Linux Container Book 3
インプレスグループでIT関連メディア事業を展開するインプレスは、技術書典や技術書同人誌博覧会をはじめとした各種即売会や、勉強会・LT会などで頒布された技術同人誌を底本とした商業書籍を刊行し、技術同人誌の普及と発展に貢献することを目指し最新の知見を発信する技術の泉シリーズ2024年9月の新刊として、加藤泰文氏著書による、Linuxカーネルに実装されたセキュリティ機能の中でも、特にコンテナで活用される機能に焦点を当てた一冊「Linux Container Book 3」をインプレス NextPublishingより発売した。
加藤泰文Profile●2009年頃にLinuxカーネルのcgroup機能に興味を持ち、以来Linuxのコンテナ関連の最新情報を追う。2013年から続く勉強会「コンテナ型仮想化の情報交換会」の開催や、lxc-jpプロジェクトでLXC/LXD方面の翻訳を行う。日本発のLinuxディストリビューション「Plamo Linux」のメンテナ。
技術の泉シリーズについて
技術の泉シリーズは、技術者の知見のアウトプットである技術同人誌を底本とした、2017年創刊の技術書シリーズ。NextPublishingによるスピーディーな編集制作とプリントオンデマンドによる1冊からの印刷製本により、技術の変化に追従しつつ返品や品切れのないサスティナブルな出版モデルを特徴としている。本シリーズを通じて、エンジニアの“知の結晶”である技術同人誌の世界に、より多くの方が触れられるきっかけとなることを目指している。
「Linux Container Book 3」発行主旨・内容紹介
「Linux Container Book 3」は、Linuxカーネルに実装されたセキュリティ機能の中でも、特にコンテナで活用される機能に焦点を当てたもの。
これまでに「Namespace/Network 編」と「cgroup v1 編」を紹介したシリーズの第3弾として、コンテナのセキュリティ機能における特異な側面や、利便性と安全性を両立させるための独自の工夫を含む機能に注目。
既刊ではコンテナの主要機能を広範囲にわたって紹介したが、「Linux Container Book 3」では従来の解説書では触れられていないような特殊な機能や、セキュリティ面における興味深い点を著者の視点から深掘り。
これにより、コンテナセキュリティに関するより深い理解が得られることを目指している。
市場には多くのコンテナセキュリティに関する書籍が存在するが、「Linux Container Book 3」はそれらとは異なる角度からのアプローチを提供。
「Linux Container Book 3」と他の資料を併用することで、読者はコンテナセキュリティに関する包括的な知識を獲得し、Linuxコンテナに関する理解を深めることができるだろう。
インプレスNextPublishingは、インプレスR&Dが開発したデジタルファースト型の出版モデルを承継し、幅広い出版企画を電子書籍+オンデマンドによりスピーディで持続可能な形で実現している。
「Linux Container Book 3」目次
第1章 コンテナとは
第2章 本書で使うソフトウェアのインストール
第3章 Linuxコンテナで使うセキュリティ機能
第4章 ケーパビリティー
第5章 User Namespaceとファイルケーパビリティー
第6章 Seccomp
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