Morisawa FontsにWebフォントのプロジェクト情報を引き継げる新機能「プロジェクト引き継ぎ機能」を追加
モリサワは、フォントサブスクリプションサービス「Morisawa Fonts」のWebフォントにおいて、フォントを配信するためのプロジェクト情報を別のプロジェクトへ簡単に引き継げる機能を新たに追加し、より効率的なWebサイトの制作、運用を実現したことを2024年12月23日に発表した。
通常では、フォント配信用の埋め込みコード(CSSコード)は、Morisawa FontsのWebプロジェクト設定によりプロジェクトごとに指定されるため、プロジェクトの変更が発生した際は、新たなCSSコードをWebサイト上で再設定する作業が必要だったが「プロジェクト引き継ぎ機能」を利用することで、埋め込みコードを含むフォント情報やドメインをプロジェクト間で簡単に引き継げるようになり、Webサイトを効率的に運用できる。
Webフォントを自身が管理する別プロジェクトで使用する場合はもちろん、制作委託先がWebサイトをサイトオーナーへ納品するケースなど、他のユーザーへプロジェクトを移行する際の作業も円滑に進むため、Webフォントがさらに利用しやすくなる。
▼提供開始日
2024年12月23日
▼対象プラン
Morisawa Fonts Webフォント
▼利用方法
〈プロジェクトをエクスポートする〉
1. 「Webプロジェクト設定」内の「ダッシュボード」から引き継ぎたいプロジェクトを選択。
2. 「プロジェクト設定」のメニューから「プロジェクトの引き継ぎ」をクリック。
3. 「プロジェクトの設定をエクスポートする」トグルをオンにして、エクスポートを実行。
4. エクスポートしたプロジェクトの情報(プロジェクトID)を、引き継ぎ先に連携。
〈プロジェクトをインポートする〉
1. 「Webプロジェクト設定」内の「ダッシュボード」から、引き継ぎ情報を取り込みたいプロジェクトを選択もしくは新規作成。
2.「プロジェクト設定」のメニューから「プロジェクトの引き継ぎ」をクリック。
3. 「他のプロジェクトの設定をインポートする」の「インポートする」ボタンをクリック。
4. 取り込みたいプロジェクトIDを入力し、「インポートする」ボタンをクリック。
5. インポート完了後、「フォントを同期する」ボタンをクリックすると、Webフォントの配信が開始される。
▼注意事項
・プロジェクトの引き継ぎが完了すると、引き継ぎ元のプロジェクトは新しい埋め込みコード(CSSコード)に自動変更される。
・引き継ぎ機能は、設定をオンにしてから30日間有効。30日が経過すると引き継ぎができなくなるので、引き継ぎを実施したい場合は再度「プロジェクトの設定をエクスポートする」トグルをオンにする。
Morisawa Fontsについて
Morisawa Fontsはクラウド型のフォントサブスクリプションサービスです。グラフィックデザイン、WebサイトやプロダクトのUI/UX、映像や動画といったモーショングラフィックスなど、さまざまなクリエイティブスタイルに必要なフォント環境を柔軟に提供。また、事業規模に応じたエンタープライズ要件に対応する機能も随時アップデートし、効率的なワークフローをサポート。さらに、日本国内だけでなく2024年3月にはシンガポールで販売開始するなど、国境をまたぐグローバルなクリエイティブワークにも対応していく。
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