mojiru【もじをもじる】

「mojiru」はこのブログ名。「もじる」は著名な言い回しに似せて表現すること。ブログでは、本・映画・グルメなどのヒット商品や気になったトレンドを文字をもじったりもじらなかったしながら、フォントを使ったり使わなかったりしながら取り上げていく。更新頻度は1日1回が基本です。[もじる使用例]1.吾輩は下戸である。お酒は飲めない。2.太閤がまずしかったから。3.棋士の一二三に惨敗。

読むだけで一日の深みが増す禅のサプリメント本『禅的生活365日』

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禅的生活365日: 一日一字で活溌に生きる

禅的生活365日

誠文堂新光社は、2025年3月11日(火)に、玄侑宗久氏著書による、読むだけで一日の深みが増す禅のサプリメント本『禅的生活365日』を発売した。

 

 


誰でも知っている漢字一文字の、滋味深い意味。
読むだけで一日の深みが増す禅のサプリメント。

「一期一会」「本来無一物」など、熟語形が多い禅語が、じつは漢字一文字でも禅的な風味を読み取ることは可能。

生、老、空、安、我、色、心、柱など、その文字の背景や仏教的意味を知ると、何気なく使っている文字にも意味深い味わいが生まれ、日々の暮らしを豊かにしてくれる。


たとえば「苦」。

【解説】

人間は、甘(かん)・酸(さん)・辛(しん)・苦(く)の順に味を覚え、逆の順番で忘れていくらしい。

つまり「苦み」を旨いと思えたら一人前、しかし老化と共に「苦み」や「辛み」が楽しめなくなり、最後まで旨いのが「甘み」。

ビールを呷(あお)り、タラの芽や蕗の薹の天麩羅が旨いと思える私はまだ若いのか。

いや、問題は心の甘酸辛苦である。辛く苦しいことも味わい楽しめるのが大人。「苦」とは元々「にがな」という草のことだ。

本書では、芥川賞作家であり禅僧でもある玄侑宗久氏が、「毎日の一文字」365字を選定した。

その文字に込められた禅的・仏教的なものの考え方や見方などを、遊び心満載の文で解説。俳句もたくさん登場する。

 

書:菅沼雄風氏

書:菅沼雄風氏

書:菅沼雄風氏



玄侑宗久Profile●臨済宗福聚寺住職。花園大学仏教学科および新潟薬科大学応用生命科学部客員教授。2001 年「中陰の花」で芥川賞、09年妙心寺派宗門文化章、12年仏教伝道文化賞沼田奨励賞、14年「光の山」で芸術選奨文部科学大臣賞受賞。東日本大震災後は政府の復興構想会議委員、被災地青少年支援のための「たまきはる福島基金」理事長を務めた。主な著書に『アミターバ 無量光明』(新潮社)、『現代語訳 般若心経』(ちくま新書)、『やがて死ぬけしき』(ケイオス出版)などがある。

genyu-sokyu.com


『禅的生活365日』本文見出し抜粋

1月1日「一」:一から習い、もとの「一」にかえる

2月3日「鬼」:無邪気な鬼が最も怖い

3月17日「入」:彼岸は別世界への入口

4月14日:「耕」:耕しつづけるのが人生か

5月7日:「藤」:年に一度の贖罪(しょくざ い)

6月17日「栁」:「柳に風」で涼やかに

7月12日「蓮」:恋の花から仏教の花へ

8月14日「棚」:盆棚はあの世への架け橋

9月16日「老」:老熟を讃える

10月24日「淋」:我もさびしき秋の暮れ

11月5日「息」:息は身心の出入り口

12月27日「鹿」:年ごとに分岐が増える角

 

 

 

 

 

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