布パッケージ作成」をインプレス NextPublishingより発行いたします。
窓川ほしきProfile●2016年にNode.jsと出会い「こんなに簡単にサーバーサイドのコードも書けるのか!」と感動し、Webブラウザーベースのツール作成を開始。「JavaScriptでの作成の手軽さとAzureでの公開の簡単さを伝えたい」と技術系同人誌の即売会に参加している。マイブームは劇場版BLAME!で、今でも観に行っている。著書に「Vue CLIがわかる!使える!TDDでつくるアプリ開発入門」「Azure無料プランで作る!初めてのWebアプリケーション開発」「テスト駆動で作る!初めてのAzureアプリ」(いずれもインプレス NextPublishing刊)がある。
技術の泉シリーズについて
技術の泉シリーズは、技術者の知見のアウトプットである技術同人誌を底本とした、2017年創刊の技術書シリーズ。NextPublishingによるスピーディーな編集制作とプリントオンデマンドによる1冊からの印刷製本により、技術の変化に追従しつつ返品や品切れのないサスティナブルな出版モデルを特徴としている。本シリーズを通じて、エンジニアの“知の結晶”である技術同人誌の世界に、より多くの方が触れていただくきっかけとなることを目指している。
「初めてのPython配布パッケージ作成」発行主旨・内容紹介
「初めてのPython配布パッケージ作成」は、他のプログラミング言語に精通しているが、Pythonに馴染みのない人に向けて、特にWheelファイルの作成に焦点を当てた一冊。
「初めてのPython配布パッケージ作成」では、Pythonの主要な用語や概念(モジュール、パッケージ、仮想環境など)について丁寧に解説し、実際に配布ファイルを作成するための具体的なステップを紹介。
さらに、GitHub Actionsを利用した作成プロセスの自動化や、配布パッケージ内のソースコードを難読化しての配布、またPyPIを用いた一般的な配布手順についても取り上げている。
これにより、異なる環境でのPythonコードの実行がスムーズに行えるようになる。
この書籍は、他のプログラミング言語、例えばNode.jsでの経験があるがPythonにはまだ不慣れな人に特におすすめ。
開発したPythonコードを別の環境に提供し、実行したいと考えている方には非常に有用な内容が詰まっている。
また、setup.pyを用いた従来のWheelファイル作成方法は知っているが、最新の標準的な方法やよりマネージドな方法を学びたい方にも最適。
インプレス NextPublishing は、インプレスR&Dが開発したデジタルファースト型の出版モデルを承継し、幅広い出版企画を電子書籍+オンデマンドによりスピーディで持続可能な形で実現している。
「初めてのPython配布パッケージ作成」目次
第1章 パッケージ作成の前提理解
第2章 配布パッケージの作成手順
第3章 配布パッケージの配布方法とインストール動作方法
付録A Pythonにおけるパッケージとは?
付録B 本書で利用するPython環境のインストール方法
付録C パッケージ化の前にソース難読化を実施(Pyarmor)
付録D 配布パッケージ化をGitHub Actionsで自動化(CI構築)
付録E Python配布パッケージをGitHubリポジトリで配布する方法
付録F Python配布パッケージをPyPIリポジトリで配布する方法
付録G PyPIへのアップロードをGitHub Actionsで自動化する(CI構築)
付録H 参考書籍、参考サイト
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