ぼくは0てん
「リトゥンアフターワーズ」のデザイナー・山縣良和氏による絵本「ぼくは0てん」が朝日出版社より2019年12月5日に発売された。
落ちこぼれの「ぼく」にだって、そとの世界は、きっとある。そもそも「点数」って、なんだろう? いつも「0 てん」ばかりとって、いじめられていた「ぼく」は、いいてんをとって認めてもらおうと必死にもがくけど…。
「ぼくは0てん」は、世界も注目するブランド「リトゥンアフターワーズ」のファッションデザイナーである山縣良和氏が、故郷の鳥取へと帰る深夜バスの中でふと思いついた物語。勉強もできず自信の持てなかった子供時代を過ごし、やがてイギリスへと飛び立っていった自身の半生に重ねる。
0てん、12てん、36てん、59てん、78てん、85てん、100てん、「点数」「クズ」「ゆうめい」といった“レッテル貼り” “他人の評価” から自由になって、自分の得意なことを見つけ出していくストーリーを、愛らしい「てんすう」たちのキャラクターで描いた。
山縣良和Profile●1980年、鳥取県生まれ。ファッションデザイナー。高校を卒業後、大阪の専門学校に通うも中退。その後、渡英。2005年にセントラル・セント・マーチンズ美術大学を卒業。在学中に世界的ファッションデザイナーのジョン・ガリアーノのもとでデザインアシスタントを務める。2007年、自身のブランド「リトゥンアフターワーズ」を立ち上げ、ファッションを通して様々な表現を試みている。ファッション表現の学びの場「ここのがっこう」を主宰し、活躍するデザイナーを数多く輩出。著書に『ファッションは魔法』(坂部三樹郎との共著。朝日出版社)。
学校教材としても使える「ぼくは◯てん」「わたしは◯てん」の自分だけのオリジナルストーリーが作れる特設サイトがオープン!
「ぼくは0てん」は著者・山縣良和氏の考えたひとつのストーリーにすぎない。本来、みんなひとりひとりに、それぞれの「ぼくは◯てん」「わたしは◯てん」のストーリーがあるはず。刊行にあたり、読者が自分オリジナルの「ぼくは◯てん」「わたしは◯てん」を、自分自身でつくることができるツールを特設サイトで公開した。
なお、こちらのツールは教材として、ワークショップや授業内など、様々な教育現場にて活用できる。
▼作り方
サイトから「○てんくん」の素材をダウンロードし、じぶんの「◯てんくん」「◯てんさん」のキャラクターの物語をつくってみよう。
「◯てん」は何点でも、点数でなくてもかまわない。完成したら、サイト上の投稿フォームにオリジナルストーリーをアップロード。面白いものは新しい作例として、このサイトで紹介される場合もある。
「点数」って絶対的な基準なのかな?
テスト以外のやり方で評価できないのかな?
他人と自分との評価のはざまで悩む、すべての子供と大人たちへ
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落ちこぼれの「ぼく」にだって
そとの世界は、きっとある。
そもそも「点数」って、なんだろう?
ぼくも0てんをもらったことがあって、
そのときから0がすきになった。
ーー谷川俊太郎
いつも「0てん」ばかりとって、いじめられていた「ぼく」は、
いいてんをとって認めてもらおうと必死にもがくけれど……
世界も注目するブランド「リトゥンアフターワーズ」の
ファッションデザイナー・山縣良和が、
故郷の鳥取へと帰る深夜バスの中でふと思いついた物語。
勉強もできず自信の持てなかった子供時代を過ごし、
やがてイギリスへと飛び立っていった自身の半生に重ねる。
0てん、12てん、36てん、59てん、78てん、85てん、100てん……
「点数」「クズ」「ゆうめい」といった
“レッテル貼り"“他人の評価"から自由になって、
自分の得意なことを見つけ出していくストーリーを、
愛らしい「てんすう」たちのキャラクターで描く。
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