株式会社フラッシュバックジャパンは、MacとWindowsの両OSに対応するハイブリッド版のフォント製品「FLASHBACK FONT OCR-B OpenType/TrueType」を2017年10月11日から販売を開始した。
FLASHBACK FONT OCR-B
FLASHBACK FONT OCR-Bは日本工業規格(JIS規格)である「JIS X 9001 光学式文字認識のための字形(英数字)」に準拠するOCR-Bフォントで開発元は、エヌアイシィ株式会社(旧株式会社ニィス)。
OCRはOptical Character Recognitionを略した言葉で光学文字認識を意味しており、OCRフォントとは、OCR装置で読み取り可能なOCR文字が生成でき、バーコードなどに使用されているフォントを意味する。
FLASHBACK FONT OCR-Bは、OpenType形式とTrueType形式の2種類を収録しており、パッケージ版とダウンロード版で販売され、参考価格は11,880円(税込価格)となっている。
JANコードやITFコードといった商品識別番号のバーコード用フォントとして活用でき、日本図書コード(ISBN+分類コード+本体価格)や日本郵政の払込取扱票 / 郵便番号などでも規定または推奨される字体で、商業印刷にそのまま使用できる。¥の表示にも対応しているが、あくまでもフォントでありバーコード生成はできない。
バーコードの作成については、同社から発売されているIllustratorプラグイン「バーコードROBO4」との併用などが推奨される。
FLASHBACK FONT OCR-B OpenType/TrueType と Illustrator プラグイン「バーコードROBO4」と併用することによって、JANコード(共通商品コード用バーコードシンボル/JIS-X0507 旧 JIS-X0501) や、書籍JAN,ISBN分類価格コード、ITFコード(物流商品コード用バーコードシンボル/JIS-X0505、JIS-X0502) など、各バーコードの規格に準じた商業用印刷対応のバーコードを作成することができる。
ちなみに現行製品「FLASHBACK FONT OCR-B OpenType/TrueType」は、無償アップグレード対象になっている。
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