mojiru【もじをもじる】

「mojiru」はこのブログ名。「もじる」は著名な言い回しに似せて表現すること。ブログでは、本・映画・グルメなどのヒット商品や気になったトレンドを文字をもじったりもじらなかったしながら、フォントを使ったり使わなかったりしながら取り上げていく。更新頻度は1日1回が基本です。[もじる使用例]1.吾輩は下戸である。お酒は飲めない。2.太閤がまずしかったから。3.棋士の一二三に惨敗。

早く明朝体を味わう明朝体ソムリエになりたい明朝体人間

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月刊MdN 2018年11月号(特集:明朝体を味わう。/付録小冊子 書体見本帳)

夜な夜な、「早く明朝体ソムリエになりたーい」と叫ぶ明朝体人間は必読か、MdN編集部編集による2018年10月6日に発売された「月刊MdN」2018年11月号では、2018年11月号では、「明朝体を味わう。明朝体ソムリエになりたい」と題して、明朝体の成り立ちや味わいを解説する特集が掲載されている。

また特集として連動した特別付録「明朝体テイスティングリスト」の小冊子が付いてくる。 

ワインのラベルを見て、品種や産地を手がかりにその一本のことをいろいろと想像し、最後に自分の舌で楽しむ。そんなワインのテイスティングのように明朝体を味わえたら、読書をしたりグラフィックを見る喜びが、より大きくなるはず。タイプフェイスデザイナー、書体研究家、グラフィックデザイナー、文筆家、フォントベンダーの関係者など計15人の識者の言葉を手がかりに、「名品」と言える27種類の明朝体の成り立ち、そして味わいが解説される。

明朝体ソムリエとして味わえる明朝体は「築地体前期五号」「築地体初号」「築地体後期五号」「秀英明朝」「秀英初号明朝」「精興社書体」「石井中明朝体(MM-OKL)」「イワタ明朝体オールド」「モトヤ明朝」「凸版文久明朝」「本明朝」「A1明朝」「本蘭明朝」「リュウミン」「光朝」「ヒラギノ明朝体」「小塚明朝」「丸明オールド」「游明朝体」「筑紫明朝」「筑紫Aオールド明朝」「筑紫アンティーク明朝」「筑紫Q明朝」「筑紫Aヴィンテージ明朝」「筑紫Bヴィンテージ明朝」「TP明朝」「貂明朝」の27書体。

「明朝体を味わう。明朝体ソムリエになりたい」で紹介される明朝体

(誌面登場順)

◆築地体前期五号
歴史が発酵させた味。日本の明朝体はここから始まる

◆築地体初号
当時の面影を色濃く残す古代ワインのような明朝体

◆築地体後期五号
現代明朝体の始祖となるもぎたての果実のような成果

◆秀英明朝
改良を重ねて今がいちばん美味しい伝統の味わい

◆秀英初号明朝
江戸のクラシカルな香りが漂う粋な見出し明朝体

◆精興社書体
門外不出の格調高い一品。美しい謎に包まれた味

◆石井中明朝体(MM-OKL)
天才が手間ひまかけて美味をやさしく抽出した文字

◆イワタ明朝体オールド
文学を目でなめらかに十全に味わえる孤高の明朝体

◆モトヤ明朝
公的な場面で味わいたい、晴れがましさを感じる一品

◆凸版文久明朝
優しい軽みのある味わいでスッキリ爽やかテイスト

◆本明朝
刺激的で硬いテイスト。でもこの刺激、覚えがある?

◆A1明朝
情感あふれる味わい。言葉を選ぶほどの文字の個性

◆本蘭明朝
先進的な思想の明朝体。味わったことのないシャープさ

◆リュウミン
端正で落ち着いた表情。ひんやりとクールなテイスト

◆光朝
過去と未来が書体の中で交錯するハイブリッドな味覚

◆ヒラギノ明朝体
伝統をアップデートした雑味のない研ぎ澄まされた味

◆小塚明朝
機械的なまでに粒が揃った味わい。サイボーグ明朝体

◆丸明オールド
クラシカルでモダン。2つの異なる香りが広がる

◆游明朝体
この上質な味わいが新しい時代のスタンダードに

◆筑紫明朝
精製したばかりの米のように瑞々しく清潔な明朝体

◆筑紫Aオールド明朝
伝統の味わいを再定義、再構築したら新テイストに

◆第2期 筑紫明朝(筑紫アンティーク明朝/筑紫Q明朝/筑紫Aヴィンテージ明朝/筑紫Bヴィンテージ明朝)
伝統? 新創作? 明朝体の問題作といえる新テイスト

◆TP明朝
明朝体本来の情緒感を排したメカニカルなテイスト

◆貂明朝
かわいらしいけど媚びない飄々としたテイストの明朝

紙面に登場する識者

「明朝体を味わう。明朝体ソムリエになりたい」に登場する識者

(誌面登場順)

祖父江慎氏、小宮山博史氏、正木香子氏、橋本和夫氏、伊藤正樹氏、小野克之氏、藤田重信氏、鈴木功氏、新井尚子氏、池田暢氏、小塚昌彦氏、鳥海修氏、草野剛氏、西塚涼子氏、片岡朗氏。

