きょうりゅうたちのあしもとで
誠文堂新光社は、2024年7月5日(金)に、木村由莉氏(国立科学博物館)監修でツク之助氏著書による、恐竜じゃない方が主役のまったくあたらしい恐竜絵本で人気サイエンスイラストレーターによる新作絵本「きょうりゅうたちのあしもとで」を発売した。
恐竜が主役の絵本は数多くあるが、恐竜と同じ時代に生きた「恐竜以外のいきもの」が描かれることはほとんどなかった。
この絵本は、SNSを中心に人気のサイエンスイラストレーター・ツク之助氏と、気鋭の哺乳類化石研究者・木村由莉氏(国立科学博物館)がタッグを組んで制作。
かわいいイラストの中にも科学的な知見が詰め込まれており、こどもたちに何度でも新たな発見を与えてくれることだろう。
ツク之助Profile●サイエンスイラストレーター。イラストを担当した書籍に『ディノペディア Dinopedia』(誠文堂新光社)など多数、絵本作品に『とかげくんのしっぽ』『フトアゴちゃんのパーティー』(ともにイースト・プレス)がある。爬虫類カプセルトイ(バンダイ)の商品デザインを手がける。
木村由莉Profile●国立科学博物館地学研究部 研究主幹。専門は哺乳類化石。著書に『もがいて、もがいて、古生物学者!!』(ブックマン社)、『恐竜がもっと好きになる化石の話』(岩波書店)、監修・翻訳書に『化石のよぶ声がきこえる』(くもん出版)など。
「きょうりゅうたちのあしもとで」あらすじ
シッポネズミの家族と一緒に恐竜の森を大冒険! トリケラトプスの頭によじ登ってあそんだり、エドモントサウルスの背中に乗って川をわたったり、ティラノサウルスにちょっかいを出して……。
親子で楽しめる、まったくあたらしい恐竜絵本。
「きょうりゅうたちのあしもとで」担当編集より
この物語の主役は、白亜紀後期に生きた恐竜「じゃない方」です。大型生物の足元で小さな一家が走りまわっていたことを想像すると、なんだか楽しくなってきませんか。やんちゃで、陽気で、たくましい、シッポネズミたちの生命力を存分に感じてください。
「きょうりゅうたちのあしもとで」対象
未就学児~小学校低学年(読み聞かせるなら3歳から、自分で読むなら何歳でも)
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