ときめく雲図鑑
インプレスグループで山岳・自然分野のメディア事業を手がける山と溪谷社は2020年8月3日に気象予報士であり、気象キャスターである菊池真以氏著書による、雲の名前がわかるようになる一冊「ときめく雲図鑑」を発売した。
通勤通学中、散歩中、ちょっと遠出したとき。空を見上げて、ふしぎな雲、きれいな雲、あやしい雲などを見つけたことはないだろうか。実は、空に浮かんでいる全ての雲には名前がある。「ときめく雲図鑑」は、いつでも頭の上に浮かんでいる、人にとって最も身近な自然の雲の名前を知るための本で、気象予報士の菊池真以さんが長年撮り溜めた、さまざまな色合いの空に浮かぶ時に可愛らしく、時に力強い雲の写真とともに、全59種の雲や空の現象を易しい解説で紹介している。
1章 雲の記憶
雲の正体って? 正岡子規は雲マニア? 雲を発見した人々など、雲に関わる様々なエピソードを紹介。
2章 雲の世界へ(図鑑)
雲を分類する上で最も重要な10種「きほんの10種」ほか、きほんの10種から細分化される雲たちを「かわいい」「きれい」「ふしぎ」「めずらしい」などのカテゴリーで分け、初心者でもわかりやすく雲たちを紹介。また雲だけではなく、光と雲がコラボレーションしてできる美しい現象も多数紹介した。
3章 季節と雲
雲は季節によって、見られる姿が異なることがある。四季の雲を紹介。
4章 雲を楽しむ
雲の撮影のコツ、飛行機から雲を探す、空の色の辞典など、雲を楽しむための様々な方法を紹介。
梅雨が明けて夏本番を迎えた今、空にさまざまな形の雲が浮かんでいるのを見かけることがあるかと思う。そんな時、本書が雲の名前を教えてくれるような、散歩のお供にピッタリの本となりました。見上げれば必ず目にする雲たちの名前を知ることで、毎日が少しだけ楽しくなるはず。
菊池真以Profile●気象予報士。気象キャスター。大学在学中に気象予報士の資格を取得。学生時代より気象予報士として活動。2015年4月から2018年3月まで『NHKニュース7』の気象キャスターを務めた。気象関連の講演会など多数開催。空の撮影も趣味の域を超えて行っており、2016年個展「空の写真展IRODORI」 2017年グループ展「めぐる季節 -toki-」を開催。
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