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特別付録「明朝体テイスティングリスト」

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特別付録「明朝体テイスティングリスト」は、特集に連動した書体見本帳。本誌の特集に登場した27の明朝体の書体見本と組み見本、また味わいを紹介する文章が掲載されている。  

 

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月刊MdN 2018年11月号(特集:明朝体を味わう。/付録小冊子 書体見本帳)[雑誌]

月刊MdN 2018年11月号(特集:明朝体を味わう。/付録小冊子 書体見本帳)[雑誌]

 

【特集1】
明朝体を味わう。
明朝体ソムリエになりたい

ワインのラベルを見て、品種や産地を手がかりにその一本のことをいろいろと想像し、
最後に自分の舌で楽しむ。
そんなワインのテイスティングのように明朝体を味わえたら、読書をしたり
グラフィックを見る喜びがより大きくなるはず。
タイプフェイスデザイナー、書体研究家、グラフィックデザイナー、文筆家、
フォントベンダーの関係者など計15人の識者の言葉を手がかりに
「名品」と言える27種類の明朝体の成り立ち、
そして味わいを解説します。


【紹介する明朝体】※誌面登場順
◆築地体前期五号
歴史が発酵させた味。日本の明朝体はここから始まる

◆築地体初号
当時の面影を色濃く残す古代ワインのような明朝体

◆築地体後期五号
現代明朝体の始祖となるもぎたての果実のような成果

◆秀英明朝
改良を重ねて今がいちばん美味しい伝統の味わい

◆秀英初号明朝
江戸のクラシカルな香りが漂う粋な見出し明朝体

◆精興社書体
門外不出の格調高い一品。美しい謎に包まれた味

◆石井中明朝体(MM-OKL)
天才が手間ひまかけて美味をやさしく抽出した文字

◆イワタ明朝体オールド
文学を目でなめらかに十全に味わえる孤高の明朝体

◆モトヤ明朝
公的な場面で味わいたい、晴れがましさを感じる一品

◆凸版文久明朝
優しい軽みのある味わいでスッキリ爽やかテイスト

◆本明朝
刺激的で硬いテイスト。でもこの刺激、覚えがある?

◆A1明朝
情感あふれる味わい。言葉を選ぶほどの文字の個性

◆本蘭明朝
先進的な思想の明朝体。味わったことのないシャープさ

◆リュウミン
端正で落ち着いた表情。ひんやりとクールなテイスト

◆光朝
過去と未来が書体の中で交錯するハイブリッドな味覚

◆ヒラギノ明朝体
伝統をアップデートした雑味のない研ぎ澄まされた味

◆小塚明朝
機械的なまでに粒が揃った味わい。サイボーグ明朝体

◆丸明オールド
クラシカルでモダン。2つの異なる香りが広がる

◆游明朝体
この上質な味わいが新しい時代のスタンダードに

◆筑紫明朝
精製したばかりの米のように瑞々しく清潔な明朝体

◆筑紫Aオールド明朝
伝統の味わいを再定義、再構築したら新テイストに

◆第2期 筑紫明朝(筑紫アンティーク明朝/筑紫Q明朝/筑紫Aヴィンテージ明朝/筑紫Bヴィンテージ明朝)
伝統? 新創作? 明朝体の問題作といえる新テイスト

◆TP明朝
明朝体本来の情緒感を排したメカニカルなテイスト

◆貂明朝
かわいらしいけど媚びない飄々としたテイストの明朝

【登場する識者】※誌面登場順
祖父江 慎/小宮山博史/正木香子/橋本和夫/伊藤正樹/小野克之/藤田重信/鈴木 功/新井尚子/池田 暢/小塚昌彦/鳥海 修/草野 剛/西塚涼子/片岡 朗


■特別付録小冊子 明朝体テイスティングリスト
特集に連動した書体見本帳です。
特集で紹介する27種類の明朝体の書体見本と組み見本を掲載しています。
また書体の味わいを紹介する文章も用意しました。

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絶対フォント感「明朝体編」/「月刊MdN10月号」紹介記事

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月刊MdN 2017年10月号(特集:絶対フォント感を身につける。[明朝体編])
月刊MdN 2017年10月号(特集:絶対フォント感を身につける。[明朝体編])
 

▼絶対フォント感を身につける。「明朝体編」特集内容

〈明朝体の基礎を知る〉の巻
・明朝体の「漢字」は工業製品のような機能美が!
・明朝体の「ひらがな」は漢字に比べて体臭がある! …ほか

 

〈レトロな明朝体を知る〉の巻
・復刻、改刻、インスパイア。レトロ系明朝体は奥深い
・明朝体の歴史的書体が今のフォントに影響を与えている! …ほか

 

〈ベーシックな明朝体を知る〉の巻
・ベーシックな明朝体はどこをとってもバランスがいい!
・実際に組まれたベーシックな明朝体で書体を当てていく …ほか

 

〈アップデートされた明朝体を知る〉の巻
・明朝体、時代の要請でいまだ進化の途中
・太さのバリエーションがグラデーションのようにある明朝体 …ほか

 

