これをせずにはいられない! 動物たちの悲しき習性図鑑
学研ホールディングスのグループ会社である学研プラスは、2020年6月4日(木)に、今泉忠明氏監修の最新刊で、こざきゆう氏著書、ヨツモトユキ氏が絵を担当した、火にダイブするガ、うんちを投げるゴリラ、毎日涙するウミガメなど謎すぎる生態に突っ込まずにはいられない動物たちの驚きの習性を集めた読み物図鑑「これをせずにはいられない! 動物たちの悲しき習性図鑑」を発売した。
生き物には、どうしてもせずにはいられない習性がある! 生き残りをかけた「超無意味?」なエピソード集「これをせずにはいられない! 動物たちの悲しき習性図鑑」
・ドングリをうめずにはいられない シマリス
・火に飛び込まずにはいられない ヒトリガ
・好きな異性にはうんちを投げずにはいられない ゴリラ
・興奮するとダンスせずにはいられない フェレット etc.
動物たちの本能行動をのぞいてみると、思わず「何でそんなことするの?」と突っ込みたくなるものばかり。でもホントに無意味? 無目的?監修は、「ざんねんないきもの事典」をはじめ数々のベストセラーを手がける今泉忠明氏。「これをせずにはいられない! 動物たちの悲しき習性図鑑」は、動物観察の達人に学ぶ、“とんでも行動”に隠された深いワケを大公開した一冊。
生き物のことをよく知りたければ、まずは習性観察から。どうしてそんな習性が生まれたのか、「なぜ?」を想像しながら読んでみよう。
ハシビロコウのおっかないさが:「たまごに水をかけずにはいられない!」
“何時間も動かない鳥”として有名なハシビロコウ。子育てシーズンになると、くちばしで水をくみ、たまごやひなにかけずにはいられなくなる。野生のハシビロコウの生息地はアフリカ中東部など。水をかけるのは、気温が高い地域にいるので、熱くなりすぎないように冷やすため。親の愛ゆえ。
ヤブイヌのいそがしいさが:「逆立ちしておしっこせずにはいられない」
イヌがマーキングのために柱におしっこするのはよく知られていますが、ヤブイヌのめすのおしっこの仕方はさらに特徴的。両あしを上げ、逆立ちでせずにはいられない。これは、少しでも高い位置にすることで、よりにおいを遠くに飛ばすため。手足の短さゆえに、自己アピールも体力勝負!
ウミガメのやさしいさが:「毎日泣かずにはいられない!」
ウミガメが泣くのは、たまごを産むときだけじゃない! 実は私たちが知らないだけで、毎日海の中でも涙を流している。これは、体の中の塩分濃度を調節するため。食べ物と一緒に海水も飲み込むので、目から液体とともに余分な塩分を出しているのです。人間にもそんな機能があったら…!
ウマのハッピーなさが:「変なにおいをかぐと笑わずにはいられない!」
おすのウマは、恋愛をする時期になると、上くちびるをまくりあげてニタ~ッと笑う。これは、めすのにおいをより多くかぎとって、恋愛できるかどうかを探るため。鼻腔と上あごの間にある器官を空気にさらすことで、特別なにおいをかぎとることができるのです。気になるめすを見て、いやらしい笑みをうかべている…とは思わないでほしい。
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