〈明朝体を比べて考察する〉の巻
・ひらがなだけを見て書体を言い当てられるのか
・漢字だけを見て書体を言い当てられるのか …ほか

 

【クイズ】
日本のフォントを解明!
世界を旅する! フォント観光大使

 

【Column】
明朝体の歴史のはじまり。――誰がつくったのか、どう発展したのか
講師:小宮山博史

 

◆付録小冊子◆
176ページ、668書体を掲載した「絶対フォント感を身につけるためのフォント見本帳 2017」。付録としては2015年版や2016年版にも付いてきたが今回も2017年版として同梱されている。

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月刊MdN 2015年 7月号(特集:絶対フォント感を身につける/付録小冊子 フォント見本帳)[雑誌]
月刊MdN 2015年 7月号(特集:絶対フォント感を身につける/付録小冊子 フォント見本帳)[雑誌]
 

LESSON 01 そもそも「フォント」ってなに?
LESSON 02 ひとつの書体だけど8つの書体?/03 フォントは誰かが時間をかけて作っている
LESSON 04 明朝体って単なる筆文字? 違います!
LESSON 05 明朝体にもいろんな「味」がある/06 アップデートされた新時代の明朝体
LESSON 07 ゴシック体は文字の骨組みがまるはだか!
LESSON 08 ゴシック体は2つの方向性に進化!/09 丸ゴシック体はゴシック体の妹分
LESSON 10 楷書体は明朝体のお兄さん?/11 伝統書体系はそのカタチに歴史あり
LESSON 12 デザイン書体は造形が本当に自由!/13 カッチリ系のデザイン書体も!
LESSON 14 文字の「明るさ」で書体を見抜く/15 文字の「部品」で書体の特徴をつかむ
LESSON 16 文字の「リズム」で書体の雰囲気を感じる/17 書体判別の決め手はひらがな?
LESSON 18 明朝体を組んだ状態で比較しよう
LESSON 19 ゴシック体を組んだ状態で比較しよう
LESSON 20 本文組み用の書体を見比べる
LESSON 21 昔ながらの活字復刻が今のトレンド!
LESSON 22 細身のゴシック、違いがわかる?
LESSON 23 2つの書体が混ざってる?/24 文字は加工されたりします!
LESSON 25 よく見る書体1―ラグランパンチ/26 よく見る書体2―丸明オールド
LESSON 27 よく見る書体3―A1明朝/28 よく見る書体4―筑紫明朝
日常での文字との出会い
絶対フォント感がこれで身につく 書体カテゴリから引くフォント見本帳の使い方!
ひらがなの形で辿る明朝体の系譜まるわかり!
全12問で腕試し!このフォントって、なに?
スマートフォンで絶対フォント感を鍛える?フォント当てゲームに挑戦!
書体研究家 小宮山博史×Webアプリ「フォント検定」
アイドル 伊藤万理華[乃木坂46]×スマートフォンアプリ「絶対フォント感」
クリエイティブチーム CEKAI×スマートフォンアプリ「絶対フォント感」
デザイナー 川名 潤[prigraphics]×Webアプリ「フォント検定」
タイプデザイナー 鈴木 功に聞くフォント制作の裏側
「絶対フォント感」を身につけるための参考書

 

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月刊MdN 2016年11月号(特集:絶対フォント感を身につける。2)
月刊MdN 2016年11月号(特集:絶対フォント感を身につける。2)
 

絶対フォント感を身につける、26のレッスン
〈基礎知識編〉
「絶対フォント感」の定義って?
書体には「家族」がいる、とはどういうこと?
フォントにはそれぞれルーツがある
明朝体は、筆と彫刻の総合芸術!
さまざまな明朝体の「味わい」を感じる
新たな風を感じるアップデート系明朝体
ゴシック体は、とにかくシンプル!
ベーシックとアップデート、ゴシック体の2つの分岐 ...ほか

〈実践編〉
書体の特徴はディテールに表れる
文字の「明るさ」はふところの広さ?
ひらがなの形が見分ける最大のヒント?
反ってる? まっすぐ? ゴシック体の梁(はり)に注目
「丸み」を観察して丸ゴシックを見分ける
文字の「余白」と「リズム」で雰囲気の違いを感じる
明朝体の長文を眺めて絶対フォント感を発動させよう!
ゴシック体の長文を見て絶対フォント感を働かせる!

〈深読み編〉
文字が加工されて、書体を見抜きにくい場合も!
一つの文章の中で漢字とかなの書体が違う?
普通の明朝体となにか違う? 新聞明朝のヒミツ
生まれながらに長体。コンデンス書体
どう使うかが試される? 極太・極細フォントブーム到来!
現代にチューンナップされる、新思想の明朝・ゴシック体

―フォントを読む! ―
書体史研究家・小宮山博史インタビュー
『文字の食卓』著者、正木香子の綴るエッセイ

―フォントを観る! ―
鉄道と文字が好きな人のためのWebマガジン〈もじ急行〉PRESENTS
「もじ鉄のススメ! 」&「えきもじ探訪 京浜急行電鉄編」

フォントベンダー紹介記事

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